裏岩手縦走（紅葉&みちのく温泉旅）

2014年09月21日(日) 〜 2014年09月23日(火)

• GPS: 50:57
• 距離: 40.3km
• 登り: 2,164m
• 下り: 2,269m

天候

晴れ　（八幡平周辺だけ霧）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路：横浜21:20発〜盛岡6:00着　\6,900（キラキラ号）
　　　　盛岡6:54発~松川温泉8:49着　\1,140（岩手県北バス）
■復路：玉川温泉15:34発〜田沢湖駅16:56着　\1,460（秋北バス）
　　　　田沢湖駅17:55~盛岡駅18:56　\760（JR）
　　　　盛岡23:05発~新宿6:30　\6,600（ウィラートラベル）

コース状況／危険箇所等

■登山ポスト：松川登山口にあり
■危険箇所：特になし
■水場：大深山荘から5分の水場はとても水量が豊富
　　　　焼山〜玉川温泉までの昭文社の地図で上の水場は無し、下の水場は沢から汲めばOK
■焼山避難小屋は倒壊の危険があるため使用不可とのこと

その他周辺情報

《宿泊》
■大深山荘（避難小屋）：とても綺麗な小屋。この日は激混みでした。土間まで人が寝て、さらに入れない人は外にテント、ツェルトの方も・・・。
■後生掛温泉：オンドル大部屋　\2,230（入湯税込）
ガス、水道、洗濯機使えます。寝具貸出も有り。温泉最高です！24時間OK！
http://wp.at-ml.jp/70107/%E6%B9%AF%E6%B2%BB%E9%83%A8%E3%80%80%E3%81%94%E5%AE%BF%E6%B3%8A/
《立ち寄り湯》
■蒸の湯温泉：\600　いいお湯でしたが、この日は露天風呂がクローズしていて入れず、ちょっと残念。
http://www.ink.or.jp/~fukenoyu/index.html
■玉川温泉：\600　さすがの名湯！日本一の強酸性ph1.2なんてちょっとスゴすぎ！
源泉100%はビリビリきます。
http://www.tamagawa-onsen.jp/

