日光/茶ノ木平

2023年01月21日(土) [日帰り]

• GPS: 04:44
• 距離: 9.9km
• 登り: 460m
• 下り: 461m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:15
• 休憩: 0:29
• 合計: 4:44

距離 9.9km 登り 466m 下り 465m

7:24 立木第2駐車場
7:44 茶ノ木平登山口
8:40 8:53 茶の木平
10:09 10:12 茶ノ木平三角点
11:03 11:15 茶の木平
11:56 11:57 茶ノ木平登山口
12:08 立木第2駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場: 立木第2駐車場（無料）を使用。公衆トイレあり。

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
茶ノ木平から半月山へは道標が多いが、明智平方面は道標が少なくマーキングも少ない。アイゼンは持参したが使用しなくても済むコンディションだった。
◆登山ポスト: 無し

写真

1/21 7:28

立木観音の手前の立木第2駐車場にクルマを停めて、今シーズン新調したAtlasのスノーシューを括り付けて出発。

1/21 7:31

中禅寺湖を挟んで暁光が射す社山が望める。

1/21 7:33

北を向けば男体山。西風が強い。雪煙が上がっているようだ。

1/21 7:33

奥白根は雲の中。

1/21 7:38

界日光の看板で右へ。

1/21 7:39

昨シーズンはこの道標は見なかったなぁ。以前通った時には除雪が後回しになっていてちょっとヒヤヒヤしたっけ。今朝はだから鳥居経由。

1/21 7:42

ちょっと登るだけだけど社山と黒檜山の大展望。

1/21 7:43

茶ノ木平半月峠線歩道の登山口に到着。この向かいはリッツカールトンの裏口だ。この歩道の名前はここでしか見ない。

1/21 7:46

雪が無いなぁ。

1/21 7:49

尾根に出て少し残雪が見えてきたが西風が強烈。

1/21 7:49

少し登るだけでまた展望は変わるのだが樹林が邪魔ですな。

1/21 7:54

中宮祠から0.5km、茶ノ木平まで1.2km。

1/21 8:08

古びた中宮祠阿世潟峠線歩道の案内図。ここから先では全部中宮祠阿世潟峠線のような気がする。

1/21 8:08

積雪が増えて来たが1週間以上前の雪のようだ。トレースもあるが同じく1週間以上前の感じ。

1/21 8:09

さっき4頭のシカが走り去るのを見たが、ここにもシカの足跡が。このトレースは今日だぞ。

1/21 8:16

中宮祠から1km、茶ノ木平まで0.7kmの道標。

1/21 8:18

積雪が増えた。堅く締まっている。アイゼンが必要な程凍ってはいない。でも下りではどうかな？

1/21 8:33

中宮祠から1.5km、茶ノ木平まで0.2kmの道標。茶ノ木平ももう指呼の間だ。

1/21 8:33

穏やかに見えるが左は切れ落ちた急崖だ。

1/21 8:34

再び社山が見えた。左に覗いているのは皇海山かな？

1/21 8:38

朝陽が射す茶ノ木平。ここまで来ると風が上を飛んでいくので風は無い。

1/21 8:39

茶ノ木平はウラジロモミの林なんだ。

1/21 8:41

道標から少し北に歩くと大絶景ポイント。正面に男体山、その右に女峰から赤薙。ここでしばし小休止。

1/21 8:41

奥白根は未だ雲を被っているが少し薄くなってきて淡く本峰が望める。

1/21 8:49

女峰から赤薙の連なり。

1/21 8:52

ウラジロモミの森。

1/21 8:53

道標。中宮祠阿世潟峠線歩道になっている。

1/21 8:57

雪はクラスト気味だけど折角持って来たから履いてみるか。AtlasのHelium 26と言うモデル、見ないで楽天で買った。

1/21 9:00

届いてビンディングが玩具っぽくて半分ガッカリしたのだけれど楽だし靴全体を包むタイプはそれなりに良いかも。

1/21 9:01

装着完了。幅がある印象だったけれどそれ程歩行に違和感は無い。MSRのよりも軽い感じだ。

1/21 9:03

どこでも歩いて行けますよ。

1/21 9:05

ベンチとテーブル。結構あちらこちらに設置されている。

1/21 9:06

自分のトレースを振り返る。誰も歩いていない（今日は）所にトレースを残すのは楽しいものだ。

1/21 9:07

ここにも中宮祠阿世潟峠線歩道の案内板。

1/21 9:09

明智平分岐の道標。ここは明智平方面に進むことにする。

1/21 9:10

こちらはモミじゃない。

1/21 9:14

栃木県の防災行政無線施設とのこと。

1/21 9:15

あちらは前日光の山々。地蔵岳、夕日岳辺りか？

1/21 9:16

モミの大樹。マザーツリーって感じ。

1/21 9:17

北側には男体山も望める。

1/21 9:21

古ぼけた道標。半月山方面から逸れると途端に全てが古い。

1/21 9:24

この道標は未だしっかりとしている。

1/21 9:30

台地状の茶ノ木平を端まで歩いてみよう。

1/21 9:31

ダンジョン発見！

1/21 9:43

細尾峠分岐。左が明智平、右が細尾峠。取り敢えず左に行ってみよう。

1/21 9:44

おお、清滝が見下ろせる。久次良も見えているかも。

1/21 9:46

