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Yamareco

記録ID: 5140891
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

赤岩ノ頭 大平山 赤岩ノ頭東尾根、バラモ尾根

2023年02月02日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
08:53
距離
21.2km
登り
2,131m
下り
2,136m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:59
休憩
0:54
合計
8:53
距離 21.2km 登り 2,131m 下り 2,136m
6:42
78
栗山入口
8:00
8:12
55
大久保
9:07
9:15
102
赤岩ノ頭東尾根取付き(ミカワ)
10:57
10:58
14
11:12
11:27
95
天目山林道終点
13:02
13:10
10
13:20
13:21
40
14:01
14:03
17
14:20
29
バラモ尾根下降点
14:49
14:56
39
下木影林道
15:35
栗山入口
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
栗山入口バス停近くの路肩スペースに自家用車駐車。
コース状況/
危険箇所等
大久保谷林道(ミカワまで)は問題なし。
赤岩ノ頭東尾根は天目山林道終点までほぼ踏み跡あり。
天目山林道(大クビレまで)は問題なし。
大平山主稜、バラモ尾根、下木影林道は問題なし。
大久保橋を渡り、左はネイチャーランドへ、一旦右へ折れ正面斜上する道が「森林管理道 大久保線」。
2023年02月02日 07:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 7:05
大久保橋を渡り、左はネイチャーランドへ、一旦右へ折れ正面斜上する道が「森林管理道 大久保線」。
朝は本当に真っ暗でライト無しでは歩けないが、日中は入口双方から光が入り込みライト無しで歩ける。
2023年02月02日 07:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/2 7:16
朝は本当に真っ暗でライト無しでは歩けないが、日中は入口双方から光が入り込みライト無しで歩ける。
ネイチャーランドを俯瞰する。
冬は営業中止?
2023年02月02日 07:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 7:25
ネイチャーランドを俯瞰する。
冬は営業中止?
二股を左に降りると旧大久保集落跡地。
「柿原合名会社山林部詰所」だけが建ち残されている。
2023年02月02日 07:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 7:59
二股を左に降りると旧大久保集落跡地。
「柿原合名会社山林部詰所」だけが建ち残されている。
詰所の下には近場ノ谷を渡る林道が大平山主稜に延びている。
2023年02月02日 08:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 8:02
詰所の下には近場ノ谷を渡る林道が大平山主稜に延びている。
赤岩ノ頭北東尾根1100m付近から蹴出している尾根の末端に建つ廃小屋。
この辺りがミカワと呼ばれた炭焼集落だったらしい。
2023年02月02日 08:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/2 8:44
赤岩ノ頭北東尾根1100m付近から蹴出している尾根の末端に建つ廃小屋。
この辺りがミカワと呼ばれた炭焼集落だったらしい。
小屋の対面高くに祀られた山の神。
2023年02月02日 08:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 8:46
小屋の対面高くに祀られた山の神。
市兵衛沢出合左岸側に残る朽ちた小屋。
2023年02月02日 08:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 8:51
市兵衛沢出合左岸側に残る朽ちた小屋。
朽ちた小屋のすぐ先に立つ看板。
先の崩壊地を偵察に行く。
2023年02月02日 09:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 9:16
朽ちた小屋のすぐ先に立つ看板。
先の崩壊地を偵察に行く。
最初の崩壊地。
ガリーの底には降りられるが、眼前の岩を登ることはフリーソロではムリ、下段だけで2mほどある。
2023年02月02日 09:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/2 9:01
最初の崩壊地。
ガリーの底には降りられるが、眼前の岩を登ることはフリーソロではムリ、下段だけで2mほどある。
浦山国有林の看板まで戻り赤岩ノ頭東尾根を登ると960m圏で山道が横断しており、左に進むと木橋?の残骸が残されている。
2023年02月02日 09:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 9:40
浦山国有林の看板まで戻り赤岩ノ頭東尾根を登ると960m圏で山道が横断しており、左に進むと木橋?の残骸が残されている。
すぐ上には鹿柵が破られている。
2023年02月02日 09:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 9:46
すぐ上には鹿柵が破られている。
