槍ヶ岳(飛騨沢)
- GPS
- 08:15
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,197m
- 下り
- 2,232m
コースタイム
03:35 槍平小屋
06:05 飛騨乗越
06:30 槍ヶ岳
07:20 飛騨乗越
07:50 槍平小屋
09:00 新穂高温泉バス停
ブドウ糖80g
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は豊富。板を脱がなければ通れないところは無い。 |
その他周辺情報 | 下山後の風呂は荒神の湯、モーニングは平湯Mustache |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
昨日1/7(土)は忙しかった。10時にネパールから帰国して成田着。最速でゲートを抜けて成田エクスプレスに乗って11時半に帰宅。洗濯機を回し、クルマのタイヤを交換して、冬山装備を一通り点検してクルマに積み、シャワーを浴びたら時刻は14時。さあ行くぜネオ穂高。冬山シーズン一発目はすこぶる天気が良いので愛する槍ヶ岳へ。年が明ければ雪の量は十分だろう。3連休の初日なので中央道の渋滞が心配だったがスムーズに流れていた。都民は冬はそんなに出かけないのかもしれない。松本で高速を下りたら上高地-新穂高へ。路肩に雪が出てきてテンション上がる。東京を出て5時間ぶっ通しで運転して20時に新穂高に着いた。めちゃくちゃ疲れた。窓に目張りして寝袋に入ったら即落ちた。
24時起床の25時出発。平湯、新穂高エリアは寒波が入ると-20度近くになる。こうなると車中泊がツラいが今日は暖かくて外は-5度。こんなに暖かくて大丈夫か。今日は三連休の真ん中なので林道はトレースばっちり。先に出発した先生PTもトレースをしっかり固めてくれて脚を使わなくてよい。月が明るい夜だった。槍平小屋の手前で先生PTに追いついた。あけましておめでとうございます。ご無沙汰しております。ヤマケイ君はじめまして。みんなは小屋で休憩するというのでここでお別れ。槍平小屋は寒いので、ここでは休憩しないことにしている。
01時に新穂高を出れば槍平小屋まで3時間、飛騨乗越まで3時間で7時に日の出になる計算だったが飛騨乗越に着いたのは6時と予定より1時間も早かった。去年の記録を見てもトレースがあれば飛騨乗越まで5時間だった。そんなもんらしい。2時に出ればよかった。暗いし寒いしマジ勘弁。今日は2,900mで雪が固くなってきたので板デポ。爪に履き替えたら夏道沿いの硬いところを選んでサクサク登ってゆく。去年から飛騨沢ではクトーは使わなくなった。シールで登れなくなったら板デポして足で上り下りすると変な筋肉を使わなくていいので楽。シールで登っているときは柔らかいところを、爪に履き替えたら硬いところを選んで登る。飛騨沢は右に左に少し移動するだけで風や日当たりの条件が変わり雪質も変わる。足回りの装備に応じて上手くやることで速く楽に安全に登れる。
することが無いので穂先に登って日の出待ちしてみるが雲に隠れて太陽が見えないのでさっさと下りてきた。槍ヶ岳山荘で先生PTのみんなに挨拶したら板デポまで歩いて滑降準備。板を履いてみたはいいがめっちゃ不安。滑り方を忘れた。まあ転んでも雪まみれになるだけだから。登ってくる人もたくさん居るので転ばないように太ももをパンパンにしながら慎重に下りてきた。斜度が緩むと気持ちよくなってくる。槍平小屋までお楽しみタイムは一瞬だった。槍平小屋で厚着を解除したらテクニカル登山道滑降。今日は159cmで来たので楽ちん楽ちん。この区間はスピード感があって嫌いではない。登ってくる人もいなくて快適だった。最後は林道をスッ飛ばして時刻は9時。往復8時間の朝練だった。飛騨沢はもう何度も来ていて、やることが決まってるから速い。良い汗、良い雪、良い景色。安定のホームマウンテン。今シーズン、また何度でも来よう。
ぱぱっと片付けをしたら平湯Mustacheで優雅にコーヒーを飲みながら記録を書いた。明日もこの辺で遊ぶつもりだったがシーズン一発目なので筋力が衰えている。全身バキバキ。明日、無理して山に入って事故っても面白く無いので大人しく帰ることにした。スキーはスピードを制御する筋肉が弱っていると簡単に怪我をする。長く楽しむためには無理はいけない。シーズンはまだ始まったばかりだ。安全にいこう。それに帰ってやることたくさんあるし。ネパールの記録を早く書かないと忘れるぞ。あとガンダム1クール最終回のリアタイ視聴という重要なミッションが。
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