福島遠征第1弾:磐梯山。風光明媚な、そして荒々しい裏磐梯


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 937m
- 下り
- 930m
コースタイム
天候 | 晴れ→ガス→小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◇裏磐梯スキー場〜中ノ湯跡 ゲレンデの緩やかな登りのあと、沼を眺められる樹林帯。中ノ湯跡手前が勾配大。 ◇中ノ湯跡〜弘法清水 尾根道。あまり厳しくはないと思います。 ◇弘法清水〜頂上 岩ゴロゴロのやや急勾配。狭いのですれ違い注意。 ◇弘法清水〜天狗岩〜ガレ場ルート 弘法清水からの下りがガレた急斜面でやや危険あり。天狗岩周辺はガレている上、横風を強く受けるので崩壊部に落ちないよう注意が必要です。櫛ヶ峰との鞍部からの下り斜面はステップの全くない滑り台です。手すり代わりに打ち込まれたU字の鉄棒を支えにして慎重に下りないと滑落必至です。 |
その他周辺情報 | 裏磐梯高原付近には五色沼の探索路あり。 |
写真
感想
盆休みを利用して遠出をしようとまたしても一人旅。今回は福島の名峰をハシゴするという無謀な計画。1日1座、3つの山に登ってみようということで出発。
東北地方にかけて停滞前線が横断している中でしたが、たとえ降っても大荒れにはならない天気図。景色は期待しない程度の心持で出発。
真夜中の2時半過ぎに神奈川の自宅を出て5時間。裏磐梯スキー場に到着してみると予想に反して青空が覗いていました。これは初日からツイてるぞと意気揚々と登り始めたものの、あっというまに汗だくになって一休み。緩やかなゲレンデとはいえペースを考えないで登ればそりゃオーバーヒートしますね。
ゲレンデを登りきると銅沼の分岐指導標。今回は右へ進んで中ノ湯跡を目指します。途中、銅沼を挟んでの磐梯山を望んだり桧原湖を見下ろしたりと、こちらはなかなか見所の多いルート。登山者の8割は八方台(高低差がなく、距離が短い)から登るらしいですが、裏磐梯ルートの方がいろいろ見られてイイような気がします。登り途中には誰とも会わなかったのですよね。
中ノ湯跡から弘法清水まで無心で登り、小屋前の広場で一休み。見れば八方台から登ってきたらしき登山者でいっぱいです。櫛ヶ峰の崩れた面が目の前にあり、その向こうに山々がシルエットに広がっているという絶景。
弘法清水から尾根を登って山頂へ。山頂は岩を積み上げたような尖った形をしており、頂点には祠があるのみ。登頂の記念撮影はもっぱら少し下がったところにある看板の前でされることが多かったですね。山頂からは吾妻山や飯豊山が見え、またどれがどれやら分かりませんでしたが山々が広がっていました。見下ろせる猪苗代湖は実に大きく、対岸はもやに霞んで確認できないほど。雲が多い日でしたが、雲海のように眼下に広がった光景はまっさらな青空とはまた違った感動です。
山頂にも人が増え、そろそろ下るかと弘法清水に向かうと下からたくさんの子供の行列。ボーイスカウトの野外活動のようです。登りにへばって「もう下りるー」と泣き言を言う男の子もいるくらいで、子供の脚には辛そうでした。
弘法清水からは噴気口ルートを下ります。山と高原地図では点線(難路)で示されたコースは思った以上に荒涼とした雰囲気。緑豊かな面とは違ってこんな荒々しい側面もあるんだと歩きながらため息。風で飛ばされそうなガスった尾根を過ぎ、滑り台を下りるかのように歩きにくい下山路を通ると、崩落で岩ばかりになり植生のなくなった広場が現れます。看板に注意しながらルートを見つけ裏磐梯方面へ。ゲレンデ上部で往路で通った道と合流して登山口まで戻り、今日の山行は終了。
後は五色沼の探勝路を辿ったりして観光客にまじって過ごしました。翌日は吾妻連峰の最高峰・西吾妻山に向かいます。
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