大都会名古屋に残る里山「相生山緑地」と異国情緒あふれる「徳林寺」


- GPS
- 01:53
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 64m
- 下り
- 66m
コースタイム
- 山行
- 1:46
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 1:53
小嶋独観 珍寺大道場 徳林寺
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
名古屋市内にもヒノキの植林がありました。
でも長く放置されている様で、孟宗竹が侵略してきています。
今は健全なヒノキ林にする為、竹の除伐やヒノキの間伐を行っているそうです。
昔、相生山緑地を横断する形で道路が建設されていたが、生態系の影響が危ぶまれるとして、当時の名古屋市長が建設の中止を決めたそうです。
相生山緑地にはそのトンネルや橋梁が残っています。
昔、相生山は赤松とツツジを代表とする山であったそうですが、緑地整備がほっておかれたため、植生の遷移が進み、松やツツジは見られなくなってしまったそうです。
今はかっての松林を取り戻そうと、赤松復活に取り組んでいるそうです。
写真は自然に生えてきた松の木です。
梵鐘は直径1.78m、高さ3m、重量は3トンあるそうです。
この徳林寺に留学し仏教を学ぶ、韓国・中国・ベトナム・タイ・ビルマ・インドネシア・ネパール・バングラデシュ・モンゴル等、アジア諸国の留学生の縁でベトナムはフエ市で作られたそうです。
感想
名古屋に残る里山、「相生山緑地オアシスの森」に行きました。
相生山緑地は名古屋市天白区にあり、広さは123.7ha。
緑地の周りは宅地化が進んでいて、陸の孤島の様な感じになってます。
緑地は東西に走る標高10m〜60mの3つの台地と2つの谷筋から成っており、赤松やコナラを主体とする雑木林が広がってます。
「相生山緑地オアシスの森」は、この相生山緑地の北部樹林地(約20ha)を指し、借地手法を駆使した名古屋市独自の「オアシスの森づくり事業」第1号地として、1998年3月22日に開園しました。
オアシスの森にはいくつもの散策路があり、ここが名古屋市内であるのを忘れてしまうような、懐かしい風景に出会えます。
また「オアシスの森くらぶ」という団体がこの森で活動をしています。
アカマツ林の再生やツツジの小径の復活、竹炭づくりや竹林の管理など、ゆたかな雑木林のあり方を学んでいけます。
また、この相生山緑地を通る道路計画があり、道路建設も進んでいましたが、環境問題もあり、地域住民の反対を経て道路建設が中止になった経緯もあります。
散策路からもその名残を見ることができます。
もう少し詳しく知りたい方は、こちらを参照してください。
https://www.youtube.com/watch?v=Cbq6n6ZLSnA
たぶん、小学生もでもわかる解説です。
また、相生山には「徳林寺」というお寺があります。
徳林寺は曹洞宗のお寺ですが、なんだかお寺の雰囲気が異国風なのです。
徳林寺の紹介文に「現住職・秀暢和尚はネパールにて10年間を過ごし、その当時、ほとんど野ざらしであったサンスクリット写本の保全活動に取り組みました。その縁もあって、現在多くのネパール人が徳林寺と関わりを持っています。また、本堂前のタルチョは徳林寺のシンボルになっています」
残念ながら、私が訪れたときには、本堂前のタルチョはありませんでしたが、鐘楼や大梵鐘はベトナムで作られたもので、日本ではまずお目にかかれないデザインです。
本堂前の大鳥居?はどこのデザインなのでしょうか?
徳林寺では外国からの留学生を多く引き受けてるそうで、日本にいながら異国情緒を楽しむことができるでしょう。
もっと徳林寺の雰囲気を味わいたい方は、こちらのサイトを参考にしてみてはいかがでしょうか。
https://chindera.com/aichi-tokurinji/aichi-tokurinji.html
今回は不思議な雰囲気の山旅でした。
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