ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5152123
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

裏六甲の氷瀑巡り

2023年02月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
08:29
距離
26.9km
登り
2,034m
下り
2,036m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
1:30
合計
8:29
5:00
8
打出天神社
5:08
5:08
9
5:17
5:17
5
5:38
5:44
8
6:05
6:05
4
6:09
6:10
7
6:17
6:18
5
6:23
6:23
13
6:36
6:38
9
6:47
6:48
26
7:14
7:14
6
7:20
7:29
3
7:32
7:32
20
7:52
7:52
4
7:56
7:56
7
8:03
8:03
13
8:16
8:16
15
8:31
9:04
14
9:18
9:22
4
9:26
9:31
5
9:36
9:36
11
9:47
9:56
15
10:11
10:15
5
10:20
10:24
32
10:56
10:56
4
11:00
11:02
9
11:11
11:13
20
11:33
11:33
4
11:37
11:37
10
11:47
11:47
12
11:59
12:00
6
12:06
12:06
11
12:17
12:18
4
12:22
12:22
12
12:43
12:44
11
13:07
13:08
9
13:17
13:17
12
13:29
打出天神社
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス 自宅から全て徒歩
コース状況/
危険箇所等
七曲滝〜百間滝〜白石滝に抜けるコースには、危険なトラバース箇所があります。
白石谷左俣は堰堤超え(4つ)や未整備の箇所が多いため、右俣の方がお薦めです。
膝痛が癒えないので近場の裏六甲の氷瀑を見に行きます。まだ残っているかなあ。
14
膝痛が癒えないので近場の裏六甲の氷瀑を見に行きます。まだ残っているかなあ。
風吹岩手前の展望所(岩見茶屋跡)から。街はまだ眠っているようです。
24
風吹岩手前の展望所(岩見茶屋跡)から。街はまだ眠っているようです。
六甲山最高峰付近からの朝日。冷たく張り詰めた空気が背筋をもピンとさせます。
26
六甲山最高峰付近からの朝日。冷たく張り詰めた空気が背筋をもピンとさせます。
六甲山最高峰にて。有馬から登って来られた女性ハイカーのお二人に撮っていただきました。
33
六甲山最高峰にて。有馬から登って来られた女性ハイカーのお二人に撮っていただきました。
ココからチェーンスパイク装着。今日は久しぶりに登山靴を履きました。
23
ココからチェーンスパイク装着。今日は久しぶりに登山靴を履きました。
有馬に向かって下ります。裏六甲に入った途端、気温が一層下がった感じがします。
15
有馬に向かって下ります。裏六甲に入った途端、気温が一層下がった感じがします。
ココから炭屋道を経て紅葉谷に向かいます。
10
ココから炭屋道を経て紅葉谷に向かいます。
紅葉谷入渓。雪がチラホラ。
8
紅葉谷入渓。雪がチラホラ。
1つ目の迂回路は標識に従う。
8
1つ目の迂回路は標識に従う。
2つ目の迂回路は標識に反して、標識を乗り越えて右手に下る。谷に入り初めて人 & 犬に会いました。
14
2つ目の迂回路は標識に反して、標識を乗り越えて右手に下る。谷に入り初めて人 & 犬に会いました。
蟇(がま)滝。両端が少し凍っています。この先が期待できます!
14
蟇(がま)滝。両端が少し凍っています。この先が期待できます!
蟇滝を巻く登山道は細く、脇には立派なつららあり。これに気を取られて落ちでもしたら命はない。
15
蟇滝を巻く登山道は細く、脇には立派なつららあり。これに気を取られて落ちでもしたら命はない。
七曲滝(落差約20m)の氷瀑。1月末の寒波でできたものらしく、一部溶けて崩れていました。
31
七曲滝(落差約20m)の氷瀑。1月末の寒波でできたものらしく、一部溶けて崩れていました。
七曲滝、左側の氷瀑をアップ。流水が凍るほどの寒さってどんなだろう。
38
七曲滝、左側の氷瀑をアップ。流水が凍るほどの寒さってどんなだろう。
このまま七曲滝を上り詰めて百間滝方面に行けそうでしたが、過去レコのルートに従い戻りました。
16
このまま七曲滝を上り詰めて百間滝方面に行けそうでしたが、過去レコのルートに従い戻りました。
ココで初めてハイカーに出会う。急登をヨタヨタ下って来た方々を見て、改めて危険な場所である事を認識しました。
12
ココで初めてハイカーに出会う。急登をヨタヨタ下って来た方々を見て、改めて危険な場所である事を認識しました。
私はそれとは反対のココから百間滝を目指します。
9
私はそれとは反対のココから百間滝を目指します。
良い感じの谷です。
10
良い感じの谷です。
小滝の氷瀑が剥げかけてます。
14
