剱岳(早月尾根)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 2,240m
- 下り
- 2,240m
コースタイム
8/23 早月小屋5:30-2600m地点6:46-2800m地点7:39-8:20剱岳山頂8:50-11:00早月小屋11:15-馬場島14:20
天候 | 22日晴れのち雨 23日雨のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂直下のカニのハサミは緊張しますが、鎖とボルトの足場があります |
その他周辺情報 | 馬場島荘は温泉ではありませんが、500円で入浴できます。 |
写真
感想
西穂、ジャン、奥穂縦走に続く今年の夏アルプス第二弾は早月尾根からの剣岳。以前から「試練と憧れ」の早月尾根を日帰りピストンしたいと思っていましたが、今年の春から転勤になり山に行く回数、いや運動する機会が激減し、先月の穂高もヘロヘロだったので、今の体力では日帰りは無理と判断して、早月小屋1泊の行程にしました。早月尾根はさすがに急登で有名なだけあって体力勝負のコースでした。初日は馬場島の駐車場から早月小屋まででしたが、いきなりの急登に汗が噴き出します。晴天の中高度を上げていくと、1500m付近からガスが掛かりだして小屋に着くころには完全にガスに包まれました。小屋に着くなり、カップヌードルとビールを頂きます。部屋は7人分の布団があり、3人パーティと単独の男性と私の5人でゆっくりできました。ガスが晴れたり、大粒の雨が降りだしたり全く安定しない空模様で、翌日の天気が気になります。ほかの方々からは1日停滞との話が出てましたが、私はそんな余裕なく、悪天候なら登頂断念し下山しかありません。陽が暮れるまでに剱や大日が見えたり、富山方面の夜景も見れたので翌日の天候を期待したのですが、夜中は驚くほどの雨と風で何回も眼が覚めました。午前4時に起床しても風雨は収まらず、出発しようとした2人組の方が小屋の親父さんにとめられていました。しかし、夜が明け始め5時頃には雨風に勢いは弱まり始め、親父さんのokが出たので5時半に出発しました。最初はガスで展望はありませんでしたが、30分もすればみるみる天気が回復し、信じられないことに青空が見え始めました。剱山頂に着くころは雲海が望め360度のパノラマえお楽しむことができました。いつまでも居たいような頂でしたが、馬場島まで2000m以上下らなければならないので、後ろ髪引かれながら下山開始です。早月小屋で、コーラを一気飲みし、デポさせてもらった荷物を回収して馬場島を目指します。下りもなかなか気合いの入る道でした。馬場島荘で入浴して翌日の仕事に備え早々に帰路に着きました。前夜の嵐から想像もつかない天候に恵まれたラッキーな山行となりました。
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