ヨモギ山
- GPS
- 09:15
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 863m
- 下り
- 856m
コースタイム
天候 | 曇り 気温 21〜25℃くらい 日の出 5:17 日の入り 18:07 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道265号線から林道高石中ノ又線に入る。武蔵山荘星の小舎付近の路肩スペースに駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届 新潟県警察にメールで登山届を提出した。 http://www.police.pref.niigata.jp/osirase/sangaku/ 今回のコース 駐車地点から30分ほど高石林道を歩くと、高石沢を右岸に渡る橋があらわれる。その橋の手前から斜面に取り付いた。支尾根状の部分を伝い、ヨモギ山の東尾根に上がる。東尾根をヨモギ山の山頂へ、そしてカネクリ山側の隣にある1036メートルピークまで進んだ。そのまま往路を引き返して下山。GPSの軌跡は林道上で大きく乱れているところがある。 コース状況 東尾根に出るまでは、時々かすかな踏み跡があった。ヤブははじめのうち浅いが、スギがなくなりネマガリダケがあらわれるにつれて、しだいにきつくなる。トチノキが立っている手前で、ツルが蔓延って通過に手こずる箇所があった。もう一度同じルートで登るなら、そういうところは回避すると思う。下山するときにも通らないようにした。 東尾根はやせており、かなり踏み跡がついている。細いブナなどは容赦なく踏んづけて進んだ。特徴のある実をつけているのはタムシバだろうか。シャクナゲもあらわれるがそれほど密生してはいない。やせ尾根上で立派に育ったツゲにはやや手こずった。 ヨモギ山の山頂が近づくと尾根が広がる。残雪期にはさぞ美しいだろうと思われるブナ林になっている。下山するときはGPSで確認しながら進まないと尾根の方向がわからなかった。平坦な山頂付近もヤブにおおわれていて、三等三角点があるにもかかわらず無雪期には展望が得られない。 ヨモギ山から1036Mピークへの尾根は、それまでよりも険しさや勾配のきつさが増す。ちょっとした岩場もある。1036Mピークの小さな岩の上に立つと、魚沼三山などの眺めがよい。1036Mピークまで足を伸ばしてよかった。 クマ、スズメバチ、マムシが心配だったが、いずれにも遭わなかった。 カは多くはなかったが、ヤブでしばらく止まっていると寄ってきた。 猛毒のカエンタケかもしれないキノコを見かけた。ベニナギナタタケとの区別がつかない。 |
ファイル |
(更新時刻:2014/09/08 01:29)
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写真
装備
個人装備 |
GPS
カメラ
腕時計
地形図/コンパス
レインジャケット
シェルター
シュラフカバー/インナーシュラフ
熊よけ鈴/熊スプレー
救急用品
ヘッドランプ
水(2L強)
食糧/非常食/行動食(1.5日分)
地下足袋(マルゴジョグ)
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感想
ヨモギ山に登ることができてうれしい。インターネットで検索すると無雪期の山行記録は少ないが、尾根上の踏み跡の様子からすると結構歩かれているようだ。それだけに、今回のルートのほかに無雪期にヨモギ山に登るならここからという定番のルートがあってもよさそうな気がする。武蔵山荘星の小舎などに人がいれば聞いてみたかったのだが、高石林道では人も車もまったく見かけなかった。林道入口には、山菜を採るなという看板とともに、南魚沼市の農業関係の部署による通行止めの看板があった。こういう場合に進入するかどうかは悩ましいところだが、駐車するのに適当な路肩スペースをみつけるためにあえて林道に車を入れた。
ヨモギ山山頂付近には、地籍調査と書かれた赤テープが残置されていた。距離をおいて3本見つけた。地籍調査というのは、市町村などで土地の境界や面積を確定する調査らしい。南魚沼市による地籍調査がちょうど行われたところなのだろうか。地籍調査Webサイトで実施状況をみると、郡界尾根で隣接する魚沼市側の調査はとっくに完了しているようだ。http://www.chiseki.go.jp/
1036Mピークには、三山岳友会と書かれた赤テープがあった。本来こうしたテープは用が済みしだい回収するのがマナーのはずではあるが、残置テープに名前が書かれていると興味深い情報が得られる場合がある。三山岳友会というのは越後三山岳友会のことだと思われる。そうだとすれば、これは長年昭文社の山と高原地図「越後三山」の調査執筆を行なっている団体なのである。
今回のコースは、時間的には日帰りをするのにちょうど手頃だった。地下足袋でのヤブこぎにはだんだん慣れてきたが、まだソールの薄さを心許ないと感じることがある。レインジャケットとグローブを着用してヤブをこいだが、気温が上がるとやはり暑くてまいった。こうしたこともあり、きついヤブや登りはそれほど多くなかったのだが、ぐったりと疲れた。
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