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Yamareco

記録ID: 5155548
全員に公開
山滑走
八幡平・岩手山・秋田駒

荷葉岳ー滑走コンプリート

2023年02月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:46
距離
7.8km
登り
762m
下り
757m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:46
休憩
0:00
合計
5:46
距離 7.8km 登り 762m 下り 770m
8:20
175
スタート地点
11:15
75
第一滑走地点
12:30
96
第二滑走地点
14:06
ゴール地点
天候 晴れのち雪、風も無く穏やか..
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鶴の湯近くの林道最終地点から入山
コース状況/
危険箇所等
ダムの渡渉場所は完全に埋まっていなかった。
ダムから植林地帯下部の沢もあまり埋まっておらず。
その他周辺情報 下山後温泉はアルパコマクサへ行きました。
晴天下、林道最終地点からいざ出発!
さて、最初の徒渉はどうか!?
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晴天下、林道最終地点からいざ出発!
さて、最初の徒渉はどうか!?
辛うじて...スキーのまま行けるかぁー??
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辛うじて...スキーのまま行けるかぁー??
こんな感じでスキーのまま行けました。でも雪が崩れたり、板が宙に浮いたりよ...
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こんな感じでスキーのまま行けました。でも雪が崩れたり、板が宙に浮いたりよ...
その後のトラバースも微妙だ。落ちない様に慎重に行ってみよう。
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その後のトラバースも微妙だ。落ちない様に慎重に行ってみよう。
難所を終えて尾根への取り付きへ。植林地帯の急登に取り掛かった。脛までのラッセルを頑張る!
難所を終えて尾根への取り付きへ。植林地帯の急登に取り掛かった。脛までのラッセルを頑張る!
徐々に後方が開けて秋田駒ケ岳が見えてきた。これにて気分も良し!
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徐々に後方が開けて秋田駒ケ岳が見えてきた。これにて気分も良し!
急登ラッセル。ジグを切って登ろう。
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急登ラッセル。ジグを切って登ろう。
あれ、我々の他には誰も入っていないはず?カモシカのラッセルした跡かぁ... このトレースを借りようと思ったが、あちこちに歩き回っていたので使えず...
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あれ、我々の他には誰も入っていないはず?カモシカのラッセルした跡かぁ... このトレースを借りようと思ったが、あちこちに歩き回っていたので使えず...
一転して広葉樹林に入った。
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一転して広葉樹林に入った。
展望台に立つと後方に乳頭山も見えてきた。
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展望台に立つと後方に乳頭山も見えてきた。
乳頭山アップ!
青空の下、ブナ達が綺麗だ。
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青空の下、ブナ達が綺麗だ。
尚もラッセル、ガンバ!!
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尚もラッセル、ガンバ!!
秋田駒ケ岳。この方向から眺めることってなかなか無い。男女岳と男岳がまるでフタこぶラクダの様だ。
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秋田駒ケ岳。この方向から眺めることってなかなか無い。男女岳と男岳がまるでフタこぶラクダの様だ。
巨大マッシュの正体は倒木の根っこだったよ。
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巨大マッシュの正体は倒木の根っこだったよ。
景色いいねー!サイコーね!
疲れも忘れるよ!
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景色いいねー!サイコーね!
疲れも忘れるよ!
雪を纏ったブナが青空に映える。
雪を纏ったブナが青空に映える。
