北国街道 古間駅〜関川〜妙高高原駅

2022年11月28日(月) [日帰り]

• GPS: 04:42
• 距離: 17.7km
• 登り: 191m
• 下り: 301m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:07
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:42

8:19 古間駅
9:28 9:31 小林一茶旧宅
9:53 10:14 一茶記念館
11:16 11:17 ナウマン象親子の像
12:06 12:12 関川の関所
12:31 12:35 大杉
13:01 妙高高原駅

天候

曇り後快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

自宅から長野駅までバス利用
往路
長野駅発07:44→古間駅着08:16　580円
復路
妙高高原駅14:05→長野駅着14:51　850円

コース状況／危険箇所等

古間駅から国道18号線に近道をしようと廃道に入り込み
藪漕ぎしていますが、それ以外は舗装車道
危険箇所はありません

写真

11/28 8:17

薬師岳としなの鉄道

11/28 8:25

今回は薬師岳に見送られてスタート。妙高高原駅まで随分遠く感じます(:_;)

11/28 8:35

雲海上の黒姫

11/28 8:43

一層険しさを強調する雪の張り付いた妙高

11/28 8:51

国道18号線を離れ、小古間に向かいます

11/28 8:51

標識あり、一歩国道を離れると、たまに軽トラと出会うくらいの細い農道という感じ

11/28 8:56

黒姫
次第に空が明るくなってきました。左奥の真っ白な峰は高妻か？

11/28 8:58

田園越しに妙高が眺められ、昔の街道の景色をそのまま残しているように思います

11/28 8:58

案内板付きの標識

11/28 9:04

ゆったりと構える黒姫に見飽きません

11/28 9:07

古間一里塚跡

11/28 9:10

古間宿

11/28 9:14

古間宿本陣跡

11/28 9:19

しなの鉄道の踏切を渡るべきを、うっかり広い道を進み、アプリに警告されて引き返しました(^^ゞ

11/28 9:19

しなの鉄道と黒姫
妙高高原駅から電車に乗り、車窓から眺める帰りの景色が楽しみ♪

11/28 9:26

諏訪神社

11/28 9:28

小林一茶旧宅
随分久しぶりに訪れました。「これがまあ終の栖か雪五尺」という句を必ず思い浮かべてしまいますが、今年ももうそんな季節が近づきました。

11/28 9:28

旧宅の見取り図

11/28 9:29

いろりの右に六畳と思われる畳の間だけ。極狭い、侘しい仮住まいだったことでしょう

11/28 9:35

柏原宿本陣跡

11/28 9:42

中村家の案内板

11/28 9:42

鍛冶屋の跡が残されています

11/28 9:44

旧中村家の外観

11/28 9:47

民家の玄関脇にも句碑があるのも柏原らしいですね！

11/28 9:50

童謡「村の鍛冶屋」の歌碑

11/28 9:53

一茶記念館

11/28 9:54

玄関前から大きく黒姫が見えます。一茶は幼少期、どんな思いでこの山を眺めていたのでしょう。

11/28 9:55

開館していたので、寄ってみることにしました。入館料500円ですが、展示資料が豊富、展示方法も最近の流行が取り入れられていて、大人から子供まで楽しめそうです。

11/28 10:13

時間が気になり、ゆっくり見られず残念。また来ますね！

11/28 10:20

遥かに戸隠高原

11/28 10:28

関所迄まだ6kmもあるのですか(:_;)

11/28 11:04

神奈山

11/28 11:06

妙高山、神奈山

11/28 11:09

伝九朗神社

11/28 11:09

あまとみトレイルでは、「六月」集落からこの神社に合流。ご縁があり、再会が嬉しく感じられます。

11/28 11:16

黒姫山を従えるように闊歩する親子ナウマンゾウの写真は是非とも撮りたくて、つい寄り道！

11/28 11:16

何度来ても広大な景色に感動する場所

11/28 11:27

今では野尻トンネルで抜けてしまう旧道は妙高の絶景ポイント

11/28 11:28

もちろん黒姫も

11/28 11:30

野尻トンネル

11/28 11:31

霊仙寺山

11/28 11:35

県境間近

11/28 11:43

関川への下り
新潟県側から歩くと車道でも結構しんどい坂になると思うとこの方向の歩きで正解♪

11/28 11:44

妙高がますます迫ってきました

11/28 11:45

現在の国道18号線と別れ、旧道に入ります

11/28 11:50

懐かしいスノーシェッド

11/28 11:51

スノーシェッドの上を現在の国道が高架橋で走っています

11/28 11:54

スノーシェッドを抜けていたのは、いつ頃までだったのか、思い出せない昔になってしまいました。もちろん工事中とはいえ、通行できるため、時折、車が走っています。そんな思いに浸りながら初めて徒歩で歩く旧国道に感慨深いものがあります。

