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記録ID: 4987167
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ハイキング
甲信越

【S4】観音峠から曲岳恐るべし

2022年12月08日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:54
距離
4.8km
登り
311m
下り
311m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:51
休憩
1:04
合計
2:55
7:35
15
7:50
7:58
22
8:20
8:46
6
8:52
8:56
1
8:57
9:17
28
9:45
9:45
8
9:53
9:53
22
10:15
10:21
9
観音峠大野山林道休憩
天候 快晴なるも気温低めそして強風
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
観音峠の駐車余地を利用(この時期なので誰もいませんでした)
観音峠大野山林道は12月10日から冬期通行止めになるそうです
隣県とは比較にならないほど立派な林道でした。舗装されている上にありとあらゆるところにカーブミラーが設置されており危険回避が容易です。
コース状況/
危険箇所等
急登が続きます。落ち葉で足元は見えません。地面は軽く凍っています。アイゼン等は不要でした。岩場が2ヶ所あります。ロープはついていますが核心部にはありません。ある意味危険です。
甲斐市から林道を北上し
2
甲斐市から林道を北上し
富士山が赤く染まるころ
3
富士山が赤く染まるころ
誰もいない観音峠に到着
1
誰もいない観音峠に到着
寒風が吹きすさむ中
寒風が吹きすさむ中
登山口を出発
気温0度(体感マイナス5度)
1
登山口を出発
気温0度(体感マイナス5度)
最初から急登ですが強風に体温を奪われ
最初から急登ですが強風に体温を奪われ
まだ体も温まらないころ岩場に遭遇
2
まだ体も温まらないころ岩場に遭遇
きわどい斜面を慎重に進み
きわどい斜面を慎重に進み
垂直の岩場で立ち往生するも
(乗越ために適当なステップとホールドが見つからなかった)
2
垂直の岩場で立ち往生するも
(乗越ために適当なステップとホールドが見つからなかった)
なんとかクリアして
(ザックだけリフトアップしてサイドをすり抜け)
1
なんとかクリアして
(ザックだけリフトアップしてサイドをすり抜け)
めまい岩に立つ
眼下の観音峠からまだわずがしか登っていない
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眼下の観音峠からまだわずがしか登っていない
この場所でずいぶん時間を使ってしまったが
この場所でずいぶん時間を使ってしまったが
山頂への道は遠かった
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山頂への道は遠かった
次なる岩峰が出現しここでも立ち往生
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次なる岩峰が出現しここでも立ち往生
いろいろ作戦を練ったが結局
(20分くらいかかった)
いろいろ作戦を練ったが結局
(20分くらいかかった)
北側の雪付急斜面をトラバースすることにし
北側の雪付急斜面をトラバースすることにし
這いつくばうようにして岩峰の先に出合う
1
這いつくばうようにして岩峰の先に出合う
山頂側にはロープが付いているのだが
(下はステップがアイスミックスだったのとホールドが見つからなかった)
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山頂側にはロープが付いているのだが
(下はステップがアイスミックスだったのとホールドが見つからなかった)
恐るべし展望ブリッジ
1
恐るべし展望ブリッジ
などとつぶやきながら最後の急登を登りきると
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などとつぶやきながら最後の急登を登りきると
三角点のある山頂に到着
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三角点のある山頂に到着
360度の展望はなかったものの
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360度の展望はなかったものの
それなりに視界も開け
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それなりに視界も開け
南アの山々が奇麗でした
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南アの山々が奇麗でした
中でも東岳、赤石岳が際立っていました
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中でも東岳、赤石岳が際立っていました
鳳凰三山のオベリスクと裏に控える北岳もいいですね
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鳳凰三山のオベリスクと裏に控える北岳もいいですね
そして瑞牆山もちょっとだけ見えます
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そして瑞牆山もちょっとだけ見えます
山頂を後に八丁峠方面に少し下ると
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山頂を後に八丁峠方面に少し下ると
「展望舞台」と名付けられた場所があり冷え切った体を温めるには最適な場所でした
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「展望舞台」と名付けられた場所があり冷え切った体を温めるには最適な場所でした
眼下の太刀岡山を眺めながら心と体を温めたところで下山です
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眼下の太刀岡山を眺めながら心と体を温めたところで下山です
次に目指すはあの黒富士ですが…
次に目指すはあの黒富士ですが…
ここまででだいぶ時間をかけてしまったので
ここまででだいぶ時間をかけてしまったので
山頂直下の斜面を急降下していると
山頂直下の斜面を急降下していると
こっちにもオベリスクが
こっちにもオベリスクが
そうこれは金峰山ですね
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そうこれは金峰山ですね
八丁峠まではあっという間でしたが
八丁峠まではあっという間でしたが
黒富士への訪問はまた別の機会にし
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黒富士への訪問はまた別の機会にし
沢沿いに北側斜面を下ることにしました
沢沿いに北側斜面を下ることにしました
凍りかけた沢を渡りしばらく進むと
凍りかけた沢を渡りしばらく進むと
黒富士登山口の林道に出合いました
黒富士登山口の林道に出合いました
後は淡々と心で歌をリピートしながら
後は淡々と心で歌をリピートしながら
駐車場まで歩きます
駐車場まで歩きます
先ほど苦戦した曲岳がまた来いよと
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先ほど苦戦した曲岳がまた来いよと
見下ろしているようでした
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見下ろしているようでした
そして今日も無事帰宅することができました
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そして今日も無事帰宅することができました

