富士山登頂(プリンスルート)


- GPS
- 11:25
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,680m
- 下り
- 1,694m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 9:34
- 山行
- 1:26
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 1:31
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
初めての富士山。
天候に恵まれ、登頂・お鉢巡り・ご来光と、メインイベントは一通りこなしたので満足です。あとは別ルートから登るとか、マイナールートにチャレンジとかでしょうか。
実はまだ山に慣れていない10年ぐらい前に2回、ツアーで富士山にチャレンジしたのですが(吉田ルートと富士宮ルート)、2回とも荒天で、引率者の判断により撤退となりました。自分でルートを作るほうが融通が利くし、体力もついてきたので、海の日連休を利用してチャレンジしてみました。
ルートはいわゆる「プリンスルート」で、富士宮から登り始めて六合目で宝永山遊歩道経由で御殿場ルート六合目に合流、あとは混雑を避けて御殿場ルートを上ります。以前から、ソロで行くならプリンスルートだなと考えて情報収集していました。
三島駅から朝5時半の直通バスに乗り、7時に登山口到着、入山証明書はスマホの画面を見せてミサンガみたいなチケットを手首に巻いてもらってスタート。六合目までは広い道。六合目から宝永山へは一旦降りになり、一気に人が少なくなります。せっかくなので宝永山頂にも立ち寄りました。
砂と小石が混ざったザレザレの道で、2歩登る間に半歩ぐらいズリ落ちるような状況で、力を吸い取られていく感じがします。この道を登るのはストックあるほうが良さそう。というか、ストック持っていない人がほとんどいない。
植物がなく開けている分、先の方までよく見えるので、歩いても歩いても進まない感じがしてメンタルを削られます。山小屋が少ない分、細かな目標がないことも「進まない感じ」を受ける原因かもしれません。つづら折りの登山道から外れて直登している人もいました。あと時々、軽装のランナーがすごい勢いで上がっていきます。
宿泊予定の赤岩八号館に着いたのは11時過ぎ。予定より若干遅かったのですが、チェックインして少し荷物を減らしてからさらに上へ。頂上まで2時間、お鉢めぐりで2時間、宿まで戻るのに1時間で夕食頃に帰れるかな、と計算しました。
このあたりから頭痛が出てきたのですが、水分摂取を控えすぎて脱水になっているのか、高山病の症状が出ているのか、よくわかりません。まあ様子を観ながら無理はせず、というところで頑張ります。頂上に着いて一息入れたところで痛み止めは投入しました。
山頂郵便局とか食事とかも気になるけど、行動食で足りてるし、トイレだけ寄って剣ヶ峰へ。最後の登りがザレザレの急登で大変でした。柵を掴みながら身体を引き上げました。
剣ヶ峰は写真を撮りたい人が行列してるので、標識だけ撮ってさっと直下まで降りてお鉢巡り開始。多少のアップダウンはありますが、ひたすら尾根道です。吉田頂上でコーラを購入しました。一気に半分ぐらい飲んでトイレに寄って、御殿場頂上まで戻ったら下山開始。概ね予定通り17時に帰還。
夕食は始まっているのですが頭痛と気分が悪いのとで、まずは休憩。30分ぐらい、他の宿泊者と会話したり、時々意識的に深呼吸しながらゆっくり過ごして、落ち着いてきたところでカレーをいただく。癖のないポーク?カレーで美味しかったです。
睡眠改善薬は持ってきていたけど、熟睡で呼吸が浅くなるのは危ないなと考え、飲まずに就寝。日の出は4時半過ぎの見込みなので4時起き予定。待つ間は寒いと思われるので、寝る前に服の順序を入れ替えてフルで防寒着が着られる準備をしておきました。頂上でのご来光を狙う方は1時だか2時だかに出発されていました。
4時に目覚ましが鳴ってからも少しダラダラして、外に出たのは20分ごろ。予想どおりの寒さですが天気は良くて、雲海の先にオレンジ色の光が見えます。35分ごろ、太陽が上がってきました。見事なご来光でした。
もう一度登り返すことも念頭にあったのですが、充分に富士山を堪能したのでご挨拶して下山開始。下りは速いですね。
登りでは力を吸い取られる感じだったザレ道が、下りは良いクッションになるのでガンガン走れます。「大砂走り」というやつです。大砂走りの途中で宝永山への道に分岐。ここを間違えないように注意。山頂はパス。そのあと岩場が出てきたところで少しだけ迷いました。それでも下山開始から1時間半で宝永山荘に到着。名物の生ビールをいただきます。ここから五合目までは10分。
三島駅への直通バスで無事下山しました。
また違うルートで登ってみたいとも思いますが、それよりは富士山以外のアルプスとか八ヶ岳とかに行きたい気がしています。
焼き印をもらったりしなかったのが心残りなので、次に機会があれば半端に焼き印が入った金剛杖を持っていって押してもらおうかな(笑)
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