斜里岳 旧道コース〜新道コース
- GPS
- 07:30
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,117m
- 下り
- 1,121m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
旧道コースは沢の徒渉多し。スパッツ必携。当日はくるぶし程度でした。 水量の多そうな日には注意が必要です。 |
その他周辺情報 | ▼登山前の温泉 道の駅パパスランドさっつる 大人390円 ・道の駅の前からの斜里岳の眺望がうれしい。 ▼前泊 清岳荘 素泊2,050円 ・冷蔵庫、電子レンジ、電気ポット、ガスコンロあり。水は要煮沸。 ・2Fが就寝スペースだがコンセント多し。充電可。 ・自販機の飲料も下界価格。 ▼登山後の温泉 ホテル緑清荘 大人390円 |
写真
感想
スカイマークで新千歳入りし、前日入りしたKさん、札幌在住のHさんと合流。車で清里町へ。途中、道の駅あしょろ銀河ホール21、双湖台、双岳台、阿寒国立公園の硫黄山へ立ち寄り、道の駅パパスランドさっつるで入浴。
前泊は清岳荘。コンセントが使え、冷蔵庫、電子レンジ、電気ポットまであるきれいで便利な小屋に驚きました。
明けて29日は気候も穏やかで、雲ひとつない最高の天気。清岳荘のすぐ横の登山口からスタート。Kさん、chiantiさん、kiyokiyo、Hさんの順。しかしものの1分でchiantiさんから物言い。つねに写真を撮るKさんが先頭では歩きにくいとのこと。仕切り直してchiantiさん、kiyokiyo、Hさん、Kさんの順になりました。
道はすぐに林道に下りてしばらくはのんびり歩き。熊注意の看板からいよいよ登山道へ入ります。沢の徒渉は下二股より上からだと思っていたらそれまでに4回以上はありました。スパッツは必携です。「どこがルートか?どこが安全か?」頭をフル回転させて登る。石は酸化鉄の影響で滑りにくいとはいえ、渡るところを探しまわるよりは、川へジャブジャブ入ってしまった方が楽なところもある。他の山にはめったにないとても面白い登山ルートだ。下二股から上になると滝を何度も横切り、時には沢沿いを伝う。心地よいミストシャワーを堪能しながら歩いた。途中団体ツアーに追いついてしまい、沢沿いでなかなか抜けるところがなくて渋滞気味になってしまった。
上二股には簡易トイレのブーステントがある。ルート上ではトイレはここだけ。
これより上になると次第に沢から離れて高度を上げる。私にトップバッターのお許しが出るも、ペースが早すぎると再び二番手へ。
稜線に出ると知床連山とオホーツク海が!そして右側には国後島も!いやこれは素晴らしい!ここでKさんが叫ぶ。
「かえせ、ほっぽーりょうど!」w
ここから山頂へ向かう稜線へ上がると、斜里岳神社と書かれた小さな祠が。お参りして山頂へ向かう。9:21山頂到着。結構広い。そしてオホーツク海、知床連山、北方領土の圧倒的な眺め。山頂標のバックには斜里の町が広がっている。全てがピーカンの青空の下まる見えだ。お昼にはまだ早いので、ここではKさんが持ってきてくれた小さなスイカを4等分していただく。うまし。30分ほど休憩して下る。
下山は新道コース。途中、地元中学生がどんどん上がってきた。みな足元はスニーカー、パンツはジャージ。元気だなあ。上二股から途中、竜神の池へ立ち寄る。赤っぽいのと青っぽいの、二つの池があった。そういえば藻がはえるので、清岳荘の方が時々掃除しに行くって言ってたな。池から下にもルートは続いていそうなのだが、よくわからないので引き返すことにする。すると小さな団体ツアーがやってきた。池の先の道が新道ルートにつながっているか訪ねたら「行けるけれどヤブこぎになったりちょっと大変ですよ」と言うのでやはり引き返す。
ところがところが、あとでその小団体はその “おすすめ” しないルートを使って新道に再合流して来たではないか!それなら「でも私たちはそのルートを使います」って一言添えてくれれば良かったのだ。なんて不親切で気のきかないガイドだ。
熊見峠手前の眺望のよいところで昼休憩。食事をしながら景色を楽しむ。少しでも風が強い日ならこんなふうに楽しめなかったかもしれないが、この日は快適でした。
この新道ルートをこの時間になって高齢者のパーティーが登ってきた。「もう下山ですか?」「早くから登り始めたのですか?6時半頃ですか?」などと言っている。あのまま登ったら山頂はいったい何時になることやら。無事に下山できていることを願う。
熊見峠は思ったより眺望がなく、昼食に選んだ場所はやはりベストだった。下二股へ合流後は往路の確認をしながら下山。やっぱり徒渉はそこそこある。気のせいか水流は早朝より強く感じられた。林道へ出たら「もう暴走してもいいよ」と再び私にお許しが。ハイ、暴走して清岳荘へゴール。ピストン嫌いのKさんはラストは廃道になっている林道の方を使ってゴール。斜里岳はとても面白いコースでした。
下山後はホテル緑清荘の温泉で汗を流しました。
さあ次は羅臼岳だ!
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-503506.html
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