仲ッ沢（那珂川町）周回 - だから言ったじゃない、ヤブ山だって！

2023年01月21日(土) [日帰り]

• GPS: 07:05
• 距離: 11.2km
• 登り: 491m
• 下り: 474m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:37
• 休憩: 1:28
• 合計: 7:05

7:47 駐車地
8:10 8:10 入山
8:36 8:43 新いわき線161号鉄塔
9:11 9:19 休憩
9:40 9:57 P456.55(久沢)
11:32 11:40 休憩
11:49 11:58 休憩
12:07 12:38 ランチ
12:44 12:44 P446
13:10 13:18 新いわき線159号鉄塔
14:02 14:02 P374
14:52 駐車地

天候

晴れ（尾根上は風強く寒し）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

下山地点にあるR461沿いの鉄塔脇スペースを利用させていただきました。

コース状況／危険箇所等

※登山道ではありません。
まぁ、誰も歩かないと思うので詳細は書きませんが、
・ヤブ多し。部分的に蔓やトゲ混じりで泣きが入る。
・破線は一時的に鉄塔巡視路で歩きやすい区間もあるが、多くは自然と化している。ただ、道型は意外と識別できました。なお、破線以外の古い道型も多数見かけました。

ファイル

仲ッ沢周回.jpg

計画ルート図
（更新時刻：2023/01/22 15:55）

写真

1/21 7:48

気温-2℃。思ったほど寒くないし風もない。
経験上この辺は、多くが植林帯でそこそこのヤブもありそうだが果たしてどうなることやら。

1/21 7:58

取り付きまでの車道歩き。
センターラインもない道ですが、一応国道のようです。

1/21 8:10

破線の入り口らしい。

1/21 8:14

小さな沢を渡り、民家の脇から入山します。

1/21 8:16

踏み跡はこの祠までだった。

1/21 8:22

薄い笹ヤブを尾根筋に歩いて行ったら、作業道らしい道に出た。

1/21 8:23

巡視路でした。コッチが本来の破線なのかもしれません。尾根筋の161号鉄塔方向（左）に進む。

1/21 8:34

綺麗に狩り払われた巡視路を進み、新いわき線161号鉄塔に到着。展望なし。

1/21 8:51

巡視路と別れヤブを抜けると伐採地に出た。
開けると風は一気に強く冷たい。耳当てを付ける。

1/21 8:56

伐採地の淵もヤブ。

1/21 9:11

道型は確認できます。でもねぇ。。。

1/21 9:22

地籍図根三角点だって。ふ〜ん。

1/21 9:34

今度は東側が開けた伐採地。

1/21 9:41

伐採地のピークは、P456.55三等三角点(久沢)。

1/21 9:41

南の方に見えるのは、筑波山と加波山だろうか。

1/21 10:10

この伐採地は、まぁまぁ歩けた。

1/21 10:23

伐採地を抜けると、綺麗な踏み跡が。短い区間だけどラッキー！

1/21 10:45

仲ッ沢の源頭部がココのようです。
この回り込みが辛かった。

1/21 10:48

尾根筋は蔓もあってこんなん（困難）ですよ。

1/21 10:53

尾根筋を諦めて北側の斜面を進んだりした。

1/21 10:57

そろそろ歩けそうかな、と復帰してみると蔓のトラップ。

1/21 11:03

歩いてきたヤブ尾根を振り返って。
年月が経った伐採地はダメだね。

1/21 11:22

伐採地はこうでなくっちゃ。
でも西側が開けているので、風がまともに吹き付けてきて寒い寒い。

1/21 11:37

那須連山は荒れてるね。我家にも小雪が舞っているのだろう。

1/21 11:37

高原山。
更に左には日光連山も見えました。

1/21 11:51

やはり、やはり、やはりこの辺りはヤブ三昧だったか・・・。
もう、ブル道で降りよっかなぁ。

1/21 12:05

ココの放置されたような伐採地のヤブは、トゲが多くて厄介だった。赤紫のヤツ。

1/21 12:44

P446はヤブの中。

1/21 12:45

進行方向を眺める。
「もう、どうにでもなれ！」

1/21 12:52

尾根筋を逃げると、かつてのブル道のような場所に出た。歩ければ何でも良い。

1/21 13:04

急に綺麗な道に出たと思ったら幸運の巡視路でした〜。159号鉄塔方向（右）へ。

1/21 13:10

ほどなく新いわき線159号鉄塔。
順番的に2本目の鉄塔が、朝寄った161号鉄塔でしょう。

1/21 13:22

もはや踏み跡はないけど、古い道型は感じる。GO!