P1190からの南面、オープンバーンに出た。
3
P1190からの南面、オープンバーンに出た。
秋田駒ケ岳のアップ。
手前にはアルパこまくさから続く旧アッスルスキー場跡が見える。
いつもハイクアップしている長いゲレンデ跡ね。
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秋田駒ケ岳のアップ。
手前にはアルパこまくさから続く旧アッスルスキー場跡が見える。
いつもハイクアップしている長いゲレンデ跡ね。
こちらは乳頭山と笊森山。
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こちらは乳頭山と笊森山。
この斜面は是非とも一本滑りましょう!
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この斜面は是非とも一本滑りましょう!
展望の良い最高のゲレンデでしょ!
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展望の良い最高のゲレンデでしょ!
でも向こうに見える尾根(ひとつ西側)が今日の滑走メインの斜面よ!
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でも向こうに見える尾根(ひとつ西側)が今日の滑走メインの斜面よ!
あのダケカンバまで登ったらシールオフするぞ。
あのダケカンバまで登ったらシールオフするぞ。
いざ滑走。Tリーダー。
2023年02月06日 20:36撮影
5
2/6 20:36
いざ滑走。Tリーダー。
雪質もパウダーでサイコー。
2023年02月06日 20:36撮影
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2/6 20:36
雪質もパウダーでサイコー。
シューっと爽快に滑ります。
2023年02月06日 20:34撮影
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2/6 20:34
シューっと爽快に滑ります。
Tリーダー、フカフカで板が浮いてるね!
2023年02月06日 20:37撮影
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2/6 20:37
Tリーダー、フカフカで板が浮いてるね!
pも滑りを楽しむ。
2023年02月06日 20:42撮影
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2/6 20:42
pも滑りを楽しむ。
秋田駒ケ岳へ向かって!
2023年02月06日 20:42撮影
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2/6 20:42
秋田駒ケ岳へ向かって!
登り返しの前にここでランチタイムにする。
ここは景色もイイし、今日は風もないし。
ゆっくりランチ休憩が出来たさ。
登り返しの前にここでランチタイムにする。
ここは景色もイイし、今日は風もないし。
ゆっくりランチ休憩が出来たさ。
秋田駒ケ岳アップ。
まったりとコーヒーを飲んだわ。
秋田駒ケ岳アップ。
まったりとコーヒーを飲んだわ。
おー、秋田駒ケ岳の八合目避難小屋が見える!(黒い点)
おー、秋田駒ケ岳の八合目避難小屋が見える!(黒い点)
さて、登り返してピーク1190付近の樹林帯へ入った。
さて、登り返してピーク1190付近の樹林帯へ入った。
上空の雪爆弾に注意!
上空の雪爆弾に注意!
この辺りで登高終了。早速シールオフです。
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この辺りで登高終了。早速シールオフです。
自分の相棒。
先ずはブナ林のツリーランから始まる。いざ滑走!
先ずはブナ林のツリーランから始まる。いざ滑走!
Tリーダー!
2023年02月06日 20:38撮影
2/6 20:38
Tリーダー!
ナイスパウダー、フカフカでした!
2023年02月06日 20:39撮影
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2/6 20:39
ナイスパウダー、フカフカでした!
pも出発!
2023年02月06日 20:44撮影
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2/6 20:44
pも出発!
そしてオープンバーンへ。
予想通りのナイス斜面。パウダーもサイコー!
2023年02月06日 20:48撮影
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2/6 20:48
そしてオープンバーンへ。
予想通りのナイス斜面。パウダーもサイコー!
そのまま滑走して...
そのまま滑走して...
最後は針葉樹林へ突入する。
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最後は針葉樹林へ突入する。
ある程度下った地点でシールを貼って登り返し。

