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Yamareco

記録ID: 5141638
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雪山ハイキング
比良山系

堂満ルンゼ 第一ルンゼ〜第三(第二?)ルンゼ下降

2023年02月01日(水) [日帰り]
 - 拍手
gattyo shikakura その他2人
GPS
07:59
距離
7.2km
登り
841m
下り
829m

コースタイム

日帰り
山行
6:47
休憩
0:55
合計
7:42
7:43
13
8:12
8:17
38
8:55
8:55
208
第一ルンゼ入口
12:23
13:09
19
13:28
13:28
65
第三(第二?)ルンゼ下降点
14:33
14:37
30
15:07
15:07
9
15:25
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
イン谷口駐車場までは4輪駆動車で有れば入れます。
コース状況/
危険箇所等
・第一ルンゼ
ルンゼに入って直ぐアイゼン装着。Co700m付近の小滝まではトレースが有った。右側にロープが有り、それを掴んで登れば簡単。それ以降はトレ−スは無く新雪で常時膝以上、傾斜がきつい所では股から腰までののラッセルで厳しい。ルンゼに入る小沢からの落雪が原因と思われる小さな雪崩のデブリが有るが、積雪の断面に層が見られず安定している様子
・第三(第二?)ルンゼ
上部の新雪状態は第一ルンゼと同様。Co730m付近から水流が見える様になってくるが、殆ど沢は雪に覆われているので沢身が分かりづらい。踏み込まない様に注意しながら、右岸、左岸と歩き易い所探しながら降りる。下部の状態は第一ルンゼより悪い。
ルンゼを登るだけなら雪面が柔らかい今の時期では登攀用具は不要。
イン谷口駐車場。此処までは4輪駆動車なら入れる
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イン谷口駐車場。此処までは4輪駆動車なら入れる
暮雪多目的保安林駐車場に到着。昨年は薄っすらと積もった程度で、此処迄車で入れましたが、今年は積雪40cm以上有りそうです
暮雪多目的保安林駐車場に到着。昨年は薄っすらと積もった程度で、此処迄車で入れましたが、今年は積雪40cm以上有りそうです
大山口に到着
第一ルンゼ入口堰堤に到着
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第一ルンゼ入口堰堤に到着
第一ルンゼを登る。此の辺りはトレースが有り、楽勝、楽勝とほくそ笑んだのですが
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第一ルンゼを登る。此の辺りはトレースが有り、楽勝、楽勝とほくそ笑んだのですが
小滝を果敢に登るNさん
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小滝を果敢に登るNさん
我々は右手のお助けロ−プで登ります
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我々は右手のお助けロ−プで登ります
第一ルンゼを登る。股ぐらいの新雪。ワカンを持ってくるんやった〜と悔やみますが、後の祭り
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第一ルンゼを登る。股ぐらいの新雪。ワカンを持ってくるんやった〜と悔やみますが、後の祭り
落雪が原因と思われる小雪崩のデブリ
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落雪が原因と思われる小雪崩のデブリ
第一ルンゼ喉部を振り返る
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第一ルンゼ喉部を振り返る
Co890m付近から支稜が見えて来ます
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Co890m付近から支稜が見えて来ます
振り返ると急斜面で難渋したトレ−ス
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振り返ると急斜面で難渋したトレ−ス
Co970m付近から釈迦岳稜線
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Co970m付近から釈迦岳稜線
今年は左の小沢を登って支稜に出ます。雪玉が転がった跡が上から続いています
今年は左の小沢を登って支稜に出ます。雪玉が転がった跡が上から続いています
第一ルンゼから支稜への登り
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第一ルンゼから支稜への登り
支稜に登り着きました
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支稜に登り着きました
支稜に登っても山頂まではヤブ気味の深雪でもがきます
支稜に登っても山頂まではヤブ気味の深雪でもがきます
堂満岳到着。
堂満岳山頂にて
山頂より琵琶湖が鈍色に光っています
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山頂より琵琶湖が鈍色に光っています
伊吹山アップ
今年はシャクナゲが期待できそう
今年はシャクナゲが期待できそう
山頂付近より蓬莱山(奥)、烏戸山
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山頂付近より蓬莱山(奥)、烏戸山
第三(第二?)ルンゼに入ります
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第三(第二?)ルンゼに入ります
第三(第二?)ルンゼ下降点を示す大岩を振り返る
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第三(第二?)ルンゼ下降点を示す大岩を振り返る
第三ルンゼ下降。少々潜っても全く問題無く、逆に滑落の心配がなく安心です
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第三ルンゼ下降。少々潜っても全く問題無く、逆に滑落の心配がなく安心です
Co730m付近で水流が見えて来ますが、沢身は雪に覆われていて厄介です
Co730m付近で水流が見えて来ますが、沢身は雪に覆われていて厄介です
ルンゼ下部は右に左に渡渉しながらの下降で、気を使います
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ルンゼ下部は右に左に渡渉しながらの下降で、気を使います
金糞滝。もうすぐ青ガレ登り口の夏道に合流
金糞滝。もうすぐ青ガレ登り口の夏道に合流
青ガレ登り口の堰堤まで降りて来るとトレースが有ります
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青ガレ登り口の堰堤まで降りて来るとトレースが有ります
大山口まで戻って来ました
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大山口まで戻って来ました

