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記録ID: 5177935
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雪山ハイキング
朝日・出羽三山

白太郎山(足駄山 偵察)

2023年02月12日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.9km
登り
833m
下り
816m

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
0:54
合計
6:14
6:16
80
スタート地点
7:36
7:36
84
689m北コル
9:00
9:20
14
960m北コル
9:34
9:35
25
最終偵察地点
10:00
10:07
47
960m北コル
10:54
11:20
70
12:30
ゴール地点
※参考
・「知られざる山々」足駄山 〜すぐ後ろで、二度も雪崩が〜  羽田寿志 著
・「薮山ネットワーク」報告一覧・番号順 (県外) No.11297 足駄山(山形)
http://www2.plala.or.jp/ja0cno/eyn-00-5.html
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
徳網橋の東側よりスタート
徳網橋の東側よりスタート
樋倉沢右岸沿いに杉林を進む
樋倉沢右岸沿いに杉林を進む
小沢を渡り左の急斜面に取付く
小沢を渡り左の急斜面に取付く
しばらく尾根を登る
しばらく尾根を登る
振り返ると朝焼けの峰々
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振り返ると朝焼けの峰々
飯豊連峰、頼母木山〜朳差岳あたり
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飯豊連峰、頼母木山〜朳差岳あたり
西側にピラミダルな徳網山
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西側にピラミダルな徳網山
689m地点の北側で小尾根を乗越す。正面に白太郎山の南稜、960m峰を望む(元サイズ)
689m地点の北側で小尾根を乗越す。正面に白太郎山の南稜、960m峰を望む(元サイズ)
トラバースしながら樋倉沢上流の谷間へ降りる
トラバースしながら樋倉沢上流の谷間へ降りる
谷筋に沿って南稜のコルを目指す。尾根に比べて雪質ふわふわ、地味に体力を消耗。
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谷筋に沿って南稜のコルを目指す。尾根に比べて雪質ふわふわ、地味に体力を消耗。
突然ブナの根元から兎が飛び出して走り去る。飛び出した穴を確認すると結構深い。
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突然ブナの根元から兎が飛び出して走り去る。飛び出した穴を確認すると結構深い。
白太郎山の南稜、960m峰北のコルに到着。
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白太郎山の南稜、960m峰北のコルに到着。
コルからは石滝川流域方面の展望が広がる。祝瓶山は石滝川の源流の山。
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コルからは石滝川流域方面の展望が広がる。祝瓶山は石滝川の源流の山。
中央に平らな平岩山。左奥の大朝日岳は雲の中。
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中央に平らな平岩山。左奥の大朝日岳は雲の中。
どっしりとした、おにぎり型の足駄山。手前の丸い北西尾根も特徴的。
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どっしりとした、おにぎり型の足駄山。手前の丸い北西尾根も特徴的。
祝瓶山〜足駄山パノラマ。矢印は羽田氏のルート(元サイズ)
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祝瓶山〜足駄山パノラマ。矢印は羽田氏のルート(元サイズ)
桃色:羽田氏攻略ルート、緑色:当方偵察ルート
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桃色:羽田氏攻略ルート、緑色:当方偵察ルート
コルから東側に沢を少し下ってみる。
コルから東側に沢を少し下ってみる。
概ねふわふわ雪だが、部分的に下部に堅い層が隠れており崩れやすい。登り返しは苦労する。アタックするなら遅い残雪期に尾根筋からがよさそうだ。
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概ねふわふわ雪だが、部分的に下部に堅い層が隠れており崩れやすい。登り返しは苦労する。アタックするなら遅い残雪期に尾根筋からがよさそうだ。
コルへ登り返し南稜より白太郎山を目指す。まったく見分けのつかないヒドンクレバスに二度も落ちる。1.5〜2mの深さ。
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コルへ登り返し南稜より白太郎山を目指す。まったく見分けのつかないヒドンクレバスに二度も落ちる。1.5〜2mの深さ。
南稜はクレバス、雪庇が多い。