登り返しは少しだけ。
スムーズに目的の場所へ戻ってきた。ナイスー。
ある程度下った地点でシールを貼って登り返し。

登り返しは少しだけ。
スムーズに目的の場所へ戻ってきた。ナイスー。
最終滑走は痩せ尾根上。狭いけど快適パウダーでとても楽しめたよ!
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最終滑走は痩せ尾根上。狭いけど快適パウダーでとても楽しめたよ!
植林地帯も上手いこと沢に抜け出て下まで一気に滑り続ける。
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植林地帯も上手いこと沢に抜け出て下まで一気に滑り続ける。
最初の渡渉点までシールなしで戻って来れた。これもナイスー!

登りも下りも今回のルートがベストかも!
ということで荷葉岳コンプリート!
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最初の渡渉点までシールなしで戻って来れた。これもナイスー!

登りも下りも今回のルートがベストかも!
ということで荷葉岳コンプリート!

感想

昨シーズンから山スキーで何度か通っていた荷葉岳。(今回4回目)

夏道が無いことから登山ではマイナーな山。名前も聞いたことがなく初めは読み方すら分からなかった。そして未だこの山中では誰にも出会ったこともないとても静かな山だ。

探索すること4度目でようやく理想的なルートを開拓できた気がする。

課題は3つ。
・ピーク1190へのスムーズな到達
・快適な斜面の滑走
・植林斜面から無難にゴール

登りで使った植林の尾根は急登で脛ラッセルを強いられたが何とかジグを切って登り詰める。前回マークした山腹の平地までが第一の頑張りどころだ。急登をこなしていけば徐々に後方が開けて秋田駒ヶ岳や乳頭山などの山並みも見られる。それにて気分的に疲れが回復する。

そこから先は広葉樹林に切り替わる。白く雪化粧したブナの木はやはり青空に映えるね。やや平坦になったブナ林をピーク1190に向かって進んで行くと南面に広がるオープンバーンに出る。ここは流石に滑走意欲が湧いてくる。ここは一本滑りましょ!という事になるよね。

という事で一本滑ります。
南面で日差しがあり少々重雪になってきたかなと思ったけれど滑ってみればナイスパウダーだった。

快適に一本滑り、登り返そうとした場所の景色がとても良かったのでその場でランチにした。今日は風も無く過ごし易い。手袋を外しても何ら問題ない感じだ。

ランチ中にやや青空の色が褪せて来たかな。

登り返しの尾根の途中から一つ西側の尾根を眺めた。地形図を見ていて気になっていた尾根だ。Tリーダーとの相談で、その尾根を斜面を今日の滑走メインと決めていた。

昨年滑ったピーク1190からの北東斜面も候補ではあったが、下の沢に降りてしまうと今日の状況から復帰が厄介そうだったからだ。

目的の斜面は地形図通りでまずまずの斜度が一定に続いていた。そしてこちらもオープンバーン。雪質も良くストロークもある。やっぱりイイね!
予想通りで楽しい滑りが出来た。

さてここから上手く戻れるか?
こういう場所のルーファイは流石Tリーダである。樹林帯に入ってからも若干下り、沢に下りた場所からシールを貼って少し登り返す。そして難なく最終滑走を考えていた尾根の上部へ戻ることが出来た。

最終滑走する尾根は昨年(第一回目)で滑走済みだった。痩せ尾根ではあるが斜度も樹林密度も無難で滑りはまずまず楽しめる。

そして面倒な植林地帯に出会す。樹林内から明るく見えた右手の沢にトラバースして抜け出るとまたまた楽しい滑走斜面が待っていた。そのまま沢を滑走して行くことで無事登りのトレースに突き当たった。シールオフのまま最初のダムの渡渉箇所まで帰ってくることが出来たわけだ。

登りも滑りも何とも上手くいったので今回のタイトル通り荷葉岳コンプリート!
やはり新規開拓は面白い。

厳冬期の遠征は、以前は道路事情などを考えてほとんどしていなかったのですが、ここ数年はイイ斜面イイ雪を求めて岩木山や田代岳への遠征が当たり前になってきました。
そのたびに思うことが、あ〜、近くにイイ斜面ないかな!?ということです。
もちろんイイ斜面はあることはあるのですが、どこも歩きのアプローチが長いんですよね〜
すぐ登れるイイ斜面ないかな!?と地形図とにらめっこして見つけたのが、この荷葉岳(といってもピークには行かないけど・・・)です。
ヤマレコの記録はほとんど残雪期で、スキーの記録もありましたが、メインは鶴の湯からのスノーシューでした。
ということで、昨シーズンから何度か入って、やっと今回の山行で一定の成果が出たかなと・・・
今季また行きたいと思うし、来シーズン以降も続けて出かけたいと思います。
あ、でも、やっぱり岩木山と田代岳にも行きます!笑

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コメント

お見事〜!!綺麗に繋がってる!
自分で開拓したルート、名前つけたくなっちゃうね!
2023/2/7 7:00
glide5さん
もう4回目。
これまでの探索の成果と新規ルートに関してはTリーダのルーファイのお陰でした!
ルートの名前かぁ...考えよー。
2023/2/8 8:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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