甲斐駒ヶ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,106m
- 下り
- 1,103m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
広河原ー北沢峠(750円) 山梨交通 http://yamanashikotsu.co.jp/ 【注意】日帰りで登る場合、北沢峠発の最終便を確認した上で計画を立ててください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●北沢峠〜仙水峠〜駒津峰 危険箇所は特にありません。赤テープを見ながら歩けば、道迷いもないと思います。 ●駒津峰〜甲斐駒ヶ岳 途中で「直登コース」と「巻き道コース」に分かれます。直登コースは序盤が少し危険で、身長が低いと登るのが難しい箇所があります。巻き道コースは登りが緩やかなので、こちらがオススメです。 ●駒津峰〜双児山〜北沢峠 双児山を過ぎれば、下りが続くので楽です。危険箇所もありません。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
装備
備考 | 駒津峰〜甲斐駒山頂の直登コースを素手で登っていたら、手を切りました。やはり岩場ではグローブをした方がいいです。 |
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感想
胸を踊らせながら始まった今回の山行。しかし、それはまさかのハプニングで始まった。
3:00発のバスを待っているのに、40分経っても一向に来る気配がない。さすがにおかしいと思い、隣にいたおじさんに聞いてみた。
すると、今日は4:34発とのこと……、まじか。
後で調べて気づいたのだが、「芦安ルート」の運行再開で、時刻表が変わっていたようだ。事前にチェックすべきだったと反省。
ちょっとした間違いはあったが、北沢峠には予定通りに無事到着。仙水峠を経由して駒津峰に向け登り始める。
このルートは小川あり、樹林帯あり、ガレ場ありとバラエティに富んでいて、歩いていて退屈しない。また、ルートの途中にある仙水小屋では正真正銘「南アルプスの天然水」が飲める。この天然水が本当にうまい!
のどが渇いた私は、キンキンに冷えたその水を飲むと生き返るような心地がした。
出発から2時間ほどで駒津峰に到着。晴れていれば甲斐駒の豪快な山容が見られるのだが、今日はあいにくの曇り。ここでの眺望は諦めて、山頂に向け足を進めた。途中で「直登コース」と「巻き道コース」に分かれるのだが、登りでは前者を選択。しかし、ここで馬鹿なことをしてしまう。
軍手は持ってきていたのだが、バックから出すのが面倒で素手で登っていた。その結果、鋭利な岩場で手を切ってしまった。
然るべき場所で然るべきものを身につけなければ、怪我をするのは当然だと後悔。
これからは、必ずグローブを身につけよう。
山頂についたのは11時少し前。この時はガスで眺望はなかった。1等三角点があるだけに、非常に残念。
山頂には祠があり、開山威力不動明王が祀られている。登ることの厳しさから、修験道の山として信仰の対象となった甲斐駒ヶ岳。祠の前に立つと、荘厳な雰囲気に包まれた。
終始曇りのまま終わるかと思われた今回の山行だったが、下山途中に1度だけ晴れ間が見えた。後ろを振り向くと、そこには見るものを圧倒するような白き山がそびえ立ってた。
このとき、宇野浩二が「山の団十郎」と評した理由がよくわかった。千両役者のごとき風格と威圧感。今まで登ってきた山では体験しなかった感覚に、身震いすら覚えた。
今回、私はひと目でいいからどうしてもこれを見たかった。それが叶い、一人で興奮しながら、北沢峠へと下山した。
色々と反省すべきことのある山行だったが、最後に姿を見せてくれた甲斐駒のおかげで最高の1日になった。
ただ、もう1つ欲を言うなら、誰かと一緒に登って感動を共有したかったなぁ。
fukka1011さんこんにちは!
ずっと同じルートで抜きつ抜かれつ、山頂でカッパをかぶって雷鳥見ては大騒ぎ、バス停でもおばさまと係員さんと迷惑も考えずに大盛り上がりしていたものです。こちらのレコもご覧いただいたようでありがとうございました。
下山途中でもこの一瞬、駒津峰手前でお会いしたような気がします。何度か道を譲っても頂いた記憶があります。その節は失礼しました。
あの一瞬で登ってきた苦労もみんな吹き飛んじゃいますよね!私たちもキャーキャーと大興奮しながらあの瞬間の写真が何十枚も残っていて選別に困りました。(どれも大差なかったので。笑)
広河原へ無事にお戻りになられたようでよかったです。
またどこかの山頂でカッパを見かけましたらぜひぜひお声掛けください!
Fickleさん、こんにちは。
山頂でのカッパの写真を拝見しました。かっこよく撮れていますね。Fickleさんのレコを読んでいると、とても楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
駒津峰付近で数分晴れ間がさした時は、私もこの期を逃すまじと思い、写真を撮りまくりました。
またどこかの山でカッパを見られることを楽しみにしています。
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