苗場山（秋山郷より、ちいさな秋みつけた）

2014年09月15日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.4km
• 登り: 843m
• 下り: 831m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:15

6:00 小赤沢三合目登山口
7:00 7:00 六合目
7:30 7:30 八合目
7:45 7:45 九合目
8:20 8:20 苗場神社
9:00 9:00 苗場山
9:50 9:50 苗場神社
10:00 10:00 九合目
10:40 10:40 六合目
11:15 11:15 小赤沢三合目登山口
11:15 ゴール地点

九合目より上のコースタイムがとても長いのは、風景などに見とれていたからです。
逆に、九合目より下の登り下りはけっこうなハイペースです。
いずれも、あまり参考にはしないでください。

天候

曇り（展望あり）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小赤沢登山口（苗場山三合目）駐車場

・・・秋山郷は遠かった・・・。でも、信州側から登るこだわりがありました。

コース状況／危険箇所等

このコースに関しては、特に危険箇所があるとは感じませんでした。ただし岩が濡れている際にはスリップに注意したいところです。
蛇足かもしれませんが、足を骨折したらしい人が山頂でヘリに引き上げられて行きました。

その他周辺情報

下山後の温泉・昼食／小赤沢温泉「楽養館」
その他、秋山郷には観光名所あり。

写真

9/14 20:07

前日夜、湯沢温泉の「駒子の湯」に立ち寄りながら運転。東京から秋山郷へは遠い。小赤沢登山口で車中泊して、夜明けを待ちました。

9/15 6:03

登山届を投函して、早朝スタートです。

9/15 6:11

苗場山というと山頂台地の爽やかイメージがありますが、そこに至るまでは泥臭い修行トレイルです。黙々と歩きましょう。

9/15 6:55

薄暗い信越地方の森です。わりかし急坂も多いかと。

9/15 7:07

花でも愛でながらニコニコ登りましょう。

9/15 7:28

白いの。

9/15 7:08

白。

9/15 7:07

白が好きなのか。

9/15 7:33

Oh！くさりーばー。
でもこれで高度をガッと上げてけば、そろそろ展望も近いはず...

9/15 7:06

ほら、視界がひらけてきた。
遠くにはぼんやりと志賀高原が見下ろせます。

9/15 7:43

九合目越えた！
木道を進むと、ぶわっと広大な頂上部へ。

9/15 9:14

わ、色づき始めてる...！
紅葉、始まりつつあるようです！

9/15 9:18

ほんのり紅く染めていますねー。

9/15 8:12

9/15 8:09

さすがナナカマドは赤系の女王様ですね。

9/15 7:47

草原。
ほんのりオレンジがかってます。

9/15 9:46

草紅葉にズームイン。

9/15 8:14

名山「鳥甲山」をバックに、高層湿原。

9/15 8:10

カメレ映りを暗めにして、コントラスト強調させれば・・・・・よし、遠景の北アルプスをなんとか収めました！

9/15 8:54

ああ、それにしても草原いいなー。

9/15 9:35

池塘もいいな・・・。

9/15 9:21

紅葉もいい。湿原の美学を感じます。

9/15 9:36

白い花もはじける秋。
なにげない草地の撮影でも、ひとつのフレームにいろんな色がおさめられますね。

9/15 8:29

ナナカマド。
高層湿原。
山波。

9/15 9:47

9/15 9:37

9/15 9:29

“山頂”が広すぎるぐらい。歩ききれません。

9/15 8:44

いちおう“山頂”の中の山頂です。ここは意外と地味スポットでしたね...

9/15 9:27

ああ、広々。

9/15 8:34

苗場山頂ヒュッテの横にはなんかレリーフがありました。

9/15 8:27

岩石とのっぺりした草原。
こういうのってケルトっぽい風景だと思う。

9/15 9:45

9/15 8:55

9/15 8:57

やはり湿原に美学あり。

9/15 9:00

白い花々をぼんやり見ていると、光の粒みたいに錯覚します。

9/15 8:50

ふわふわ草原。

9/15 8:38

黄葉のむこう側には、谷川連峰！？

9/15 8:48

山頂に着いてからというもの、超スローペースで散策しています。のびのび歩けます。

9/15 9:02

美肌な山肌が見えますね。

9/15 9:03

カッサ湖を見下ろして。

9/15 9:16

山頂ヒュッテ近くまで戻るとなんか上空からバタバタ音が？？？

9/15 9:18

長野県から来たヘリでした。足を骨折した方が引き上げられて行きました。
苗場山は、甘くない。

9/15 9:59

さあ、秋山郷へ帰りましょう。
さらば苗場山！

9/15 11:20

気をつけながらもサクサク下りて、駐車場へと無事下山。

9/15 12:16

まずは、楽養館で昼食。
手打ちの黒っぽい田舎そば。それからイワナの塩焼きです。うまうま。

9/15 12:56

秘湯・小赤沢温泉が気持ちよかった。
タオルも紅く染まる、この濃度です。

9/15 13:25

かつて日本三大秘境のひとつと呼ばれた秋山郷をドライブして帰ります。

9/15 13:24

江戸中期の保存民家。

9/15 13:26

9/15 13:18

交流センターで熊猟の展示などなど。

9/15 13:16

ガチで民俗学の世界でした。

9/15 13:41

渓流釣りのメッカ、中津川渓谷。

9/15 13:44

栃の実大福。むかし、この山岳地帯ではトチを喰って栄養補給したのだとか。

9/15 14:08

ハニー屋さん。
「生蜂園」でトチの花のハチミツを買い求めました。

9/15 14:01

ぶんぶん飛んでました。昔ながらの養蜂と製法でハチミツ作ってるみたいですね。

9/15 14:32

ありがとう、苗場山。
ありがとう、秋山郷。

撮影機器：

FinePix XP60 富士フイルム

装備

個人装備

薄着 軽量 ダブルストック ･･･です。

備考

装備については特に反省点なし。寒いな〜と感じるぐらいの格好で登りはじめるのが一番ですね！

感想

sprout

曇りとはいえ北アルプスまで見渡せるぐらいの展望がありました。
紅葉も始まりつつあり、秋の訪れを感じます。湿原風景の効果もあって、ナイーブな感性が刺激されまくりました。

あまり人気のない秘境・秋山郷からのコースを選びました。
信州好きとしては、どうしてもこちら側から苗場山を登っておきたかったのです。
結果、価値ある登山になったと満足しています。

ただし、車の運転はとてもとてもたいへんですが！