記録ID: 5178008
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沢登り
丹沢
金目川水系 西ノ沢
2023年02月12日(日) [日帰り]
神奈川県
kamog
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 449m
- 下り
- 431m
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標高グラフを拡大| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
■金目川水系 西ノ沢 蓑毛の北、蓑毛キャンプ場で左から合わさる金目川の短い支流。 キャンプ場（休止状態）から六本松林道の間は藪もあり、堰堤が5基だけなので 柏木林道を春嶽湧水の木橋を渡った西側に続く六本松林道から入渓した方がよいでしょう。 溪相は林道奥の滝含め、2〜5m小滝が点在し、中流部のミニゴルジュもあって 期待しないで入ると少し意外で楽しめました。 下山は柏木林道で蓑毛に戻ります。 遡行グレード 1級 ・蓑毛バス停から金目川（春岳沢下流部）に沿って柏木林道を緩く登っていきます。 マス釣り場、千元院、無番荘を通過し、蓑毛キャンプ場。 ここには関係者以外立入禁止と案内もあり、前述したとおり下流部は堰堤と 小藪ばかりなので通過します。 春嶽湧水（細い管から出ています）脇の春岳沢に架かった木橋を渡って、 ヤビツ峠への分岐を見送り六本松林道を少し進めば西ノ沢です。 ・林道からも5m滝が2つ見えます。 前衛の1.5m小滝を左から越せば、トイ状5m滝で、左右の壁から水が湧き出て います。 滝流芯沿いを濡れればおそらく�卦蕁椶�らいで登れそうですが、冬の沢登りは 如何に濡れないで登るかもひとつの技術。 左壁に垂れ下がった残置トラロープを手助けに、一部脆い湧き水沿いを登り、 ロープ沿いに落ち口上部方向にトラバースします。ここは足元がややズルズル した土ザレで、特にロープが終わる辺りは慎重に進み、木を手掛かりに落ち口 上部に土ザレを下ります。 ・すぐの5m滝は右手の浅い凹角壁をステミングまじえて登ります。�卦蕁� ・次の4×10m滝は足元濡らせば流芯を登れるでしょうが、今日は左を小さく 巻きます。ややズルズル。 ・2m滝、落ち口に流木詰まった2m小滝を右から越せば、登山道である柏木林道 が沢に最接近した屈曲部。 ・少し先でちょっとしたミニゴルジュ帯となり、中に1.5×2m、小釜、1×2m、 平岩CS2m、1mCS、2.5m、3mと小さな滝があり、濡れないために 釜のへつり、ステミング、突っ張り棒など楽しく突破。 ・610m二俣の右沢（本流）には石積み堰堤。右から巻くと、1.5m滝が3つ 続き水も涸れました。 ・630m二俣。左俣はゴルジュ地形の中に小棚で、詰めればヤビツ峠にダイレクト に出られることでしょう。 今日は右俣に進み、最奥の二俣665mを右に進めば、2段4m涸棚を�教蕕曚匹� 越え、登山道である柏木林道へ詰められました。 柏木林道は石積みの護岸になっているので、落差の低い方へ上がり乗越します。 その先には3×5m、8m、4mと棚が続いていますが今日はここまで。 ・下山は柏木林道を左に進めばすぐにヤビツ峠に出るか、右に下りれば30〜50分 で蓑毛バス停です。 丹沢限定沢登り記録集 http://www.mt-farm.info/tanzawakiroku.html |
写真
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小滝と小釜だけれど濡れないように行けば夏より少し難しくもなります
感想
蓑毛の西ノ沢。
遡行記録は見たことがない短いマイナーな渓。
奥利根や奥只見において記録がない渓を溯れば登山界でそれなりの価値があり
それらとは比べ物にはないであろう。
しかし自分にとって未知を辿り既知にすることは
たとえこんな麓にある短い渓でも十分な価値がある。
そしてそれを記録化することで、記憶がブラッシュアップされ
ひとつの遡行が総括できる。
新しい出逢いに感謝です。
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