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Yamareco

記録ID: 5095311
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

すずらん峠から蓼科山往復

2023年01月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:55
距離
7.2km
登り
831m
下り
831m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:28
休憩
0:16
合計
3:44
7:14
7:14
10
7:24
7:24
50
8:14
8:18
1
8:19
8:24
1
8:25
8:25
3
8:28
8:28
4
8:32
8:39
1
8:40
8:40
30
9:10
9:10
7
9:17
9:17
38
6:11駐車場-8:18蓼科山山頂-9:55駐車場
天候 晴れ
無風・微風
気温高し
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
すずらん峠の駐車場を利用。到着時(6時頃)の気温0℃、出発時(10:30頃)の気温+3℃。道中は圧雪凍結どちらもなかったが、この時期としては非常にまれ。その代わりに駐車場がカチカチに凍っていてスケートリンクのようになっていた。駐車場での事故や転倒に要注意。
コース状況/
危険箇所等
新雪や粉雪がなく融雪が進み、各所で凍っていた。アイゼンなどの滑り止めがないと登下降に苦労すると思う。森林限界より上も積雪が少なく岩石が露出しているため、アイゼンがなくても行動できた。
半月
2023年01月15日 06:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/15 6:18
半月
ここからアイゼン歩行開始
2023年01月15日 07:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/15 7:14
ここからアイゼン歩行開始
樹間からモルゲンロート
2023年01月15日 07:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
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樹間からモルゲンロート
雪がない
2023年01月15日 07:32撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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雪がない
八子ヶ峰と雲海
2023年01月15日 08:08撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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八子ヶ峰と雲海
アルプスが見えた
2023年01月15日 08:08撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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アルプスが見えた
八ヶ岳
2023年01月15日 08:09撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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八ヶ岳
このあたりは楽勝
2023年01月15日 08:14撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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このあたりは楽勝
蓼科山の山頂に到着
2023年01月15日 08:18撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
1
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蓼科山の山頂に到着
山頂のようす
2023年01月15日 08:19撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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山頂のようす
神社
2023年01月15日 08:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
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神社
青空
2023年01月15日 08:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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青空
やはり積雪が少ない
2023年01月15日 08:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/15 8:20
やはり積雪が少ない
山頂は無人だった
2023年01月15日 08:23撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
1
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山頂は無人だった
遠くに北アルプス
2023年01月15日 08:24撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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遠くに北アルプス
遠くに浅間山
2023年01月15日 08:24撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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遠くに浅間山
遠くに山頂標
2023年01月15日 08:24撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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遠くに山頂標
雲海と蓼科山の影
2023年01月15日 08:24撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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雲海と蓼科山の影
八ヶ岳のギザギザ
2023年01月15日 08:25撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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八ヶ岳のギザギザ
この辺りはメロー
2023年01月15日 09:32撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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この辺りはメロー
カチカチの駐車場
2023年01月15日 09:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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カチカチの駐車場

感想

すずらん峠の駐車場には6時前に到着。気温0℃とこの時期としてはあり得ないくらいに暖かい。外に出て準備をするが、素手でも全然寒くない。ここまでの道路も圧雪凍結どちらもなく、1月厳冬期とは思えないほどだったが、駐車場は雪がカチカチに凍っていてスケートリンクのようにつるつるだった。6:11にヘッドライトを点灯させて行動開始。樹林帯の中を歩き始めてもやはり積雪は少ない。少ないだけでなく、あちこち踏み固まって凍っていて、普通に歩いていても面白いように滑る。つぼ足で歩き始めたが、どこかでアイゼンを使うのは必須の状況だった。アイゼンを使わないで歩くのも練習なので、慎重に進む。歩き出しは緩やかだが、次第に傾斜が出てくる。冬にすずらん峠から何度か登っているので、ルートは何となく覚えている。歩き始めからアウターのジャケットは着ず、インナーとフリースだけ。これでも歩き始めると十分に暖かくなる。前後左右人の姿はないが、トレースはしっかりしている。ラッセルは全く要らない。3月残雪期の山のようだ。ここ最近全然積雪がなかったと思われる。歩き始めて30分も経つとさすがに夜が明けてきてヘッドライトは不要になる。モルゲンロートの時間だが、樹林帯なので赤く染まる様子は見えない。遠くのほうで赤いのが少し見えただけだった。

つぼ足でつるつる滑りながら登るが、最初の休憩で標高2100メートル地点に至り、ここでアイゼンを装着する。アイゼンを付けたら全く滑らなくなった。安定して歩ける。いつも思うが、初めから付けていれば良かった。登山道は凍っているところが多く、アイゼン装着前は岩を選んで歩いていたが、装着後は雪や氷を選んで歩く。氷を通過する時は、アイゼンをしっかり効かせて歩く。相変わらず周囲に誰もいないので、自分のペースで進む。天気は晴れ。予報も良かったが午後からは崩れる予報なので早めに下山したい。そのためあまり休憩しないでどんどん進む。標高が上がるとこの時期の普段の蓼科山なら寒さが厳しくなるのだが、今日に限ってはかなり暖かく、インナーグローブのみでも全然問題なかった。風が弱く、樹林帯を歩く限りはほぼ無風と言ってもいい状態だった。

順調に標高を上げ、もう少しで森林限界を越えるところで大休止。休憩地から見上げると岩場が黒々としていて、雪が全然ついていないようだった。それでも風はやはり吹いているので、休憩中にザックから取り出して着、さらにアウターのグローブも被せた。防寒装備に身を固めて行動再開。やはり雪が少なく、森林限界より上はアイゼンなしのほうが歩き易かった。着け外しが億劫なのでそのままで進むが、雪が少ないので時折大股になって場所を選んで進む。トラバースで進むと山小屋が見えてきた。ここまでくれば山頂までももう少し。8:18に無事蓼科山の山頂に到着。風は少しあるものの、展望は良い。そして無人。誰もいない。貸し切りの山頂であちこち写真を撮る。例によって山頂の橋のほうへ移動し、アルプスを見に行く。今日は北、中央、南全てのアルプスが見渡せた。お隣の八ヶ岳もよく見える。雪質はかなり良くなかったが、展望は最高だった。それより何よりきれいだったのは雲海で、遠くと近くに山は見えたものの、雲海が蓋をしていて街は見えなくなっていた。諏訪湖も見えない。蓼科山でこれだけの雲海を見たのは初めてだと思う。

帰りは本当は、将軍平に降りてその後天祥寺原を経由して、龍源橋のほうへ周回を考えていたが、将軍平方面を降りようとしたら深みにはまって股まで埋まってしまった。トレースはあるようでないので、この状態で行くのは難しそうだった。明日は仕事だし、無理しないで単純往復にする。ちょっと味気ないが、展望は良かったし、雲海も見られたので良しとしよう。埋まったところからなんとか這い出し、元来た道を戻る。アイゼンだと歩きづらい岩場をこなし、登山道を下り始める。相変わらず誰も見掛けなかったが、標高を下げ始めると、続々登りの登山者とすれ違うようになった。登りの時は誰も見掛けなかったが、自分のスタートが少し早かったようだ。ところどころで待ちながら降りる。あちこち凍っているので、登りよりも下りのほうが神経を使う。それでも結局ピッケルは使わずにダブルストックのみで歩き通す。駐車場までに30人くらいとすれ違ったと思う。午後から天気が崩れる予報でも、この時期気軽に冬山を楽しめるので、やはり人気の山のようだ。下山途中、雪がドロドロになってきたのでアイゼンを外すが、そうなるとやはり滑ってしまい、慎重に進むしかなかった。滑って尻餅は避けたい。

駐車場には9:55に到着。出発時は空きがあったが、下山時はほぼいっぱいだった。駐車場の氷は融けておらず、アイゼンなしだと慎重に歩く必要があった。山中のどこよりもこの駐車場が硬くて滑り易く危険だったように思った。

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