赤岩ノ頭 大平山 赤岩ノ頭東尾根、バラモ尾根


- GPS
- 08:53
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,131m
- 下り
- 2,136m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大久保谷林道(ミカワまで)は問題なし。 赤岩ノ頭東尾根は天目山林道終点までほぼ踏み跡あり。 天目山林道(大クビレまで)は問題なし。 大平山主稜、バラモ尾根、下木影林道は問題なし。 |
写真
横断している山道か鹿柵の破れ口、この看板地、いずれかが大久保谷林道崩壊地の高巻き道の入口だろうと思われる。
感想
大久保橋を渡って大久保谷林道に入り、ネイチャーランドを見下ろしながら荻の久保トンネルを抜けると舗装路が終わり少しで小さなトタン小屋を見る。
デンゴー平から延びる尾根の末端がこの小屋になるが、緩やかそうで下山に利用できそうだ。
近場ノ谷の手前で道は二股になり、左へ下ると大久保集落跡に一軒だけ残る小屋を見る。
近場ノ谷を過ぎ赤岩ノ頭北東尾根末端を回り込んだ先の小尾根にテープが付いている。
おそらくここが大久保水源林道の始点ではないだろうか。
路肩に捨て去られている林業ワイヤーの巻取機?を過ぎると道を塞ぐように小屋が建っており、対面の頭上高くの尾根上に山の神が祀られている。
先の尾根上に踏み跡が続いているが赤岩ノ頭北東尾根に収斂されていくようだ。
小屋の辺り一帯がミカワと呼ばれていた場所で、大久保谷950m圏にあった旧ミカワから移ってきた炭焼集落といわれている。
すぐ先が市兵衛沢で倒潰した小屋が残されている。
対岸に渡ると浦山国有林の錆びた看板が立つ赤岩ノ頭東尾根取付きに乗る。
今日はここから東尾根を行くが、大久保谷林道の不通箇所となっている崩壊地を見に行く。
最初の崩壊地は小さなガリーだが対岸に上がるにはかなりデリケートなクライミングが必要でビレーなしではとても行けない。
少し高巻いてガリーを渡り懸垂で降りれば対岸に渡れるが、その先の崩壊地を通過できずに退却する場合、懸垂部分を上り返すことは不可能であきらめるしかなかった。
崩壊箇所はいくつかあるようだが全容は分からなかった。
浦山国有林の看板地まで戻り赤岩ノ頭東尾根に取り付く。
尾根には踏み跡がしっかりあり登りやすい。
960m圏で山道が横断しているが、おそらくミカワ手前から始まっていた大久保水源林道かもしれない。
そのわずか上で鹿柵に人が入れるような網が破れている箇所がある。
この辺りから大久保谷林道の崩壊地を高巻くルートがあるらしいのでそれだろうか。
さらに990m圏では判読不明の古い看板が立ちピンクテープが不自然なほどたくさんついた地点があり、わずかな踏み跡をたどってみるとヤマレコみんなの足跡の高巻きルートとほぼ一致する。
今日の目的では無いので深追いはせず尾根の登行に戻る。
1270m圏で天目山林道終点に出てからは植林帯を抜け自然林の明るい尾根歩きになるが、踏み跡もほぼ無くなり意外や急斜面。
矢岳主稜に乗り上がり左へわずかで赤岩ノ頭、雑木林に囲まれ展望の利かない山頂で古びた山名板があるのみである。
矢岳方面に向かい、荒川分岐点から右へ折り返すように進み赤岩ノ頭東尾根に合流する。
この道は川浦谷側から上がってくる旧烏帽子谷林道の一部で矢岳主稜を越えて大久保水源林道に合流していたものらしい。
一旦天目山林道終点まで下り、おにぎりを一つと暖かいコーヒーで一服。
ここから大クビレまでは長い林道歩き。
赤岩ノ頭南東尾根を越え次の沢を回り込むと、右上に地形図にも岩記号が記されている高さ50mほどの大岩壁が見える。
おそらく未開拓の素晴らしい岩カベだが、ここまでクルマでアプローチできなければクライマーはやってこないだろう。
歩くことが嫌いなクライマーに3時間以上のアプローチはあり得ない。
大久保谷林道との交差地(赤岩沢・中ノ沢中間尾根)、中ノ沢・大クビレ沢中間尾根との交差地(林道の下にはブル道?のようなものが見える)を確認。
最後の右大回りヘアピンカーブを通過して大クビレに到着。
コーヒーで小憩、大平山へ向かい登頂後すぐに主稜を北へ進む。
先週と同じバラモ尾根を下るが、今回は途中から下木影林道を使い栗山集落跡を通ることにする。
途中、鉄塔の巡視路黄色ポストをいくつか見やり、無人の栗山集落を通り抜け、舗装路から一旦山道に入り栗山入口バス停に降り立った。
今回は、大久保谷林道、天目山林道、下木影林道と林道歩きが大半を占めたが収穫の多い山行だった。
詳しくは、
https://yama2syouyou.blog.fc2.com/blog-entry-186.html
をご覧ください。
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