武奈ヶ岳 〜細川尾根から〜

2023年01月09日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,008m
• 下り: 1,007m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:28
• 休憩: 0:41
• 合計: 7:09

7:00 葛川市民センター駐車場
7:37 貫井谷出合
7:43 貫井バス停
7:52 7:59 細川尾根取りつき
8:48 8:51 徒歩道合流地点
9:07 9:19 706m地点
11:45 11:46 細川尾根分岐
11:50 12:08 武奈ヶ岳
12:25 西南稜1120ｍ地点
12:31 南西稜
12:31 ワサビ峠
12:31 南西稜
12:39 御殿山
12:57 RP御殿山４
13:03 RP御殿山３
13:39 RP御殿山１
14:04 坊村
14:08 葛川市民センター駐車場
14:09 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

葛川市民センター駐車場を利用。

コース状況／危険箇所等

麓は雪がなく、特に問題になるところはなかった。
500mあたりから雪道に変わり、あまり踏まれていない雪は踏み抜きが多く、途中からワカンを装着。
（トレースは昨日歩いたとみられる2〜3人分のみ）
稜線近くになると積雪は1mを越え、急登部分ではラッセルに時間を取られる。
復路で歩いた御殿山ルートはすっかり踏み固められてきれいな雪道になっていた。
途中からは雪が融けてぬかるみの山道になり、転倒の危険が格段に増す。

写真

1/9 6:57

車が代わって今日が山デビュー。

1/9 7:00

出発は7時。

1/9 7:03

山に沈む月を眺める。

1/9 7:38

尾根の取り付きまでは国道を50分。

1/9 7:49

国道と並行する山道に入り、

1/9 7:52

直角に右に曲がって尾根に向かう。

1/9 8:46

標高500mを越えて、雪道に変わってきた。
昨日の日曜日に歩いただろう踏み跡が残る。

1/9 9:40

登るにつれ雪はどんどん深くなる。

1/9 9:40

ほとんど踏まれていない雪で、ラッセルに苦労する。

1/9 10:12

ここでワカンを装着。
ベルトがほどけてばらばらになっていたのを昨日なんとか修繕して持ってきた。
大丈夫か、ちょっと不安。

1/9 11:31

山頂が見えて気力復活。

1/9 11:46

白黒写真みたいになっているが、少々がガスっていてもちゃんと暖かい日差しも届いていた。

1/9 11:52

体力低下、足の調子などかなり不安を持ちながらの今回だったが、このルートを登り切れたことで達成感が大きかった。

1/9 11:54

山頂のお地蔵様は雪の下にお隠れに。

1/9 12:03

北西の風をよけて東の斜面で皆さん休憩をとる。

1/9 11:54

おにぎりを頬張ったら、体が冷えないうちに西南陵へ。

1/9 12:09

往路のラッセルが嘘のような歩きやすい道！

1/9 12:10

まだつりそうな足を宥めながら、騙しながらの下り。

1/9 12:13

登りはこちらのルートが楽で早いのはわかっていたが、現在の自分の体がどこまで対応力を保っているのか確かめるのには細川尾根を歩いて正解だったと思う。

1/9 12:19

ご褒美のような稜線の散歩道。

1/9 12:32

ワサビ峠の積雪はこんな感じ。

1/9 12:39

御殿山の山頂にカルガモ（？）がいた。

1/9 12:41

撮影機器：

SH-03J SHARP

装備

個人装備

グローブ アウター手袋 防寒着 毛帽子 輪カンジキ アイゼン 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 携帯 時計 ツェルト ストック カメラ

感想

むっしゅ

　雪山のシーズンが来たと心の中では張り切ってみていたが、日々の多忙さを言い訳に動き出そうとしなかった。
年末に具体的な動きをしなかったつけは体調、体力に如実に表れる。
正直、以前のような雪山での行動をとれないのではないかと不安を感じてもいた。

先週、伊吹山を予定したが、手前で雨に降られて断念していた。
今月末に遠征を予定しているので、せめてそれまでにいくらか感覚を取り戻しておきたい、現状のスキルをつかんでおきたいと今回のプランになった。

細川尾根は地形の分かりやすさもあって、トレースがなくても登攀に集中できると予想し、加えて休日の比良でもほとんど独り占めできるルートだと楽しみにできる。

坊村から貫井の細川尾根取付きまで国道を約50分歩く。
最近運動をサボっているのが身体に響いていて、左ひざと股関節に違和感を抱えている。
山で無理をするとそれがどう変化するのかわからないが、身体からのシグナルを感じ取りながら歩こう。
それと同時に、どこまで無理ができるのかも知りたい。
身体が悲鳴を上げる前に、心がやられてしまうパターンがいつものことなので、少なくとも今回のルートではメンタルを保ったまま山頂まで届きたい。


そんなことを考えながら山に入ったが、結果はなんとか目的を果たせたようだ。
足も最後まで動いてくれたし、心も折れることなく先を見られた。
絶妙のさじ加減でルート設定をしてくれていた山に感謝しなければ。