装備

個人装備
腕時計 携帯電話 現金 健康保険証 計画書 地図 筆記具 GPSロガー デジカメ ヘッドライト 予備バッテリー サングラス ナイフ ライター EMGシート ホイッスル レジ袋 着替え 行動食 テルモス カッパ 上着 帽子 手袋 手ぬぐい メインザック ザックカバー 登山靴 スパッツ トレッキングポール 双眼鏡 無線従事者免許証 携帯トイレ マスク アルコール消毒液 First Aid Kit 無線機
備考 メット、ビレイ用具を持っていけばよかった

感想

今シーズン最終山行として選んだのは山梨県の曲岳です。なぜかというと、一ヶ月ほど前に登った横尾山で同定したこの山が気になっていたからです。形が面白かったので調べてみると曲岳。名前の由来も知りたくなりついついに足を運んでしまいました。登山口からの標高差もあまりなく余裕で登れると思っていましたが、曲岳恐るべし。いろいろなトラップが仕掛けてありました。たぶん無雪期は余裕なんだと思いますが、アイスミックスの岩場でビレイもメットもなく単独で突っ込むのはちょっと無謀と判断し、安全策でいきました。そんな訳で久しぶりにアドレナリンが出まくりのアグレッシブな山行を楽しむことができました。そのおかげか、下山後は幸せホルモンが全身を心地よく駆け巡りました。肝心の由来ですが、わかったような気がします。曲者の山ということですね。
ともあれ、いろいろトラブルもありましたが無事今シーズンを終えることができました。ありがとうございます。

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コメント

遅ればせながら、今年の山納め山行お疲れさまでした。
今年は 念願の北アルプスに足を踏み入れ、sanga1993さんにコメントをたくさんいただき励みになりました。願わくば長塀尾根からの蝶ヶ岳周回や針ノ木岳にもチャレンジしたかったのですが、また来シーズン以降の楽しみにしておきたいと思います。
sangaさんのレコタイトルの【S】の意味するところは解明できませんでしたが(^^)、来年も安全山行ができますよう祈っています。

    北海道に里帰り中 awa3956
2022/12/30 14:40
awa3956さん
あけましておめでとうございます。北海道はいかがでしたか。昨年はたくさんコメントいただきありがとうございました。私も励みになりました。
今年もいろいろ計画されていると思いますが、気を付けて山行を楽しんでください。
【S】はそんなに深い意味はありませんが、自分にとっては足の長いチャレンジです。コツコツと積み重ねていきたいと思います。
では今年もよろしくお願いします。
2023/1/8 7:41
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