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南稜はクレバス、雪庇が多い。
白太郎山が見えてくる
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白太郎山が見えてくる
テーブルと椅子が残っていた
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テーブルと椅子が残っていた
登って来た南稜、右に960m峰。
登って来た南稜、右に960m峰。
見晴らしの良い白太郎山山頂。曇り空だが雄大な眺めが広がる。
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見晴らしの良い白太郎山山頂。曇り空だが雄大な眺めが広がる。
北東方向、朝日連峰方面パノラマ(元サイズ)
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北東方向、朝日連峰方面パノラマ(元サイズ)
東方向(祝瓶山〜足駄山)
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東方向(祝瓶山〜足駄山)
小休憩後、下山開始。
小休憩後、下山開始。
麓の五味沢集落。
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麓の五味沢集落。
山形・新潟県境稜線上のマイナーな峰々(元サイズ)
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山形・新潟県境稜線上のマイナーな峰々(元サイズ)
960m峰(左)と樋倉沢上流域(元サイズ)
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960m峰(左)と樋倉沢上流域(元サイズ)
白太郎山を振り返る
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白太郎山を振り返る
尾根筋をどんどん下り
尾根筋をどんどん下り
杉林を通過し道路へ飛び出す
杉林を通過し道路へ飛び出す
徳網集落から先、朝日連峰小国登山口方面へ偵察
徳網集落から先、朝日連峰小国登山口方面へ偵察
徳網集落より560m先で除雪終点
徳網集落より560m先で除雪終点
白い森交流センター「りふれ」に立ち寄る。週末なのに客は自分のみ。
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白い森交流センター「りふれ」に立ち寄る。週末なのに客は自分のみ。
日帰り温泉に入浴 もちろん貸し切り。
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日帰り温泉に入浴 もちろん貸し切り。
ロビーに展示してある子熊の剥製。20年ほど前から変わらずに健在で良かった。
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ロビーに展示してある子熊の剥製。20年ほど前から変わらずに健在で良かった。
金色の毛並みの狸
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金色の毛並みの狸
ツキノワグマの貴重な毛皮
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ツキノワグマの貴重な毛皮
迫力の顔
ゆったりと寛げるマタギ 空間
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ゆったりと寛げるマタギ 空間
五味沢集落の橋より望む白太郎山(中央奥の三角の山)
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五味沢集落の橋より望む白太郎山(中央奥の三角の山)
帰途、道の駅「白い森おぐに」に寄ってみる。併設する横根スキー場に立派なハーフパイプが整備されていた(左)
帰途、道の駅「白い森おぐに」に寄ってみる。併設する横根スキー場に立派なハーフパイプが整備されていた(左)
ダークグリーンの荒川(鷹ノ巣ダム上流のダム湖)
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ダークグリーンの荒川(鷹ノ巣ダム上流のダム湖)

感想

足駄山という、白太郎山の南東1.3kmにひっそりと存在する山がある。この山を知っている人は相当な薮山マニアか、奇特な人と思われる。足駄とは戦国時代以前の下駄の呼び名らしい。今回は足駄山へのルート偵察を兼ねて白太郎山に登ってみた。

足駄山の記録はヤマレコにはないが、書籍では薮山の大御所、羽田氏の「知られざる山々」に掲載されており、ネット上では「薮山ネットワーク」のサイトに、在所平〜小枕山の北東鞍部〜南尾根〜足駄山の記録がある。今回は羽田氏のルートを参考に偵察山行をしてみた。

まだ時期的には早く、雪の締まりが不十分で、沢筋を下るには雪崩やクレバスのリスクが大きいように思われた。やはりデブリが落ち着いた残雪期後半に尾根筋ルーからトの方が適しているようだ。

偵察後は南稜を登り白太郎山に登頂。曇り空ながら、山頂からは祝瓶山、巣戸々山、三体連山などの山並みを静かに望むことができた。下山は積雪期のメインルートで戻った。この日はワカン組よりBCスキーヤーの方が多く入山しているようだった。下山後は「りふれ」でまったりと日帰り入浴。

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