甲斐駒ヶ岳 〜 黒戸尾根 〜

2014年09月06日(土) [日帰り]

• GPS: 13:22
• 距離: 17.7km
• 登り: 2,504m
• 下り: 2,505m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:40
• 休憩: 0:42
• 合計: 13:22

4:57 尾白川渓谷駐車場
5:01 5:01 竹宇駒ヶ岳神社
6:35 6:35 笹の平分岐
7:44 7:46 刃渡り
8:03 8:03 刀利天狗
8:58 8:59 五合目小屋跡
9:08 9:12 屏風小屋跡
10:01 10:15 七丈小屋
11:19 11:20 八合目御来迎場
12:39 12:49 甲斐駒ヶ岳
13:45 13:46 八合目御来迎場
14:18 14:24 七丈小屋
15:00 15:00 屏風小屋跡
15:10 15:11 五合目小屋跡
15:53 15:53 刀利天狗
16:07 16:07 刃渡り
16:58 16:59 笹の平分岐
18:12 18:13 竹宇駒ヶ岳神社
18:19 尾白川渓谷駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

竹宇駒ヶ岳神社〜刃渡り：単調な登り（登り始めのところ以外土のクッションがよく効いています）。
刃渡り〜五合目：梯子、鎖場が少しあります。
五合目〜七丈小屋：梯子や鎖場が連続します。よく整備されているので、高所恐怖症や極端に腕力に自信がない方でなければ、安心して通過できます。
七丈小屋〜頂上：鎖を頼りに登ったり、岩に切ってあるステップに足をかけよじ登らなければいけない箇所があります。足が短かったり、岩登りが苦手だと大変かもしれません。

その他周辺情報

七丈小屋の水場で美味しい水が補給できます。
小屋泊しない人は協力金100円。

写真

竹宇駒ヶ岳神社。
今回もお参りしてからのスタートです。

つり橋を渡ると、登山道に入ります。

土のクッションが効いた道が続きます。

笹の中を抜けていきます。

刃渡り。
鎖の手すりがかけられてるので、安心して通過できます。
登山口から八合目までの間における絶好のビューポイントです。

刃渡りからの鳳凰山。
靄がかかっていて視界イマイチ。

刃渡りからの八ヶ岳。

刃渡りを過ぎると、こんな梯子が登場します。
お試しアスレチック・エリア。

こんな鎖とロープがかかった岩場も。
鎖もロープもしっかりしているので、頼っても安心です。
もちろん頼らなくても登れます。

刀利天狗

黒戸山付近の苔エリア
黒戸尾根のルートの中では一番のお気に入りエリアです。

幻想的な雰囲気の苔むした樹林帯が続きます。

モンスター現る！

五合目過ぎの祠

五合目の祠の脇にある長い梯子
この梯子から本格的なアスレチック・エリアがスタートです。

木の橋。
間が空いているので、高所が苦手な人は怖いかも。

こんな梯子が連続します。

垂直にかかる梯子を上から覗く。

七丈小屋過ぎのテント場。

テン場過ぎの白樺の林
ここの雰囲気も結構好きです。

八合目御来迎場

八合目から頂上方面（頂上は奥にあるので見えません。）を望む。
なかなかカッコイイですね。
過去二回登った時はガスがかかっていて展望がなかったので、このアングルの甲斐駒は初めてです。

ステップが切ってある有名（？）な鎖場

鎖を頼りによじ登る。
ステップも切ってありますし、岩が崩れないように（？）セメントで補強してあります。

ステップに足をかけながら、鎖頼りに登り降りすれば、苦労なく通過できます。
鎖を頼るので最低限の腕力は必要です。

ステップは切ってあるのですが…。

少し大きめな岩を乗り越えていきます。
足が長いと楽に通過できそうです。

黒戸尾根のシンボル的な鉄剣の刺さった岩

登山道から鋸岳を望む。

頂上の祠がようやく見えました。

こんな岩場を登っていきます。

摩利支天
ガスが上ってきました。

到着！

鋸岳
靄がかかっていてわかりにくいのですが、乗鞍から穂高連峰、槍ヶ岳まで奥のほうに見えています。

東側のピーク
八合目から見えていたのはこちらです。

摩利支天の砂礫の斜面
トレッキングポールがあると昇り降りしやすいです。
今回は行ってませんが…。

ガスがかかってきました。

下界は晴れています。
何とか天気は持ちそうですが、登山口に着くのは何時になることやら。この時16時くらい。

感想

usofuyu

リハビリ登山第三弾。
今回はスタミナをつけるため長めを歩きたかったので、甲斐駒ヶ岳黒戸尾根に行ってきました。
背負った荷物は約10kg。

過去二回歩いているのですが、過去二回と比べてだいぶ時間がかかってしまいました。
もともと、スタミナ不足は明らかなので、休息を大目に入れながらゆっくりと登る予定だったのですが…。
誤算は、七丈小屋より上の岩の登り降り。
背骨の骨折で約半年間背中を固定していたため、体がだいぶ固くなってしまっているのですが、そのせいで足がうまく岩にかけられず、難儀しました。
元々足が短いので、甲斐駒の岩登りはあまり得意ではないのですが、筋力も大分衰えおり、腕力で強引に登り降りすることも難しかったです。
不格好ながら時間をかけて通過しました。
追い越し、すれ違いなどで居合わせた方にはご迷惑おかけしました。

この山行でスタミナも少しはついたと思いますし、甲斐駒は天気が良く、黒戸尾根からの甲斐駒の壮麗な姿が見られたので、満足です。

以前のように山登りするには、ストレッチにも力を入れないと。