焼岳(南峰) 2週連続のブリザード

2023年02月18日(土) [日帰り]

• GPS: 05:58
• 距離: 7.0km
• 登り: 965m
• 下り: 967m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:47
• 合計: 5:57

6:50 中の湯温泉
6:57 7:07 新中の湯登山口
9:02 9:02 広場
9:06 9:07 下堀沢出会
10:31 10:43 焼岳
11:23 11:24 下堀沢出会
11:26 11:44 広場
12:36 12:40 新中の湯登山口
12:44 12:45 中の湯温泉
12:47 ゴール地点

天候

曇りのちブリザード

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中の湯温泉
https://www.nakanoyu-onsen.jp

コース状況／危険箇所等

登山口近くに雪崩の跡(デブリ)有り
南峰手前の高台に雪庇有り。下山中に亀裂が複数入っていたので、北峰へ行く夏道は非常に危険な状態です。

その他周辺情報

中の湯温泉
https://www.nakanoyu-onsen.jp

道の駅　風穴の里
https://fu-ketsu.com/wp/

夫婦堤十割蕎麦盛
https://s.tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20011140/

写真

てんくらA判定。今週こそは冬の穂高の絶景を期待（先週の西穂独標もA判定だったが、猛吹雪で景色ゼロ〜）

2/18 14:13

前日に中の湯に連絡し、駐車場を予約。国道158号線からの道はこの状態なので、4駆＋スタッドレスが駐車場まで入れる条件となってます。※写真は帰りに撮影

2/18 6:12

駐車場料金支払いは、宿のフロントの為、登山の準備する前に支払いに行った方がいいです。脱ぐことになりますので。あと、宿のトイレ利用は別途100円の支払いが必要です。

受付（駐車料金1,000円）払って、チケットはダッシュボードへ。

2/18 6:50

宿の右手後ろから登山開始。

2/18 6:52

踏み後しっかりしているので、とりあえずチェーンスパイクで行ってみました。

2/18 6:55

すぐに車道（雪に埋まっていますが）に出ますが、落石防止フェンスに沿って上がっていきます。

2/18 7:02

登山口到着。

2/18 7:05

振り返ると霞沢岳

2/18 7:08

登山道からすぐの場所に雪崩の痕跡がありました。

2/18 7:10

ロールケーキ

2/18 7:17

しばらくすると急登が始まります。

2/18 7:21

寝不足の頭がすっきりする急登が続きます。

2/18 7:51

踏み後しっかりしていますが、踏み後脇には穴が開いていたりするので注意。

2/18 7:52

しばらく急登を登ると、緩急を繰り返す道となります。

2/18 7:55

樹林帯の気持ちのいい道を進むと

2/18 8:40

焼岳が見えてくると広場という場所です。左のピークが本日目指す南峰。南峰は崩落の為、夏は登頂禁止ですが、冬は凍り付き登ることができます。ルートは手前樹林帯から左の丘へ直登となります。

2/18 8:40

右が北峰手前のピーク。北峰左に噴煙が見えますが、ここからでも噴気の音が聞こえます。ここでチェーンスパイクからアイゼンに付け替え。

2/18 8:44

スタートから抜きつ抜かれつつ登ってきた、10人くらいの登山サークルの方からチョコパイ（あまおう）を頂きました。ありがとうございました、美味しかったです。絶景見ながらエネルギー補給。

