五竜岳【敗退】激ラッセルするも猛吹雪で敗退😢
- GPS
- 11:27
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 997m
- 下り
- 1,126m
コースタイム
- 山行
- 3:26
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:36
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 8:06
天候 | 12/30(木)曇り時々晴れ(強風) 12/31(金)晴れ→曇り→吹雪 1/1(日)猛吹雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
〇白馬五竜アルプスパノラマチケット(2,400円) テレキャビン(とおみ駅−アルプス平駅の往復)とアルプス展望リフト(アルプス平駅→地蔵の頭駅)の乗車券がセットになったチケットをとおみ駅内で購入。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・小遠見山付近まではバックカントリーで入山する人も多く、トレースがありましたが、それ以降はトレースなし。 ・西遠見山の先の鞍部から、白岳への稜線に上がる急斜面では腰までのラッセル。また、ホワイトアウト時はルート取りが難しくかなり危険と思われます。 |
その他周辺情報 | ・とおみ駅内に登山相談所があり、そこで登山届を提出する必要があります。 |
写真
感想
年末年始山行として、所属する山岳会の大先輩及びそのお仲間の方々と3泊4日の計画で五竜岳に登ってきました。
今回のために今まで購入をためらっていたビーコンをゲット!さらにワカンも新調。気合十分でしたが、お天気が怪しく、僅かな望みを持って挑みました。
初日、まずは白馬五竜スキー場から出発。スタート早々、スキー場上部で雪崩が発生しその緊急点検とのことでテレキャビンの運航開始が約1時間遅延。その後、テレキャビン、リフトを乗り継ぎ、地蔵の頭駅から登山開始。小遠見山まではバックカントリーの入山者もちらほらいてトレースがありましたが、その先からはありません。登山者は我々以外にソロの男性の方がいて、交代でラッセルしながら進みました。その後、中遠見山手前の適地に幕営しました。
2日目。朝から晴れ渡り、後立山連峰のモルゲンロートを堪能♪これを見れただけでも十分でした。我々の幕営地のすぐ先に、昨日のソロの方も幕営していましたが、どうやらここまでのよう。ということで、ここから先は我々のフルラッセルとなりました。
たまに腰まで埋まるような苦しいラッセルの最中でも、目の前に広がる素晴らしい景色に励まされながら何とか頑張り、幕営地に到着。その後、明日の頂上アタックに向けた先行ラッセルを行うため空身で出発。ホワイトアウトになると危険だという白岳への稜線の直下まで行くことに。西遠見山から一旦鞍部まで下り、そこから稜線までの急斜面は常に腰までのラッセル。空身でもかなりきつかったです。テント場から約1時間40分、何とか目標地点付近に到着し、目印の旗竿も設置完了。時間も時間、さらに猛吹雪になってきたので、急いで下山しました。
3日目。昨夜からの猛吹雪は一晩中おさまらず、吹き溜まった雪でテントが押しつぶされそうになるくらい…。頂上アタックするか否かの選択の余地はなく、敢え無く下山することになりました。途中、前日に入山してきたというソロの方2名と会いましたが、どちらも下山されました。
今回は、8,000m峰等、経験豊富な諸先輩方とご一緒できたからこそチャレンジできた登山でしたが、やはり厳冬期かつ入山者の少ない北アルプスの山はとても厳しいということを改めて実感しました。
良い冬山経験出来ましたね。 鍋島
またチャレンジしたいです!
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