写真

9/21 9:08

松川温泉・峡雲荘前のバス停で降りてスタート

9/21 9:31

いいお天気です。しばらくは樹林帯

9/21 10:52

三ツ石岳見えました。ここから先は眺めのいい道。

9/21 11:03

三ツ石湿原と三ツ石山荘。

9/21 11:03

芝もみじが綺麗。キラキラしています。

9/21 11:05

三ツ石山荘内部、ストーブがありました。この日はすごい人！

9/21 11:31

縦走路にはリンドウがいっぱい

9/21 11:54

三ツ石岳山頂へ。ここもすごい人。

9/21 11:55

三ツ石山

9/21 11:58

岩手山

9/21 11:59

9/21 12:30

三ツ沼

9/21 12:35

振り返ると・・・

9/21 12:52

ほんとに気持ちのいい縦走路。癒されます〜〜〜

9/21 13:04

小畚山

9/21 13:37

アザミ&アキノキリンソウ

9/21 14:16

大深岳

9/21 14:37

水場を経由してから小屋へ向かう

9/21 14:42

木道がついています

9/21 14:53

水場はこんな感じ。水量が豊富。

9/21 15:01

大深山荘。この日は大賑わいでした。2階だけで12人寝ました。1階は土間に寝る人も。

9/21 17:08

今夜のごちそう

9/22 5:32

朝陽を浴びながら歩き出し

9/22 5:45

鏡沼

9/22 6:02

嶮岨森

9/22 6:57

石沼

9/22 7:03

石沼対岸まで散策にいきましたが、残念ながらイワキキョウのお花は終わっていた・・・

9/22 7:31

だんだんとガスが出てきちゃいました。昨日より気温もかなり低いです。

9/22 8:38

ちょっと寄り道して畚岳。展望なくて残念。

9/22 9:12

八幡平に向かう途中で車道に出る。車道をしばらく歩き。

9/22 9:57

いつか泊まってみたい陵雲荘。

9/22 10:08

八幡平頂上。展望デッキが工事中・・・

9/22 10:46

バスには乗らず歩きで蒸ノ湯へ。歩いている人は他に誰もいない・・・。途中の田代沼はお花の時期はすごく良さそうです。

9/22 12:06

ナナカマド。八幡平を過ぎたら青空になりました。

9/22 13:39

舗装路を歩いて「ふけの湯」に寄り道。秘湯の宿。

9/22 13:43

今回は内湯にしか入りませんでしたが、野天湯もすごく良さそう。混浴の他にちゃんと男女別の湯もあるのでありがたいですね。次回は入りたい！

9/22 14:23

大深温泉の前を通って後生掛温泉へ。このあたり熊出没注意とのこと。ここも他に歩いている人には会わず。

9/22 14:40

9/22 14:57

途中の茶屋に寄り道。珍しい半熟温泉黒ゆで玉子を頂きました。

9/22 15:05

紺屋地獄（湯沼）、オナメ・モトメを経由して後生掛温泉へ。

9/22 15:39

宿の間を抜けたところに焼山登山口があります。

9/22 15:35

オンドル大部屋。同室の方にとても親切にしていただき、お世話になりました。

9/22 17:17

今夜のごちそう

9/23 7:13

朝風呂入ってから歩き出し。しばらくは樹林帯

9/23 8:53

国見台。展望良し

9/23 9:02

毛せん峠

9/23 9:22

焼山避難小屋。かわいらしい小屋ですが、今は使用不可です。

9/23 9:46

鬼ヶ城

9/23 9:54

湯釜。有毒ガス注意とのことです。

9/23 9:57

周囲は通行禁止

9/23 10:01

ガンコウランの実。たくさんありました。

9/23 10:21

名残峠。ここから焼山ピストン。焼山は笹に覆われて展望は無し。

9/23 11:02

下の水場こんな感じです。

9/23 11:04

あと少しで終了

9/23 11:26

玉川温泉大迫力でした！

9/23 11:36

川も硫黄で真っ白。魚住めませんね。

9/23 13:16

岩盤浴場。地熱でホカホカ♫

9/23 12:22

秋田うまいものづくしでこの旅の〆。稲庭うどん、いぶりがっこ、じゅんさい、比内地鶏の親子丼です。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT1 パナソニック

感想

mimimaru

飛び石の連休を利用して前々から気になっていた裏岩手の縦走へ。
紅葉にはまだ早いかなと思って期待していなかったのですが、三ツ石岳周辺はまさに今がピークとのことでバッチリでした。リンドウなどの秋のお花もたくさん。
お天気がよくて日帰りできる山なので、三ツ石避難小屋、山頂は大賑わいでした。
地元の方が多かったかも。
三ツ石岳から先は急に人が少なくなり、大きなザックの人にも全然出会わないので大深山荘はガラガラかと油断していたらとんでもなく、15時に到着したらすでに10人以上の人が。ギリギリで2階の一角のスペースを確保できた。
もうちょっと遅かったら入れなかったかも。
（ツェルトは持っていましたが・・・外は夜ものすごい冷え込みだったので小屋に泊まれてありがたかった。標高低くてもさすがは東北ですね。）
翌日は嶮岨森（けんそもり）、諸檜岳（もろびだけ）、畚岳（もっこだけ）とふりがながないと読めないような山を縦走し八幡平へ。
朝のうちは晴れていたが、だんだんとガスがでてきてしまい、せっかくの紅葉の山があまりキレイにみれなくて残念。
でも東北の山はどっしりしていてゆるやかで、とても素敵です。
見渡すと遥か彼方まで歩かなきゃならないように見えるのですが、険しくないので楽しくお喋りしながら歩けて、気が付くとかなり距離が稼げている。
八幡平は以前訪れた時もガスガスだったが、また今回も・・・（泣）
展望がなくてほんとに残念。これはまた来なくちゃ！
八幡平から蒸ノ湯まで歩き。車道に出てからは青空になる。
蒸ノ湯で立ち寄り湯してからさらに後生掛温泉まで歩き。（バスの誘惑に負けそうになりながらも、頑張って歩く。宿の人には徒歩と言うと少々驚かれる。）
大深温泉前から先の道は熊出没注意とのことです。鈴を鳴らしながら進む。
よく整備されていて歩きやすい道。
手前にあった茶屋で温泉黒たまごをおやつに食べて、食後のデザート用のぶどうを買って宿へ。
後生掛温泉の7つの湯は最高でした！オンドル部屋も初体験。
同室の方にとても親切にしていただき、楽しく快適に過ごすことができました。
洗剤も分けていただき、汚れた衣類もお洗濯。
翌日はさっぱりとした状態で歩くことが出来ました。（感謝）
後生掛〜玉川温泉までの縦走路は変化に富んだとても気持ちのいい道でした。
手頃なのに眺めよく、紅葉もお花もあり、岩あり、火山もありでオススメ。
玉川温泉はあちこちに噴気孔があり、岩盤の地熱も直に座ると熱いくらいで、生きてる大地という感じでした。
温泉もさすがの日本一の強酸泉。源泉100%の湯はもう濃くてビリビリしました。
切り傷なんかあったら大変です。50%の湯で私にはちょうどいい感じでした。

今回は登山というよりは旅行のような感じの楽しい縦走となりました。
全体を通して非常に歩きやすい道で快適。
いい温泉もたくさんあるし、食べ物も美味しいし、やはり東北はいいですね〜。

ご一緒していただきましたwanさん、Eさん、ありがとうございました。
またよろしくお願い致します。