2/18 9:16

写真中央のカールが夏道（北峰へのルート）。こちらは冬は雪崩の危険性があるので注意してください。南峰へは、南峰左の台地へ直登していきます。

2/18 9:15

振り返ると霞沢岳。

2/18 9:16

右手には、明神岳。明神左の前穂は雲の中。

2/18 9:23

なかなかの急登です。ここまではほぼ無風でしたが、上の方では雪煙が舞ってました。

2/18 9:43

急登を登っていくと、ガスってきて霞沢岳が見にくくなってきました。

2/18 9:44

登りきると一気に風が強くなりました。ここでバラクラバ、ヘルメット、ゴーグルを装着。ピッケルは使いませんでした。

2/18 9:50

次は右手に上がっていきます。どんどん風が強くなってきました。風速10〜15mほどでしょうか。

2/18 10:01

右手はカールへ切れ落ちているので、注意してください。

2/18 10:11

写真奥の岩場の先が山頂です。

2/18 10:22

振り返り。結構上がってきました。

2/18 10:27

岩場を超えるとなだらかになります。

2/18 10:28

山頂は左手なので、少し顔を出している岩を目指します。

2/18 10:30

焼岳南峰（2,455.5m）
左奥に北峰（2,444m）と北峰麓に噴気が見えます。
本日も景色ゼロ〜。

2/18 10:32

GPSで確認すると三角点は西よりだったので、行って見ましたが、よくわかりませんでした。

2/18 10:32

北峰先には、穂高の絶景が見えるはずだったんですが・・・・。
先週も今週もてんくらA判定で、実際はブリザード。私は雪（ブリザード）男になってしまったのでしょうか。

2/18 13:46

天気が良ければこの景色が見えたはずですが・・・。景色は、来季以降リベンジすることに。
※写真は、下山後の中の湯温泉に飾ってあったものです。

2/18 10:35

山頂北側は正賀池で切れ落ちており、雪庇が育っています。気をつけてください。

2/18 10:35

次は北東方向に行ってみました。

2/18 10:37

振り返ると山頂はこんな感じです。

2/18 10:37

写真右奥が北峰。もう少し進んでみます。両側切れ落ちているので気をつけてください。

2/18 10:38

南峰山頂に人が見えます。この真下が正賀池です。今は白一色ですが。

2/18 10:38

結構細くなってきました。

2/18 10:39

右へ踏み外すとカールへダイブすることになります。凄い場所に踏み抜き跡があります。見つけた時、鳥肌立ちました。

2/18 10:40

もう少し先まで行けますが、薄く雪がのった岩稜帯のアップダウン＋強風なので、ここまでにして引き返すことに。

2/18 10:57

山頂から下山始めると、左手カール側にクラックありました。

2/18 10:58

雪庇に沿ってずーとクラックはしってます。気をつけてください。

2/18 11:09

広場への下山個所で、チョコパイ頂いた方々が滑落停止訓練をされてました。上りで見えた、正面の霞沢岳は全く見えなくなりました。

2/18 11:24

広場手前まで降りてから気づいたんですが、この辺も雪崩の影響か木が傾いてました。

2/18 11:29

行きに休憩した広場まで戻ってきました。同じ場所ですが、もう薄っすらとしか山が見えません。

2/18 11:32

お腹へったので、エネルギー（あんぱん）補給

2/18 11:32

降ってくる雪が、棘みたいな形でした。

2/18 11:35

あんぱん食べながら、綺麗な雪面があったので、

2/18 11:38

人がいないのを確認し、今日もダイブ

2/18 11:43

うっすら焼岳を見納めし、下山開始。

2/18 12:37

登山口まで戻ってきました。

2/18 12:37

中の湯温泉旅館までもう少し

2/18 12:47

無事下山。温泉建物横でアイゼンを外し、うっすらと雪が積もった駐車場が、本日の核心部でした。3回ほど滑りました。（なんとか転びませんでしたが・・・）

2/18 13:55

中の湯で汗を流しました。露天風呂にも鳥の給餌台が設置されていて、小鳥が飛び交っており、気持ちのいい露天風呂でした。

2/18 13:41

かわいい小鳥がいっぱい飛んでます。こちらはヤマガラとのことです。中の湯温泉の社長さんが教えてくれました。

2/18 13:43

他に、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラ、ヒガラがきているとのことです。なお9月に来た時は小鳥いなかったので、聞いてみたら、給餌するのは冬だけとのこと。それ以外の季節は、ブナにつく虫を食べてもらい、ここにいついてもらう為、冬に給餌しているとのことでした。殺虫剤まかない為にもエコな取り組みをしていました。

2/18 13:45

中の湯温泉からは、この絶景が見えるのですが、

2/18 13:44

ここでも今日は景色ゼロ〜。

2/18 13:46

湯上りに、凄く懐かしいジュースを。

2/18 14:19

行きは、宿の方がいたので、開けていてくれた国道158号線からのゲート。カナビラを外しゲートを開きます。※国道側に開きます。

2/18 14:20

扉が勝手に閉まってしまうので、壁のフックにカナビラひっかけて車動かします。通過後、扉閉めるようにとのこと。

2/18 15:12

帰り道、寄ったことがなかった道の駅　風穴の里へ。

2/18 15:21

お土産購入

2/18 16:01

先週に引き続き、夫婦堤十割蕎麦盛へ。先週は暗くて気づきませんでしたが、ため池にせり出した店になってました。

2/18 16:10

本日は、天ぷら無しの蕎麦250g注文。美味しかった。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ハードシェル ズボン 靴下 ゲイター 毛帽子 冬靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス ストック 着替え 予備靴ひも チェーンスパイク ピッケル 食器 ライター ナイフ ヘルメット ダウン 冬用手袋 一眼レフ 望遠レンズ

感想

summer68

冬の穂高を見たく、2週連続で北アルプスへ。両日ともてんくらA判定でしたが、まさかの2週連続のブリザード。重たい一眼レフ＋望遠レンズを持って行ったのに、写真1枚も撮りませんでした。私が雪（ブリザード）男になってしまったのかも。
装備については、ピッケルとワカンも持っていきましたが、トレースばっちりで使いませんでした。
冬の穂高の絶景は来シーズン以降のお楽しみに。
※中の湯温泉旅館は、事前予約で冬季4駆＋スタッドレスじゃないと入れない為、注意してください。