南東方向にはうっすらと筑波山も望めた。写真では淡くて判別できないかも。

1/21 9:47

誰もいない静かな森。鳥のさえずりしか聞こえない。

1/21 9:54

これはキツネかな？

1/21 9:55

華厳の滝展望台まで行けるかと思ったけれど結構勾配が急になってきたのでこの辺りで手を打とう。男体山と女峰の眺めも最高だし。

1/21 9:56

地味に登り返す。

1/21 9:59

このスノーシューは結構登り下りは苦手な感じ。特に下りでは滑り出すこともあった。ここは下りでスリップして尻もちついた所。

1/21 10:03

赤テープ。たまに見掛けたが本当ならこのポイントから見渡して見える所に次のテープが欲しいもの。それは無い。

1/21 10:05

細尾峠分岐。ここは細尾峠方面の台地の端まで行ってみる。

1/21 10:09

台地の端に三角点があった。前回通った時には気が付かなかったが。茶ノ木平三角点と言うらしい。

1/21 10:11

南側の展望。山の連なりが距離によって淡くなっていく。

1/21 10:11

北東側には高原山が展望できる。

1/21 10:14

三度目の細尾峠分岐。ここからは暫し来た径を戻る。

1/21 10:15

益々空の蒼さが際立ってきた。

1/21 10:19

倒木乗越はスノーシューでは大の苦手。なので避ける。

1/21 10:23

この道標から北に進むと茶ノ木平への近道になるけれど、道標通りに歩いてみよう。

1/21 10:23

茶ノ木平方面の展望。確かに奥の方は森の密度が濃い印象だ。

1/21 10:38

三叉路まで戻って来た。ここから半月山方面の台地の縁を目指す。

1/21 10:38

半月山方面にはトレースがしっかり付いている。大半の人は半月山に向かうのだろう。

1/21 10:39

おや？今日のトレースがあるぞ。

1/21 10:41

動物たちの足跡の案内板。キツネとシカは見たけれどクマのは見ていない。

1/21 10:45

台地の縁まで来た。正面が半月山。右の白いのが松木山のようだ。その左に覗いているのが皇海山ですね。

1/21 10:48

皇海山のアップ。その左は鋸山かな？

1/21 10:51

少し南に移動すると富士山ビューポイントがあった。

1/21 10:58

さあ後は帰るだけにしましょう。青空が眩しい。

1/21 10:58

案内板まで戻って来た。その向こうは緑の密度が濃いからウラジロモミの林だろう。

1/21 11:01

ウラジロモミ。

1/21 11:02

茶ノ木平。

1/21 11:05

往路で小休止したビューポイントで再び小休止してスノーシューも外す。奥白根は全貌を見せてくれている。

1/21 11:06

社山。さあ来た径を下るか。

1/21 11:17

中宮祠まで1.5km。下りはやはり滑りやすいが重心位置を調整すればアイゼンが必要な程ではない。

1/21 11:57

リッツカールトン越しの社山。

1/21 11:57

男体山の裾の引き具合が美しい。

1/21 11:58

今日一番の奥白根。

1/21 12:02

最後に男体山。立木第2駐車場まで戻って来た。ところでなんで観音が省かれているんだろう？

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

感想

tadomasa

秋に歩いて気持ち良かった茶ノ木平に新調したスノーシューを担いで歩いて来た。湯元のスノーシューハイキングコースと迷ったけれど茶ノ木平に来て良かった。雪はクラストして最高に楽しいと言う訳では無かったけれどほぼ誰もいない絶景の茶ノ木平を独り占めできると言うのは至福と言えるでしょう。また来ましょう。

いろは坂を登って来る時に木の葉が舞っていたけれど立木第2駐車場でクルマを下りると案の定西風が強い。リッツカールトンの向かいの登山口から登り始めるが尾根から西側に出ると西風が冷たい。車上温度計は-7℃を示していたから体感気温は-15℃レベルな訳だ。登山口では雪が無かったが標高と共に積雪は増える。最近の積雪ではなく1週間以上前の感じで硬い雪だがアイゼンが無くてはならない程ではないのでそのまま登る。茶ノ木平に出ると風は上を抜けていくのかほぼ無風。男体山と日光連山の眺望も最高だし絶好の休憩ポイントだ。

茶ノ木平は積雪に覆われているけれどクラストした雪ではスノーシューは面白くないかとも思ったが折角持って来たので新しいAtlasのHelium 26を着けて歩いてみるとこれはこれでやっぱり楽しいじゃないですか。登る途中でシカは見たけれども他に人がいないと言うのも気持ち良いポイントだな。鳥のさえずりしか音が無い。半月山まで歩くプランもあるがスノーシューだけで済む台地上のスノーハイキングを楽しむことにしよう。東から西まで展望を楽しみながら歩いた。

新しいスノーシューは実物を見ないで通販で購入したので来てみてそのビンディングのちゃちさとかに半分ガッカリしてたのだが使ってみると靴全体を覆いこむようなビンディングはホールドが良いしそう悪くは無い。けど何年持つかな？でも登り下り、特に下りが苦手と言うのを身をもって感じた。まあ登山用にはワカンがあるし、いいんだけど。ザックにはアクセサリーロープを使って取り付けたけれど結構嵩張るのでどんなザックでもと言う感じではない。まあ仕方ないな。

とは言え寒波が来る前に絶好の好天の下でのスノーシューハイキングを楽しむことができた。出来れば新雪の状態で歩いてみたいもの。また来ましょう。