小滝の氷瀑が剥げかけてます。
所々にツララはあれど、滝は凍っていませんでした。
14
所々にツララはあれど、滝は凍っていませんでした。
蜘蛛滝。ココも凍っていませんでした。
14
蜘蛛滝。ココも凍っていませんでした。
この周辺のトラバース道は命がけです。足を滑らしたら谷底まで転げ落ちます。
11
この周辺のトラバース道は命がけです。足を滑らしたら谷底まで転げ落ちます。
尾根道も崩落箇所があり油断できません。木の根にかかったロープを下ると七曲滝の上に出れそうでしたが...
8
尾根道も崩落箇所があり油断できません。木の根にかかったロープを下ると七曲滝の上に出れそうでしたが...
ロープはあれど、ザレた急坂で降りれそうもなかったので諦めました。
9
ロープはあれど、ザレた急坂で降りれそうもなかったので諦めました。
一旦立派な山道に出ますが、すぐに分岐。注意書きには、百問滝、似位滝への道は「全面崩落して危険」とのことです。
10
一旦立派な山道に出ますが、すぐに分岐。注意書きには、百問滝、似位滝への道は「全面崩落して危険」とのことです。
分岐から直ぐに迂回路がありました。急登と激下りの巻道です
9
分岐から直ぐに迂回路がありました。急登と激下りの巻道です
迂回した後に崩落地点まで戻ると、確かに道が消えていました。
12
迂回した後に崩落地点まで戻ると、確かに道が消えていました。
ココ以外にもトラバース道があちこち崩落していて確かに危険な場所です。
9
ココ以外にもトラバース道があちこち崩落していて確かに危険な場所です。
百間滝(落差約30m)の氷瀑。僅かに残っていました。
20
百間滝(落差約30m)の氷瀑。僅かに残っていました。
百間滝の右側の氷瀑をアップ。辛うじてへばり付いている感じです。
30
百間滝の右側の氷瀑をアップ。辛うじてへばり付いている感じです。
似位滝(にいのだき、落差約30m)。氷瀑は僅か。
18
似位滝(にいのだき、落差約30m)。氷瀑は僅か。
似位滝。クリームパンでコーヒー休憩。
15
似位滝。クリームパンでコーヒー休憩。
不思議な形をしています。
22
不思議な形をしています。
川沿いに白石谷に下ります。
7
川沿いに白石谷に下ります。
ゴルジュの核心部。ドボンしないように...
9
ゴルジュの核心部。ドボンしないように...
雪だるまの残骸?白石谷に到達。
9
雪だるまの残骸?白石谷に到達。
白石滝(落差約30m)には氷瀑なし。巻道を使わずに左岸より登りましたが、心配そうに見てくださっていた方がいました。
14
白石滝(落差約30m)には氷瀑なし。巻道を使わずに左岸より登りましたが、心配そうに見てくださっていた方がいました。
谷沿いを遡上。正面は白石第4砂防ダム。
7
谷沿いを遡上。正面は白石第4砂防ダム。
ダムを超えるとそこから先は雪景色。
8
ダムを超えるとそこから先は雪景色。
白竜滝(落差約25m)。水量が少なく、氷結もしていない。
10
白竜滝(落差約25m)。水量が少なく、氷結もしていない。
白竜滝の名札の右手、このロープを使って攀じ登り、白竜滝を巻く。
7
白竜滝の名札の右手、このロープを使って攀じ登り、白竜滝を巻く。
巻道から見下ろした大安相滝。
8
巻道から見下ろした大安相滝。
白石谷の分岐。右俣(白石第六砂防ダム)は何度か行った事があるので、今日は未踏の左俣に進みました。
9
白石谷の分岐。右俣(白石第六砂防ダム)は何度か行った事があるので、今日は未踏の左俣に進みました。
間も無く白石第五砂防ダム。この後さらに3つのダムを超えました。
7
間も無く白石第五砂防ダム。この後さらに3つのダムを超えました。
最後は二股に別れましたが、左側に進みます。
7
最後は二股に別れましたが、左側に進みます。
歩きにくい道ですが...
7
歩きにくい道ですが...
魚屋道のココに無事突き上げました。
8
魚屋道のココに無事突き上げました。
2度目の最高峰。何度来ても最高!
26
2度目の最高峰。何度来ても最高!
アマチュア無線の方(テント内)が占拠している事が時々あり、うるさくて敵いません。何故あんなデカイ声を張り上げるのか不思議です。
17
アマチュア無線の方(テント内)が占拠している事が時々あり、うるさくて敵いません。何故あんなデカイ声を張り上げるのか不思議です。
最高峰付近の東屋から。この景色を見るとホッとします。
16
最高峰付近の東屋から。この景色を見るとホッとします。
一軒茶屋への下り。完全凍結でアイゼン必要です。
15
一軒茶屋への下り。完全凍結でアイゼン必要です。
横池(雄池)が一部凍結していました。
18
横池(雄池)が一部凍結していました。
風吹岩手前の展望所から。夜も昼も最高の景色を見せてくれます。
15
風吹岩手前の展望所から。夜も昼も最高の景色を見せてくれます。
芦屋ロックガーデンは混み混みでした。
17
芦屋ロックガーデンは混み混みでした。
登りの方を優先するので身体がすっかり冷えましたが、膝には良かったようです。
10
登りの方を優先するので身体がすっかり冷えましたが、膝には良かったようです。
高座の滝到着。護摩堂で山行の無事を感謝。この後、打出天神社までログを取りました。
15
高座の滝到着。護摩堂で山行の無事を感謝。この後、打出天神社までログを取りました。

