十勝岳 新得コース
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,167m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:40
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | オソウシ温泉PH10.0 ツルトロな湯でした。 |
写真
感想
日曜日は、以前から行きたかった新得コースで十勝岳に登ってきた。
秘奥の滝の看板を目印に林道を走り、滝の入口を過ぎて少しすると新得コースの登山口になる。
そこからは、薄っすらと雪を被った美瑛岳の姿が見えていた。
天気は、昨日とは打って変わっての快晴!!
3、4台止められる駐車スペースには2台の車が止まっていた。
入山届けをみると上ホロ避難小屋で一泊しているようだ。
歩き始めは、両側に2m以上の丈がある笹を刈り取ったきれいな道を緩やかに登っていく。
そのうち、笹はハイマツに変わりトンネル状になっていく。
そのハイマツの隙間から最初に見えたのは、雪を被ったトムラウシ山だった。
思わず、歓声が上がる!
続いて、オプタテシケ山も見えたが、こちらはあまり雪がない。
そして、今日の目的の十勝岳のニセピークも見えて、裾野にはきれいな紅葉が点々としていて綺麗だった。
ハイマツ帯が終わると、最初の渡渉地点となる。
沢の幅は広くないが、水の勢いが結構あるので、慎重に渡り、その後沢沿いを進むとウラジロナナカマドが綺麗に色づいていた。
一旦沢を離れ進むと上ホロカ川に出る、奥には「一条の滝」が見えていて。
登山道は川を渡ると尾根に取り付き、ハイマツの切れ間から境山方面の山腹の紅葉を眺めで、再度ハイマツの中を暫く歩くことになる。
ハイマツ帯を抜けると、広い雪田あとに出た。
正面の斜面には真っ赤に色づいたウラジロナナカマドがみえた。
ゴロゴロとした岩場を登ると、左手にはナナカマド越しに下ホロカメット山が見え、右手にはニペソツ山を始めとする東大雪の山々が丸見えだった。
斜面を登り切ると、平らな場所に出た。
そこには、枯れたたハイマツの残骸がいたるところにあって異様な光景だった。
正面には、紅葉に彩られた斜面と奥に雪を被った十勝岳が見えていて、素晴らしい光景だった。
更にもう一段登り切ると、そこは岩と火山灰と雪の世界だった。
右手には、オプタテシケ山とトムラウシ山が見え正面には十勝岳がだいぶ近づいた。
火山灰の雨裂には雪がたまって、ゼブラ模様が綺麗だった。
久々の雪の上と、グリップの効かない火山灰の急斜面を登ると、ピークが見えてきた。
そして、カミホロ避難小屋で一泊してきた4名パーティーとすれ違ってすぐにピークに到着した。
ピークは風が強かったが、望岳台から登ってきた登山者が多く休憩していた。
ピークからは360度の素晴らしい景色が広がっていた。
ひと通り、景色を堪能したあとは、風のない岩陰でしばらく休憩して下山した。
下山時は雪が多く残っている斜面で尻滑りを楽しんだり、素晴らしい景色を再び撮影しながら下山した。
初めての新得コース、登山口までのアプローチは長いけど、登り始めると急登は殆ど無く、片道7.5kmのコースも次から次と現れる素晴らしい山並みや景色に感動しているうちにあっという間にピークに着いた感じがする。
このコースは紅葉が綺麗だと聞いていて噂通りだったが、ラッキーなことに冠雪した山々も見ることが出来て一段と素晴らしい景色になった。
とても、お気に入りのコースとなりました。
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