霧島山<大幡山〜新燃岳>
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 745m
- 下り
- 742m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガスコンロ
|
---|
感想
2009年05月05日(火)【霧島山<大幡山〜新燃岳>】
私は当時47歳で下関在住。
5日間のGWを利用して、霧島連山をじっくり歩こうとひとり下関から霧島へ向かった。
現地で偶然にも鹿児島のmixiマイミクのkouさん、香川のmixiマイミクのケイさんと山行をともにすることになった。また、御池湖畔で広島のmixiマイミクのうりさんとも会うことができた。
2日に霧島の高千穂河原野営場に入りテントを張り、今回の山旅を“霧島キャンプ”と呼ぶことにした。
3日は高千穂河原〜新燃岳〜韓国岳〜えびの高原を縦走した。
4日は雨のため霧島神宮と桜島と鹿児島市内の観光へ。
5日の朝は晴れのち曇り時々雨。御池へ広島のmixiマイミクのうりさんに会いに行ったあと、新湯温泉から入山、大幡山へ横断し、少し戻って新燃岳から湯之野温泉へ下った。高千穂峰の眺めと新燃岳南側から中岳にかけての草原が美しかった。
※以下の感想は当時mixiにアップした日記を文中の写真をカットして転載したもの
※この記録は、61歳時、2023年1月22日に作成、アップした。
*************************************************************
<5月4日>
GW3日目。霧島キャンプ3日目
昨夜はひと晩中雨がテントを叩いていました。
朝起きてもまだ小雨が降っていたので今日は停滞と決め、鹿児島観光に出かけることにしました。
さっそく小雨の中、霧島神宮を見物していたところ、屋久島帰りのkouさんから連絡があり、ケイさんも一緒とのこと。3人で鹿児島観光をすることになりました。
国分で合流後、車の中でおしゃべりしながらまずは桜島へ。
展望台に上がっても雲はとれず残念ながら全ぼうを見ることはできませんでした。
それから指宿へ行こう、佐田岬へ行こうと話しは脹らみますがどれも時間がかかるので鹿児島グルメツアーに決まり、フエリーで桜島から鹿児島へ。
まずは黒豚トンカツの美味しいお店を物色するもGWで長蛇の列。
「六白」というお店でようやく黒豚トンカツにありつけました。
おいしゅうございました。
それからお決まりの「白熊」を食べに行きました。
ここも長蛇の列。テイクアウトで白熊にありつけました。
やはり僕には若干甘すぎるようですが何とか食べれました。
西郷さんの前で3人で記念撮影してからケイさんを鹿児島滞在中のホテルまで送った後、Kouさんに国分にデポした車のところまで送ってもらいこの日は解散となりました。
それから僕はひとり高千穂河原のキャンプ地まで戻り、この日もえびの高原温泉まで汗を流しにいきました。
明日は朝、御池でキャンプ中のうりさんに会いに行ったあと、ケイさん、kouさんと僕の3人で霧島連山横断山行に出かけます。
<5月5日>
GW4日目。霧島キャンプ4日目
寒気が入ってきているようで午後から天気が崩れる予報。
御池でキャンプ中のうりさんに会いに高千穂河原からR223を東へ向かいます。
R223は道の両側には豊かな霧島の森が拡がり、時折見上げるように高い高千穂峰を垣間見ることができる素晴らしいドライブルートです。
7時すぎに湖畔にある素晴らしい御池キャンプ場に到着。
まずすはうりさんのご両親にご挨拶。
お母様から野鳥の解説を受けたあと、バードウオッチングをしに御池を時計と反対周りの散歩に出かけました。
「アカショウビン」という渡り鳥だけかろうじて名前と鳴き声を覚えることができました。
キャンプ場の反対にあるボート乗り場まできたところでケイさん、kouさんと合流。
御池の湖畔に写った高千穂峰が美しすぎました。
みんなでキャンプ場まで湖畔を散歩しました。
僕達は霧島連山横断山行に出かけるので、近くの丘までさらにバードウオッチングしにいくといううりさん家族とキャンプ場でお別れして新湯温泉に向かいました。
この日歩くルートについてはなかなか意見が合いませんでしたが、霧島連山の中心部で展望抜群といる1381mピークと大幡山へ新湯温泉から霧島連山を横断して向かうことで落ち着きました。
今年8回目の山行です。
<コース:新湯林道入り口→新湯林道コース→新燃岳分岐→1381mピーク→大幡山→1381mピーク→新燃岳分岐→新燃岳(第2登)→中岳分岐→湯之野コース→登山口>
10時前に新湯温泉から出発しました。
天気はまだ晴れ。
長い長い林道歩きのあとようやく山道に入りました。
新燃岳の山腹をゆるやかに登っていくと背後に大浪池が迫りあがってきます。
新燃岳分岐へ向かう平坦なトラバース道に入るとツツジが目立つようになります。
つつじが満開ともなればこのルートはツツジのトンネルとなるでしょう。
つつじ越しに韓国岳が見ることができるところもあり、シャッターチャンスには事欠きません。
霧島連山の縦走路を新燃岳分岐で横断すると、山道は狭くなり潅木の枝が両側から迫って歩きづらくなります。
しかし右手(南側)には新燃岳の美しい斜面の向こうに高千穂峰がすこしづつ迫りあがってくるので興味はつきません。
上空にはいつの間にか雲が広がり、陽はささなくなっていました。
樹林帯を抜けて土が露出した尾根道になると少しの登りで1381mに着きました。
北から韓国岳、獅子戸岳、新燃岳、高千穂峰まで霧島連山が一望できる素晴らしい展望台でした。
時間も遅いので先を急ぎます。
ミヤマキリシマの樹木でいっぱいのほぼ平らな稜線を進むと稜線上のわずかな突起?に過ぎない大幡山につきました。
目の前には広葉樹の樹海が広がり、その向こうにあまりにも美しすぎる高千穂峰がすくっと立っていました。
こと高千穂峰の展望に限っていえば、1381mピークより広大な樹海を前景にする大幡山からの眺めの方がはるかに優れているでしょう。
高千穂峰の素晴らしい眺めを楽しみながらゆっくりランチを取ったあと、来た道を引き返しました。
空模様はあいにくで霧島連山のあちらこちらで黒い雲が発達しているようでした。
ミヤマキリシマの樹木でいっぱいの平坦な稜線を歩いている途中でとうとう雨が降ってきました。
すぐに強い降りは収まりましたが1381mピークまで戻ると雷が鳴り始めました。
霧島連山の上空あちらこちらで雷雨が発生しているようでした。
新燃岳分岐に戻る途中で昨日のグルメツアーの影響か、やおらもよおし始めたので潅木のしげみに巧妙に姿を隠して大キジを撃ちました。
たぶん誰にもおしりを見られていないと思います(笑)。
国立公園内で大キジを撃ったのは人生これで2回目となりました。
新燃岳分岐まで戻るとケイさんとkouさんが待っていました。
ケイさんが新燃岳に登りたいとのこと。幸い西側に雷雲はないのでとりあえず山頂まで行ってみることにしました。
石がごろごろして歩きにくい急坂を登ると火口縁の稜線に出ました。
風が強く、雷が遠くで鳴る中、快適な稜線を山頂目指して進みました。
左手前方にはガスがかかり始めた高千穂峰が美しい山容を見せていました。
山頂で記念撮影したあと元来た方向を見ると真っ黒な雲が上空を覆い、雷も鳴っているので、空が明るい南へ向かい中岳分岐から湯之野コースを下ることにしました。
新燃岳の南側斜面に拡がる草原の中のルートは今日も快適そのものでした。
そのまま中岳まで登り、高千穂河原まで縦走したい誘惑にかられましたが、南には黒い雲がかかっていて雷が鳴りそうなので、中岳分岐で西に折れて湯之野コースを下り始めました。
草原の道はすぐに終わり、長い長い樹林帯の中のルートを下り続けました。
途中、苔が美しい針葉樹の森があり興味深かったです。
車道に出ましたが、さらに車をデポしてある新湯林道入り口まで車道を歩かねばなりませんでした。
車に戻ったところでケイさんとkouさんは新湯温泉へ。
僕はゆっくり温泉に入りたかったので霧島温泉郷の林田温泉へ。
ケイさんは明日の飛行機で高松へ帰るのでここでお別れ。
明日の霧島キャンプ最終日はkouさんとふたりで高千穂峰に登ります。
GW5日目につづく。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する