感想

裏六甲の紅葉谷・白石谷には「有馬四十八滝」と呼ばれる名滝群があります。冬には氷瀑が見れる滝があり、先月末の大寒波以来、たくさんのレコが上がっています。これまで興味がありながら、実は一度も行けてませんでした。今日はまだ膝痛で遠くには行けそうもないので、この機に思い切って行って来ました。走りを封印するため、久しぶりに登山靴を履き、朝5時スタートです。

六甲山最高峰に近づくにつれ、雪や氷が目立つようになりました。最高峰で美しいお天道様を眺めた後、チェーンスパイクを装着し、凍結した有馬への下り坂をゆっくりと進みました。裏六甲に立ち入った途端、一気に気温が下がった感があり、氷瀑がまだ残っている期待が高まります。

炭屋道から紅葉谷に下り、そこからレコで予習した氷瀑巡り。蟇(がま)滝→七曲滝→蜘蛛滝→百間滝→似位滝(にいのだき)→白石滝→白竜滝と巡りました。氷瀑の見頃は残念ながら過ぎていたようでしたが、初めて見た裏六甲の滝はキレイでした。また前半は未踏のルートだったので新鮮でした。ただ危険な箇所も多く、特に七曲滝から百間滝に抜けるルートでは、滑落=死という緊張感が常にありました。

白石谷では左俣に初めて足を踏み入れました。堰堤超え(4つ)や未整備の箇所が多いため予想外に疲れました。夏場は藪漕ぎの覚悟も必要と思います。やはり右俣の方がお薦めです。

今日はスタートが早かったせいか、氷瀑巡りや白石谷では殆ど人に会いませんでした。氷瀑巡りの際の混雑を避けたかったので予想通りでした。ただその分、最後に七曲りやロックガーデンでは多くの人が登って来るのに出会うことになりました。

膝を労るための近場の散策山行だったはずが、蓋を開けたら26.9 km、累積標高は2000mを超えてしまいました。それでも膝痛は悪化しなかったので、走らなければ、それなりの距離は歩けそうです。とにかく今日の無事に感謝です。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1511人

コメント

裏六甲の滝巡りは一度お邪魔したいと思っています。膝痛のなか大丈夫でしたでしょうか。
いつもkumainkobeさんの山行きを楽しみに感じている私としましては体調が気になります。
お身体を労わりつつ楽しませてもらえたらと思っていますので、無理なさらないようにお願いします。
2023/2/11 16:34
buraaruさん、
お言葉ありがとうございます。
膝は徐々に改善し、走らなければそれほど痛まなくなりました。

裏六甲の滝巡り、私も一度行きたかった場所でした。氷瀑に間に合って良かったですが、暖かくなってからの滝巡りも楽しそうだったので、再訪決定です。

コメントありがとうございました。
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ
2023/2/11 17:36
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

未入力 六甲・摩耶・有馬 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 六甲・摩耶・有馬 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
未入力 六甲・摩耶・有馬 [日帰り]
六甲縦断コース(芦屋ロックガーデン〜六甲山〜有馬温泉)
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら