ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 519494
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大台ケ原・大杉谷・高見山

大迷いに迷岳 中敷き忘れて激痛に泣く

2009年06月08日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:20
距離
11.6km
登り
1,322m
下り
1,282m

コースタイム

迷岳登山口9:00-10:00布引滝-唐谷川源流域彷徨
 -14:00迷岳(昼食)14:20-15:35飯盛山15:45-迷岳登山口
天候
過去天気図(気象庁) 2009年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口に数台分の駐車スペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
唐谷川沿いはなまじ道がはっきりしているだけに、
稜線への取り付きを見落としてしまい、その後源流域を延々と彷徨う破目に。。。
気がついてみれば、目印もあり、特別わかりにくいわけではありませんでした(^^;
取り付きからの斜面は急坂というより、ほとんど崖です。
ずいぶん前に、九十九折りに登る道が整備されたようですが、
今はかすかに跡が残る程度。崩れやすい土と落葉の斜面を攀じ登るのみです。
飯盛山尾根は急峻で岩場も数ヶ所あり、下りより登りに使ったほうがよさそうです。
その他周辺情報 登山口から車で1〜2分の香肌峡リゾートホテルスメールでさっぱり。
高見トンネルを抜けると
ツンと天刺す迷岳。
2009年06月08日 08:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
6/8 8:12
高見トンネルを抜けると
ツンと天刺す迷岳。
リフレッシュパーク横の林道から迷岳。
2009年06月08日 09:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
6/8 9:09
リフレッシュパーク横の林道から迷岳。
飯盛山。大盛だ(笑)
2009年06月08日 09:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
6/8 9:22
飯盛山。大盛だ(笑)
山椒の実。芳しい。
2009年06月08日 09:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
1
6/8 9:51
山椒の実。芳しい。
唐谷川に懸かる滝。
2009年06月08日 09:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
6/8 9:59
唐谷川に懸かる滝。
滝を見下ろす。
2009年06月08日 10:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
6/8 10:01
滝を見下ろす。
沢沿いに分け入る。
2009年06月08日 10:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
6/8 10:12
沢沿いに分け入る。
ヤマアジサイの花。
2009年06月08日 10:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
1
6/8 10:16
ヤマアジサイの花。
やっと登り口見つけて攀じ登る。
2009年06月08日 10:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
1
6/8 10:43
やっと登り口見つけて攀じ登る。
やっとたどり着いた迷岳。
2009年06月08日 14:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
1
6/8 14:01
やっとたどり着いた迷岳。
1309.1m。
2009年06月08日 14:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
6/8 14:00
1309.1m。
ピンクの花。実?
2009年06月08日 15:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
1
6/8 15:03
ピンクの花。実?
ヤセ尾根を下る。
2009年06月08日 15:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
6/8 15:06
ヤセ尾根を下る。
飯盛山から蓮ダムを見下ろす。
2009年06月08日 16:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
6/8 16:03
飯盛山から蓮ダムを見下ろす。
激下り。
2009年06月08日 16:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
6/8 16:09
激下り。
もう足が限界(泣)
2009年06月08日 16:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
6/8 16:09
もう足が限界(泣)
樹間から小さくスメール。
泣きたいほど遠い。
2009年06月08日 16:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 55, Canon
6/8 16:48
樹間から小さくスメール。
泣きたいほど遠い。
撮影機器:

感想

高見トンネルを抜けた早朝のR166を2頭の鹿が横断していきました。
しばらく行くと、今度は道路脇に大きな鹿が倒れていました。
交通事故のようです。合掌。
さすが台高の山奥だわと、変な関心をしながら先を急ぎ、
登山口の唐谷橋に着きましたが、その後が大変でした。

トラブル★その1 インソールがない!
 唐谷橋の袂に駐車し、登山靴に履き替えようとするとインソールがない(-_-;)
 いつも山行後は靴からインソールを出して、それぞれに干し、
 インソールは敷かずに靴に立てたまま保管するのですが、靴に立てるのを忘れたようです。
 今朝、相方が靴を車に積み込んでくれたのですが、
 インソールも一緒に積み込んでくれたと思いこんで確認もしていませんでした。
 自分で戻さず、確認もしなかったのが悪い。
 のですが、よく見て積んでくれよと思ってしまう了見の狭さ。
 自己嫌悪に浸っていても仕方がないので、
 予備の靴下と二重履きにして、なんとかなるだろうと出発しました。
 が、甘かった。
 愛用のアルパインクルーザーの内底は革なのですが、これが固い。
 歩けば歩くほどに固く、まるでオランダの木靴を履いているような固さ。
 (平成の初め頃佐世保市民だったのでハウステンボスで履いたことがあります)
 地面の硬さがダイレクトに踵に跳ね返され、徐々に痛みが蓄積されていきます。
 山頂にたどり着いたときには痛みでもう限界かと思ったのですが、まだ甘い。
 下りに入ると、今度は全体重のかかった爪先に木靴の衝撃が集中し激痛が走ります。
 一歩踏み出しては悲鳴を上げ三歩歩いては休憩。
 足は剥き出しになった神経の塊と化し、阿鼻叫喚の山行でした。

トラブル★その2 道がない!
 唐谷林道終点から唐谷コースに入り、
 はっきりと続くテープを目印に、沢伝いに山道を辿りますが、
 谷奥の二股から先はどちらを辿っても、
 100mも行かないうちに藪に呑みこまれ、道がなくなります。
 ガイドではこのあたりから稜線に向けて急坂の登り口があるはず。
 踏み跡らしき下草の窪みを辿っもすぐに行き止まり、
 地形的に可能性のありそうなところにも踏みこんでもブッシュに阻まれます。
 唐谷川の源流域を彷徨うこと小1時間。
 足の痛みも厳しくなり始めたこともあり、もう諦めるしかないかと断念。
 しばらく下流に向かったところで、川向こうに登り口を発見。
 思ったよりだいぶ手前、やはりちゃんとした地図持ってないとダメですね。
 本当に迷岳でした。
 でも、この後の足の痛みを考えると、
 見つけられなかったほうがよかったのかも(^^;

注意不足が原因のトラブルが重なり、散々な目にあいました。
足の痛みは数日続きました。
地図とインソール。絶対忘れてはいけませんね。

【2015.5.17作成の過去レコです】

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:899人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら