仕事上がりの富士山御殿場口（+エクストリーム出社）

2014年09月04日(木) 〜 2014年09月05日(金)

• GPS: 09:51
• 距離: 18.8km
• 登り: 2,399m
• 下り: 2,399m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:08
• 休憩: 1:19
• 合計: 9:27

19:12 スタート地点
19:26 19:26 大石茶屋
22:29 22:33 下り六号（走り六号）
23:09 23:12 日ノ出館
23:28 23:29 わらじ館
23:32 23:37 砂走館
23:58 23:58 赤岩八合館
0:23 0:29 見晴館
1:36 1:39 駒ヶ岳
1:39 1:43 富士山頂上浅間大社奥宮
1:45 1:51 駒ヶ岳
1:53 1:58 三島岳
2:09 2:17 富士山
2:24 2:27 三島岳
2:29 2:46 駒ヶ岳
2:46 2:47 富士山頂上浅間大社奥宮
3:17 3:20 見晴館
3:27 3:33 赤岩八合館
3:45 3:47 砂走館
3:49 3:50 わらじ館
3:55 3:55 日ノ出館
4:03 4:03 下り六号（走り六号）
4:55 4:56 大石茶屋
5:00 5:00 富士御殿場口駐車場
5:04 ゴール地点

天候

霧雨〜曇り〜弱雨　標高2k-3kmの風速は7-14m（河口湖WP）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

勤務先より直行直帰。時間短縮のため、南富士エバーグリーンラインを使用（富士急リゾート有料道路、510円）。片道1時間強。

コース状況／危険箇所等

雨に加えて風が強いときの富士山は、まともなレイン・防寒装備がないとかなり寒いです。夏でも雨具は通気性のある上下セパレート、厚めのフリース・貼るホッカイロぐらいは持っていていた方がいいです。低体温症にはくれぐれもお気をつけて！

その他周辺情報

御殿場口登山道は登り始めすぐの大石茶屋と、七合目の山小屋群しか営業小屋はありません（避難小屋もありません）。大石茶屋の自販機は２４時間買えるみたいなので、足りなければ補給するのもありでしょう。

写真

9/4 18:36

御殿場口新五合目第二駐車場。霧がかなり濃く、箱根峠をよく越える自分でも運転に危険を感じるレベル。

9/4 18:36

暗いです。

9/4 18:48

新五合目トイレ。御殿場口はトイレ少ないので必ず行きましょう。

9/4 19:26

大石茶屋。左側に自販機があります。

9/4 19:40

霧が濃いため、逐次GPSで位置確認をします。さながら計器飛行のような感じです。

9/4 20:25

ヘッデンがまだ110ルーメン近く出ている状態でこれ。見えません。

9/4 20:34

須山への分岐。帰りは気をつけよう^^;

9/4 23:11

やっと七合。大砂走りを登ったため、太ももの筋肉が吊りそう。

9/4 23:12

9/4 23:29

2時間！　から3時間くらいかなあ〜と言う言葉が泣かせます。ちょっとでも短く思わせないと山ガールはこの道を登ってくれない。

9/4 23:32

天気がよければこのあたりからでもご来光はかなり綺麗です。
（あたたかいもの飲みながら悠々と見れるしね）

9/5 0:04

夜間利用可能なトイレのある小屋に到着。

9/5 0:07

300円は高い！が、入った瞬間に謎の音楽が流れる面白いトイレで癒されました。

9/5 0:11

山頂まで1時間半・・・らしい。全体的に御殿場ルートの看板は時間表記にぶれがある気が。少しでも短く見せようという心遣いかも？

9/5 0:27

八合目。小屋は営業していません。

9/5 1:37

山頂鳥居が見えたー

9/5 1:38

なんか工事中

9/5 1:41

銀明水

9/5 1:43

富士宮口山頂に移動。5分でいけます。

9/5 2:09

旧測候所に登る。霧雨が濃くてここもGPSを見ながらの計器飛行でした。20回は来ていると思うけど、視界が無いと迷います。

9/5 2:11

2時11分、登頂確認。気圧は648.8hPa。GPS＋気圧校正のかかるForetrex401ですが、やや高い高度を指しています(+5m)。

9/5 4:33

下山途中。面白い雲が見えた。

9/5 4:42

雲の中に町が見える・・・ラピュタみたいだ！

9/5 4:51

二ツ塚

9/5 4:57

振り返る

9/5 5:00

駐車場着。さあ、今日も一日がんばろう！

撮影機器：

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

ヘッドランプ・ＢＤリボルト(1) ランプ予備電池(1) 時計兼用ＧＰＳ・ガーミンForetrex401(1) マップ兼用ＧＰＳ・ガーミンeTrex20(1) 保険証(1) 水分約２Ｌ(1) トイレットペーパー(1) タオル(1) docomo iPhone5S(1) 雨具・HAGLOFSバラジャケット+TNFアルパインパンツ(1) 予備雨具・モンベルバーサライトパンツ(1) 防寒着・ダウンベストと化繊フードジャケット・化繊ワッフルスパッツ(1) 大砂走り用スパッツ(1) 手袋・モンベルサンダーパス(2) ビバーク用ハードシート(1) ビバーク用アルミザブトン(1) エイドキット(1) ビニール袋(2) ジェル(4) おにぎり(1) チョコレート(1)

備考

今回は装備をすべて使いきれたので満足です。

感想

yusuke_s

2月にもやったエクストリーム出社というやつです。前日に荷物一式を車に入れておき、18時前に富士市内の職場を出てそのまま御殿場口新5合目へ。

御殿場口からは19時過ぎに出発して、雨風の影響、ルート選択、レイヤリングの変更などもあり御殿場口山頂到着は翌1:35。ここから多少の休憩を挟み剣ヶ峰到着が2:09。一度富士宮口山頂へ戻り、下山開始が2:47。御殿場口駐車場着は5:00。

途中晴れることもありましたが、行動中はほとんど霧雨で視界は3〜4m程度。ヘッドライトをハイパワーモード(MAX110ルーメン)にしないとガイドロープさえ視認するのが難しい状態でした。このため道迷いを恐れて登りも直進できる大砂走りを選択したのですが、これはかなり辛かった。踏み出すと足が沈み込んで後ろにずずっと滑る。雪山ハイクの感覚に近いです。まあ、この感覚を味わったおかげで7合目以降が歩きやすかったのが救いというかなんと言うか。

ちなみに翌日の仕事を考えて、荷物は厳選しました。夕飯と追加の食料は行きがけのコンビニで調達。荷物をとにかく軽くするため、夕食は出発直前に車内でとり、量も少し大目です。水分も同様。行動食もかさばるものは全て外し、ジェル4本＋チョコレート＋おにぎり1個という構成。水はハイドレーション1L、テルモスお湯0.65L、アクエリアス0.3Lで、合計1.95L。ジェルを水分とみなすなら2L強というところでしょうか。夜行で汗をかきにくいため、御殿場ルートとしては少なめです。

なお、ウェアは準冬山装備です。
河口湖ウィンドプロファイラから標高2000-3000m付近の風が強いことが予想（最大10m以上）されたため、前日の山頂の最低気温4.6度から10度引いて、-5.4度に耐えられる装備としました。ただし、高度による変化も想定してレイヤリングで3段階ぐらい調整できるようにしています。ホッカイロは張るタイプを3枚。

このほか、替え靴下、大砂走り用のスパッツ、アルミザブトン、ビバーク用レジャーシート、化繊タオル、予備電池などを12Lザックに詰め込みました。重量的には4.5キロ程度。下りは全て着込み＋ジェル消費していたため、2キロを下回っていたと思います。大砂走りということもあり、雨風を差し引いても足に負担のかからない下山でした。

御殿場口からそのまま職場へ向かい、着替えて始業時間まで机で仮眠。大砂走りの登りのキツさから考えていたよりは体への負担は小さかったようで、意外と普通に一日過ごせました。でもこの記事を書き終えてアップする直前に力尽きました（笑

あ、最後に。お会いしたりすれ違った方々お疲れ様でした＆ありがとうございました。初めて御殿場口を登った方にはかなりキツイ富士山だったかと思います・・・晴れてるときは凄く雄大な景色の良いコースなんですよー。ぜひまた天気の良い日に登りに来てください<(_ _)>

コメント

messagetea

ヘッデン
霧の濃いときは光量を増してもだめ。
腰につけると見易いよ。

yusuke_s

Re: ヘッデン
そうなのか。今度試してみるよ！
しかし反応が早い！（笑