蛾ケ岳
- GPS
- 05:42
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,282m
- 下り
- 1,275m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 5:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2007年1月12日
蛾ケ岳(山梨百名山)
曇、晴
2008年の2月14日には、雪が多くて、トータル8時間30分もかかった登山道。
雪がわずかであった2007年1月にも同じコースを登っているが、わずか5時間30分しかかかっていない。
雪の影響が如何なるものか、比較するとよくわかる。
そんな山行の記録。
。
今年の登り始めは、自宅から富士山の手前に大きなからだを見せ付ける蛾ケ岳を山梨県南西部の市川三郷町にある碑林公園から本格的に登ることにする。
この道はかつて、生活道として使用された、歴史ある道であるという。
実は、四尾連湖という昔の富士八湖にも数えられるところからも登れるが、あまりに物足りないのだ。
この山は、甲府盆地からは、御坂山地の西端に位置し、富士川に下る。
したがって、かつて、富士川舟運が栄えていた頃にも大いなる目印になっていただろうと言われている。
碑林公園は、身延線の市川大門駅からもそれほど遠くない。
我々は車で碑林公園駐車場へ。
日陰になっているので、少し寒々する。
登山口まで、30分もかからない。
今日は、C-chanと登る。
9:00碑林公園登山口を出発。
いきなり、日陰で簡易舗装の部分が凍っている。
先が思いやられた。
しかし、それは杞憂に終わるのであるが。
700メートルくらいになると、古城山というところに分岐があり、雪が多くなってきた。
少し進んでモンベルの超簡易アイゼンをつけた。
10:22のろし台
位置的には、甲府盆地、八ヶ岳、鳳凰三山等の眺めが良いはずであるが、今日は曇っている。
ここは、武田信玄の時代に駿河方面の動きを察知して、のろしで甲府の躑躅ケ崎の館に伝えたらしい。
八ヶ岳の権現岳に登る時にものろし台がある。
のろし台、隠し湯。信玄の時代の遺物が面白い。
10:32のろし台発。
途中、崩れた箇所あり。迂回用の道も作られ、迂回用の道を沢に下って、登ったが、むしろ、崩れたところを慎重に歩くほうが迂回用の沢に下りるより良かったようだ。
なだらかな道を、時々、やせ尾根を通過しながら進む。
10:54四尾連峠
四尾連湖の湖面が覗き、蛾ケ岳も見える。
野沢一の文学碑も整備されていた。
11:00四尾連峠発
ここから少しなだらかな登山道となっており、それが西肩峠まで続く。
また、四尾連峠から大畠山までは、東京電力の施設が大畠山の頂上にあるらしく、車が通れるような道幅になっている。
11:14大畠山
ここで、四尾連湖からの道を合わせる。
四尾連湖からの登山者2名が登ってくるのが見えた。
やはり、四尾連湖からの登山道では、物足りないであろう。
11:47西肩峠
ここから一気に急登。最後の登りだから頑張る。
あえいだ。少し滑り易い。
12:00蛾ケ岳
富士山の眺めもない曇の日。
八ヶ岳、南アルプス、金峰山なども雲の中だ。
残念。
12:30蛾ケ岳発。
12:42西肩峠
頂上からここまでが勾配のきつい分、滑り易く慎重に下った。
一部凍結していた。
13:15四尾連峠
13:25四尾連峠発
13:49のろし台
少し盆地の景色が。やはり、甲府が良く見えるのだ。
13:59のろし台発。
14:30碑林公園登山口到着。
からだを拭いて、着替えて、帰途へ。15:00少し過ぎには、自宅に着いた。
簡易アイゼンを装着したところとしないところがあった。雪が深くなければ冬場も充分楽しめる山だ。
トータル時間:休憩含め5時間30分
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