1/21 13:27

またしても突然、テープと共に踏み跡復活。
（実はココを右だった。）

1/21 13:34

明瞭な踏み跡に誘われ降りてきたが、踏み跡が消失したことで降りてきた尾根が間違いだったことに気付く。

1/21 13:49

さっきのテープまで300m登り返し、悲しいかな左のヤブ尾根が計画ルートでした。

1/21 13:51

今はこんな状態だけど、残念ながら道型はあるんだよ。

1/21 13:56

なんとか鞍部まで降りてきたが、このまま直登は余りに厳しい。

1/21 13:57

なので、北側の植林帯に逃げる。

1/21 14:02

植林帯の斜面を登ってP374に到着。

1/21 14:04

すぐ先にはブル道が延びていた。
右から下山できそうだが、あいにく計画ルートは左なのだ。

1/21 14:05

トゲを避けながら降りる。
この下で破線に合流するはずなのだが。。。

1/21 14:07

コレって破線？か？

1/21 14:14

尾根から外れて行くようなので、ここから尾根筋に復帰する。

1/21 14:25

尾根筋を進んで行くと・・・これ、道じゃない？

1/21 14:38

道だよね？だよね？

1/21 14:46

出た〜！（涙）

1/21 14:51

覚悟していたヤブに加えて蔓とトゲですから、これはもう最強です。いや〜、今回はマジ参った。

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

感想

kinoe

ヤブは大嫌いです。
今回のルートもソコソコのヤブだろうことは十分予想できたんですが、それ以上にヤマレコで赤線が無いことに魅力を感じてしまうんですよねぇ。本当に困ったことなんですが、まぁ毎度の「何とかなるだろう」と。。。
しか〜し、今回は別格でした。恐らく半分以上はヤブだったのではないかなぁ。しかも蔓やトゲ混じり。。。最後まで、何回目かの「ココさえ抜ければ」との気合いで進んだ感じです。
そんなわけで今回は、計画ルートを歩き通したことの達成感はあるものの、残念ながら楽しくはなかったです。もうこの辺りの（バリの）山歩きは計画しないでしょう。たぶん。

ところで、このレコをアップするに当たって確認しなければならないことがありました。それはタイトルにもある「仲ッ沢」の文字です。私は固有名詞を使用する際は特に、その文字は正確に記すべきと考えますが、国土地理院の地図に表記された「仲ッ沢」の「ッ」が、小文字に見えるけれども果たして正しいのか。ネットで調べても正解は見つからず、止む無く那珂川町観光協会（森林組合などは休日で繋がらず）に問い合わせたところ、管轄外にも関わらず熱心に調べていただき、折り返しの電話で「なかっつぁわ」と呼称することを教えていただきました。このことから、文字は間違いなく小文字の「ッ」であると確信するに至ったのです。那珂川町観光協会のご担当者様、しょうもない問い合わせに対し親身にご対応いただき、本当にありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。

コメント

ramisuke

Kinoeさん、こんばんは。おつかれ様でした。
伐採地の藪（荒地の地図記号の藪）、よくわかります。
あの赤いトゲトゲ、パット見てわからない感じが自然の知恵でしょうか。

歩いても誰の役にも立たない里の藪山、
歩いても誰に頼まれてもいない里の藪山、
歩くも何もそもそもよそさまの藪になってしまった山。

愚痴ををこぼすのはどうかしらと思いながら、それにしても茨は辛い・・・

わかりすぎて、お疲れ様でしたと笑ってしまいました♪

あの赤いトゲトゲ、目に入ったらすぐに退散します。皆伐→まずトゲトゲ植物が根付きますよね。

kinoe

ramisukeさん、こんにちは。
共感していただきうれしく思います。

私が数年前まで主戦場だった南関東の山は、ヤブは限定的でほぼどこでも歩けました。ところが、コッチに越してきて近場の低山を徘徊してみるとどうでしょう、山容の違いは仕方ないにしても、余りの植生の違いに驚き正直残念にも思いました（自然豊かということでしょうか）。と同時に、私が整備された登山道を避ける理由として「自然のままの山を歩きたいから」などと、さも崇高そうな台詞を度々吐いていたことを改めなければならなくなりました。

ところであのトゲトゲ、実は我家にもあるんです。邪魔な場所に見つけては引っこ抜いたりしていますが、呆れるほど強く成長も早いのでホント嫌になっちゃいます。

コメントありがとうございました。