治部坂高原から大川入山【シーズン最初の霧氷を狙って】
- GPS
- 06:41
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 990m
- 下り
- 997m
コースタイム
天候 | 曇り(ガス) 後 晴れ 【気温】登山口:5℃ 大川入山:3℃ 横岳:10℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
治部坂高原スキー場を目指し、今回は治部坂高原観光センターの 向かい側、東屋の有る駐車場を利用。 |
写真
感想
12月に入り本格的な冷え込みが予測される週末。
条件的には霧氷狙いも悪くなさそうなので、笹原に遊ぶ羊を期待して
大川入山へ出掛ける。
尾根に剥き出しの根っこを踏んでしばらく登り、尾根下に絡んだ
登りに変わると大川入山を梢越に望めるようになるが、低い雲に隠れて
南東に流れる尾根の様子さえはっきりしない。
横岳から続く稜線に入っても低い雲に覆われて、展望を期待できる
感じではなかった。
しかし雲のおかげで霧氷のできる条件が揃ったのか、所々で霧氷の兆しが
見られ「あと1km」看板を上がると、期待通りの景色が見られたが
いかにも視界が悪すぎる。
途切れることなく雲が流れ、断片的に霧氷が眺められるだけだ。
展望も霧氷も楽しめないまま到着した大川入山の山頂を素通りして
北側の鞍部でしばらく粘ってみたが無駄だった。
当初は山頂で食事を予定していたが、その気にならず諦めて下山に
かかると、徐々に明るさが戻り遠望も利くようになってきた。
なんとか霧氷を楽しみながら下山が出来そうだ。すれ違う人に道を譲って
何度も立ち止り、緑と白のコントラストを楽しみながら「あと1km」への下りにかかる頃には、すっかり晴れ間が戻っていた。
空腹を覚え横岳を目指して急いでいると、P1683を過ぎた辺りで左側に
雪嶺がちらつきだした。焦る気持ちを抑えて展望地へ駆け上がると
鋸岳〜白峰三山〜聖岳と続く南アルプスの山並みが聳えていたが、
意外なほど雪が少なかった。
大川入山の山頂を下る段階で半ば諦めていたため、なにか儲け物を
したような妙な気持ちで展望を楽しみ、横岳で食事を終えて尾根下に
絡んだ下りにかかると梢の窓から御嶽や八ヶ岳の姿も望む事が出来た。
結果、展望も霧氷も期待通り楽しむ事が出来、終わりよければ全て良し!
と思える山行だった。
良かったですね、羊の群れる山、白うさぎが飛び跳ねているようで
下山のタイミングで青空が戻り、おかげで霧氷も展望も楽しめました。
もう少し下る時間が早かったら霧氷も見られず、不満の残る山行に
なったでしょうね。
下山時、ドンピシャのタイミングだったのですね
白き羊たちに見送られての下山なんて、素敵です。
南アルプスから、なんと赤岳まで、展望も綺麗です
私は猿投山を歩いていましたが、北は雲に覆われていたので、アルプスは見えなかったです!
自然相手の登山は終わってみるまで、どうなるのか分からないところも、楽しみの一つですね
残念な日に来てしまったなと悔やみながら早々と山頂を下りましたが、
幸い晴れ間が戻り、霧氷も展望も楽しみながら下る事が出来ました。
おかげで霧氷を楽しんだ余韻で展望への欲求が薄れ、甲斐駒や仙丈ヶ岳の
写真を撮り忘れてしまいましたが、南アルプスも八ヶ岳も雪が少なくて
驚きました。
霧氷の生育条件は完璧なのに、当日の青空不足が
残念ですね。南アの冠雪も、以前ご一緒した時より
時期が遅いのに案外白くなくて。
でもアクセスもよく、歩きやすく
他の山にはないものがたくさん見れる
大川入山、自分も機会あれば
行きたく思います。
紅葉狙いを続けている間に季節が一つ進みました。
霧氷を鈴鹿で見るか南信州で見るか迷いましたが、アルプスの展望も
決め手になり出掛けてきましたが、山頂までは不満の残る時間でした。
山頂北側の鞍部で違う景色を期待して粘ったおかげで、下山時には
見たかった景色や展望を楽しむチャンスが出来ました。
治部坂高原からのピストンでも充分楽しめますが、あららぎ高原までの
長い尾根も歩いて見たいと思います。
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