装備

個人装備
防寒具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ アイゼン ピッケル シュリンゲ カラビナ
共同装備
無し

感想

今年はリクエストが有り、昨年と同時期の堂満ルンゼです。1月25日からの雪で暮雪山多目的保安林駐車場までは入れず、かろうじてイン谷口駐車場までは4輪駆車なら入れるとの事で、私の車は湖西線比良駅前に駐車し、電車で来られたIさんと2人Nさんの車に同乗して20cm程積雪があるイン谷口駐車場に到着。1台先着車が止まっています。

正面谷沿いの登山道にははっきりしたトレースが続いていますが、積雪は昨年と比べて格段に多く第一ルンゼ入口で60〜70cmは有りそうです。ルンゼに入ってすぐにアイゼンを履きますがトレースは30日のヤマレコのレコ通りはっきりと残っており、楽勝、楽勝とほくそ笑みながら小滝まで登ります。小滝の乗越ではNさんは果敢に左側の直登に挑みますが我々はロ-プの有る右側の安直ル-トで乗り越しますが、乗り越してびっくり、トレ-スが綺麗に消えています。

ワカンを持参しなかった事を悔みますが後の祭り。トレ-スが無くなると常時膝上以上、深い所では股上から腰程のフカフカ雪を4人で交代しながらラッセルします。遅々として進みませんが、雪を掘り起こして断面を見ても異なった層は見られず、所々小沢から落雪が原因と思われる小さな雪崩のデブリが有るものの雪は安定している様子なので1歩1歩高度を上げていきます。

Co850m付近まで登って来ると支稜の稜線が見えて来ます。Co970m付近で左の支稜に登りそのまま山頂まで行くか、右側のルンゼを詰めてから山頂を目指すか検討しますが、今年は左の支稜に登ることにします。支稜に登ってから山頂までも深雪と格闘しながら堂満岳山頂に到着。昨年より1時間以上余分にかかっています。

山頂には誰も居らず風は余り無いのですが、生憎の天気で琵琶湖は鈍色に光っており、伊吹山、霊仙山が薄っすらと見える程度です。昼食後は予定通り第三(第二?)ルンゼを下る事に決定し下降点に向かいます。

下り易そうな所から下降開始。傾斜も第一ルンゼと同程度で、膝から股下まで潜るのくらいで滑落の心配も無く、雪質も安定しており新雪雪崩も発生しそうもない無いので快適に下れます。

Co730m付近から流れが顔を出して来ますが流れは雪に埋もれており踏み抜かない様に気を付けながらの下りは昨年以上に疲れます。左手に金糞滝が現れて来ると直ぐに青ガレ登り口の夏道に合流。何も無く下降出来てホッとします。

最後までアイゼンを脱ぐことなくイン谷口の駐車場に戻ってきます。昨年とは違いルンゼの積雪が多くて難渋しましたが久しぶりに充実した良い一日でした。お疲れ様。

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コメント

shikakuraさん、今年も大変お世話になりました。
レコ有難うございました。
昨年も同じ時期に登っているのにやはり先日の寒波で半端ない積雪でしたね!
私もワカンを持って行かなった(車に残置)のを後悔しています。
前日、前々日のレポを見て、今年はトレースもしっかりついて楽ちん!と…甘かったです。
でも、皆さんのラッセルのお陰で何とか登頂出来ましたね。女性陣の逞しさに感激と感謝です。
今度は御在所の藤内沢ですね。初めての挑戦ですので期待と不安でワクワクです。
また、宜しくお願い致します。
2023/2/3 16:43
gattyoさん 今晩は
お疲れ様でした。でも例会では味わえない充実した1日でした。
ラッセル有難うございました。
2023/2/3 20:06
プロフィール画像
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