11/28 11:56

妙高と現在の国道

11/28 11:57

アップで！

11/28 11:58

神奈山
きつい登りの山でした。時折、また機会があれば登ってみたいと思うのですが、あの辛さを思い出すと多分もう無理かもしれません。

11/28 12:02

国道18号線高架橋

11/28 12:05

しなの鉄道

11/28 12:05

この橋を渡る前に関川の関所に寄ります

11/28 12:06

関所跡の駐車場には車の影なし

11/28 12:06

太鼓橋
ここから江戸時代にタイムスリップ！

11/28 12:07

レトロな橋
郷愁を感じる人もだんだん少なくなっていくのでしょう

11/28 12:07

関川下流

11/28 12:08

明治天皇北陸巡幸経路

11/28 12:09

お取り調べを受けずに、引き返します(^^ゞ

11/28 12:10

お取り調べを受ける緊張の一瞬を考えると、なんと今は自由な時代になったことでしょう

11/28 12:12

レトロな橋の袂に帰還。通り抜けてしまうのがもったいなく感じます。

11/28 12:13

国道の高架橋の奥に高速の高架橋

11/28 12:17

浄善寺　
見真大師旅泊之跡
あまとみトレイルでは、いもり池からこのお寺の左脇を通過し、関所へと至りました

11/28 12:31

天神社と大杉

11/28 12:32

あまりにも暑くなり、休憩

11/28 12:35

大杉と妙高山
木立の日影が涼しく感じる程の気温に、びっくり！

11/28 12:42

ゴール間近
大快晴の妙高山も見納め

11/28 12:50

神明神社

11/28 12:52

今日はこの交差点がゴール。この先はいつになるやら、天気次第！

11/28 12:55

妙高高原駅まで緩やかな真っすぐな下り坂

11/28 13:01

妙高高原駅に到着です

11/28 13:04

予定より一時間近く早く着き、駅のすぐそばに食堂があったので、お昼を頂くことにしました。

11/28 13:12

豚骨ラーメン(^.^)

11/28 13:46

この電車に乗ります。既に待機していました。

11/28 13:48

駅のホームから斑尾山方面。のんびり車窓からの景色を楽しみながら帰ります♪

感想

kyom4

北国街道の今回は古間駅から薬師岳に見送られてスタート。
歩き始めは、妙高高原駅までを随分遠く感じました。

古間宿を過ぎ、柏原宿に入ると、道脇に小林一茶旧宅があります。
随分久しぶりに訪れ、「これがまあ終の栖か雪五尺」という句を
また思い浮かべ、今年ももうそんな季節が近づいたと実感。
いろりの右に六畳と思われる畳の間だけの極狭い土蔵は、
さぞ侘しい仮住まいだったかと思いを馳せるばかりです。

一茶記念館玄関前はちょっと高台で更に大きく黒姫が見えます。
幼少期、どんな思いでこの山を眺めていたのか、知りたくなります。
展示資料が豊富、展示方法も最近の流行が取り入れられていて、
一茶を知る為には、日を改めて出かけて来なければと思いながら、
記念館を後にしました。

あまとみトレイルで「六月」集落から合流した伝九郎神社は、
最近のご縁があり、空も晴れてきて、再会が嬉しく感じられました。
そして、黒姫山を従えるように闊歩する親子ナウマンゾウは、
写真を是非とも撮りたくて、つい寄り道したくなる場所。
現国道18号線脇でもあり、気軽に車で立ち寄れ、お薦めです。

新潟県境に近づく関川への下りは、新潟県側から歩くと
車道でも結構しんどい坂になると思うとこの方向の歩きが快適です。
下る途中で現在の国道18号線と別れ、旧道に入ると
懐かしいスノーシェッドがそのまま存在しています。
スノーシェッドを車で抜けていたのは、いつ頃までだったのか、
もう思い出せない遠い昔になってしまいました。
閉鎖になっていない為、時折、車が走っていますが、
実際に思い出に浸りながら歩く道には感慨深いものがあります。

関川の関所からすぐの浄善寺もあまとみトレイルの思い出の寺。　
いもり池から遊歩道を抜け、この寺の左脇を通過し、
初めて関川の関所を越えたのは10月末日でしたから、
季節はもはや積雪する冬を迎えようとしています。

あまりにも急激に晴れて暑くなり、天神社の大杉の日影で休憩。
木立の日影が涼しく、心地良い昼下がりになりました。
ゴール間近になり、大快晴の妙高山も見納め。
この先はいつになるやら、天気次第では歩けなくなりそうです。
桜の季節を待ち、高田城に到着というのも楽しいかもしれません。