990m圏にある看板と斜面の立木には不自然なほど多数のピンクテープがつけられている。
横断している山道か鹿柵の破れ口、この看板地、いずれかが大久保谷林道崩壊地の高巻き道の入口だろうと思われる。
2023年02月02日 09:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 9:49
990m圏にある看板と斜面の立木には不自然なほど多数のピンクテープがつけられている。
横断している山道か鹿柵の破れ口、この看板地、いずれかが大久保谷林道崩壊地の高巻き道の入口だろうと思われる。
赤岩ノ頭が見えてきた。
2023年02月02日 10:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/2 10:24
赤岩ノ頭が見えてきた。
1270m圏で天目山林道終点に飛び出す。
2023年02月02日 10:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 10:31
1270m圏で天目山林道終点に飛び出す。
この石柱と赤ペンキ地で稜線に乗り上がる。
2023年02月02日 10:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 10:55
この石柱と赤ペンキ地で稜線に乗り上がる。
左にわずかで赤岩ノ頭山頂。
2023年02月02日 10:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 10:58
左にわずかで赤岩ノ頭山頂。
荒川分岐点にある、なんとか読める道標。
2023年02月02日 11:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 11:01
荒川分岐点にある、なんとか読める道標。
天目山林道終点から望む大平山(左)と七跳山(右)、中間のコルが大クビレ。
あのコルまで延々と林道歩きか。
2023年02月02日 11:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 11:27
天目山林道終点から望む大平山(左)と七跳山(右)、中間のコルが大クビレ。
あのコルまで延々と林道歩きか。
こちら側から見る武甲山はまさに秩父の盟主の貫禄。
手前の植林された尾根が登ってきた赤岩ノ頭東尾根。
2023年02月02日 11:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 11:31
こちら側から見る武甲山はまさに秩父の盟主の貫禄。
手前の植林された尾根が登ってきた赤岩ノ頭東尾根。
林業の飯場?
2023年02月02日 11:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 11:33
林業の飯場?
地図にも記載のある大岩壁。
開拓クライマーにとって垂涎のカベではないだろうか。
2023年02月02日 11:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 11:44
地図にも記載のある大岩壁。
開拓クライマーにとって垂涎のカベではないだろうか。
牛首への最短路の取り付き。
2023年02月02日 12:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 12:00
牛首への最短路の取り付き。
大クビレに立つと、約50年前大久保谷林道をたどり坊主山直下からトラバースしてきた道(大久保水源林道?)が雪面に浮かび上がっているのが見える。
2023年02月02日 13:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 13:03
大クビレに立つと、約50年前大久保谷林道をたどり坊主山直下からトラバースしてきた道(大久保水源林道?)が雪面に浮かび上がっているのが見える。
また来たよ。
2023年02月02日 13:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 13:21
また来たよ。
先週よりもあきらかに積雪が減っている。
2023年02月02日 13:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 13:50
先週よりもあきらかに積雪が減っている。
栗山集落の頭上の家屋は立木が落下を防いでいる。
2023年02月02日 15:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 15:19
栗山集落の頭上の家屋は立木が落下を防いでいる。
右に降りていく車道から分かれ山道に入る。
2023年02月02日 15:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 15:24
右に降りていく車道から分かれ山道に入る。
途中にある大岩。
大オーバーハングがあり登攀対象としてはアプローチも近く魅力的に思えるが、お地蔵さんが祀ってあり信仰の対象になっているのかも。
2023年02月02日 15:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 15:29
途中にある大岩。
大オーバーハングがあり登攀対象としてはアプローチも近く魅力的に思えるが、お地蔵さんが祀ってあり信仰の対象になっているのかも。
栗山入口バス停に降りてきた。
2023年02月02日 15:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 15:33
栗山入口バス停に降りてきた。
撮影機器:

感想

大久保橋を渡って大久保谷林道に入り、ネイチャーランドを見下ろしながら荻の久保トンネルを抜けると舗装路が終わり少しで小さなトタン小屋を見る。
デンゴー平から延びる尾根の末端がこの小屋になるが、緩やかそうで下山に利用できそうだ。
近場ノ谷の手前で道は二股になり、左へ下ると大久保集落跡に一軒だけ残る小屋を見る。
近場ノ谷を過ぎ赤岩ノ頭北東尾根末端を回り込んだ先の小尾根にテープが付いている。
おそらくここが大久保水源林道の始点ではないだろうか。
路肩に捨て去られている林業ワイヤーの巻取機?を過ぎると道を塞ぐように小屋が建っており、対面の頭上高くの尾根上に山の神が祀られている。
先の尾根上に踏み跡が続いているが赤岩ノ頭北東尾根に収斂されていくようだ。
小屋の辺り一帯がミカワと呼ばれていた場所で、大久保谷950m圏にあった旧ミカワから移ってきた炭焼集落といわれている。
すぐ先が市兵衛沢で倒潰した小屋が残されている。
対岸に渡ると浦山国有林の錆びた看板が立つ赤岩ノ頭東尾根取付きに乗る。
今日はここから東尾根を行くが、大久保谷林道の不通箇所となっている崩壊地を見に行く。
最初の崩壊地は小さなガリーだが対岸に上がるにはかなりデリケートなクライミングが必要でビレーなしではとても行けない。
少し高巻いてガリーを渡り懸垂で降りれば対岸に渡れるが、その先の崩壊地を通過できずに退却する場合、懸垂部分を上り返すことは不可能であきらめるしかなかった。
崩壊箇所はいくつかあるようだが全容は分からなかった。
浦山国有林の看板地まで戻り赤岩ノ頭東尾根に取り付く。
尾根には踏み跡がしっかりあり登りやすい。
960m圏で山道が横断しているが、おそらくミカワ手前から始まっていた大久保水源林道かもしれない。
そのわずか上で鹿柵に人が入れるような網が破れている箇所がある。
この辺りから大久保谷林道の崩壊地を高巻くルートがあるらしいのでそれだろうか。
さらに990m圏では判読不明の古い看板が立ちピンクテープが不自然なほどたくさんついた地点があり、わずかな踏み跡をたどってみるとヤマレコみんなの足跡の高巻きルートとほぼ一致する。
今日の目的では無いので深追いはせず尾根の登行に戻る。
1270m圏で天目山林道終点に出てからは植林帯を抜け自然林の明るい尾根歩きになるが、踏み跡もほぼ無くなり意外や急斜面。
矢岳主稜に乗り上がり左へわずかで赤岩ノ頭、雑木林に囲まれ展望の利かない山頂で古びた山名板があるのみである。
矢岳方面に向かい、荒川分岐点から右へ折り返すように進み赤岩ノ頭東尾根に合流する。
この道は川浦谷側から上がってくる旧烏帽子谷林道の一部で矢岳主稜を越えて大久保水源林道に合流していたものらしい。
一旦天目山林道終点まで下り、おにぎりを一つと暖かいコーヒーで一服。
ここから大クビレまでは長い林道歩き。
赤岩ノ頭南東尾根を越え次の沢を回り込むと、右上に地形図にも岩記号が記されている高さ50mほどの大岩壁が見える。
おそらく未開拓の素晴らしい岩カベだが、ここまでクルマでアプローチできなければクライマーはやってこないだろう。
歩くことが嫌いなクライマーに3時間以上のアプローチはあり得ない。
大久保谷林道との交差地(赤岩沢・中ノ沢中間尾根)、中ノ沢・大クビレ沢中間尾根との交差地(林道の下にはブル道?のようなものが見える)を確認。
最後の右大回りヘアピンカーブを通過して大クビレに到着。
コーヒーで小憩、大平山へ向かい登頂後すぐに主稜を北へ進む。
先週と同じバラモ尾根を下るが、今回は途中から下木影林道を使い栗山集落跡を通ることにする。
途中、鉄塔の巡視路黄色ポストをいくつか見やり、無人の栗山集落を通り抜け、舗装路から一旦山道に入り栗山入口バス停に降り立った。

今回は、大久保谷林道、天目山林道、下木影林道と林道歩きが大半を占めたが収穫の多い山行だった。

詳しくは、
https://yama2syouyou.blog.fc2.com/blog-entry-186.html
をご覧ください。

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