秋★会津駒ヶ岳(滝沢登山口ピストン)
- GPS
- 08:28
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,329m
- 下り
- 1,318m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | アルザ尾瀬の郷850円→500円割引き中 内湯の無い露天のみ。洗い場は室内です。 |
写真
感想
ここはアクセスが大変なので日帰りでは無理と思っていました。
当初は焼岳か立山の予定だったけど、御嶽山の噴火により安全策をとり火山はやめて、燧ケ岳も一応火山みたいなのでこちらに。
土曜の夜は親兄弟、友達から安否確認の電話やメールが相次ぎ、山行自体とりやめようかと思ったけど個人的に思うところあり決行。
夜中3時に出発し、また西那須野塩原からまだ1時間以上かかってやっと到着。
トンネルと抜けるとガスってたり晴れてたりでやきもきしました。
下の方の駐車場はまだ若干空いてました。登ると路駐もありましたが。
さほど急ではない単調な登り。でもだんだんに紅葉が深まってテンションアゲアゲ↗
歩きだしはダウンを着ていたほどでしたが、ほどなく半袖に。
前日にお腹いっぱいになるほど毛ガニを食べたので、汗が微妙にカニ臭…(>_<)
思いのほか暑くてポットにお湯を持ってきていたけど水がない。
水場で飲んだ水がおいしいこと!
でもここは福島県。しかも山の水…考えはじめると飲めないのですが…
標高1800あたりで花の写真をとろうと立ち止まっていると、そばにグルルrrrといったような…もうなんだかわからないけど目線を向けることもできず、小走りで先を行く夫に駆け寄りました。もう全身鳥肌でこの先進んでいいものか考えましたが、特に気配とか臭いなどはありませんでしたので、気のせいかもしれないと思いこむようにして。なんだったのかな?
そのうちに樹林帯をぬけて山頂部分とまわりの山も見えてきました。
たおやかな山容にところどころ赤と黄色と緑と抜けるような青空。
完璧です\(^o^)/
駒の小屋がちょこんと丘の上にのっかってかわいい♪
池の前でお昼ご飯。夫は寝不足で調子が上がりません。
私はというと寝不足よりもこの景色でスキップでちゃうほどに元気印!
山頂はあまり見晴らし良くないので中門岳に向かいます。
草紅葉がどこまでもつづく木道。空を映す池糖。遠くの山なみ。
おだやかなゆったりとした秋のお散歩。
完璧です\(^o^)/
中門岳の池糖に到着しコーヒー休憩。無音の中に自分の耳鳴りの音だけ。
ずーっとこのままこうしていたいとホントに思いました。
満足してしまって中門岳山頂は踏まず、帰ります。
若干雲が出始めて、池糖に写るそれもステキ。
気になったのが、小屋前のおたまじゃくしは今年はかえるにならないのでしょうか?
越冬するのですか?そもそもおたまじゃくしだったのかな?
名残惜しいけど下山。でも紅葉の明るい登山道でホントに気持ち良かった。
お腹ぺこぺこだけどとにかくカニ臭の体をなんとかしたくて近くの温泉へ。
アルザ尾瀬の郷。珍しく露天風呂のみのお風呂です。プールもあります(別料金)
さっぱりしてとなりの食堂に入ろうと思ったらもう閉店時間(T_T)
走れど走れどやってないとこばっかりでなかなかお食事処がみつからなくて会津でやっとラーメン食べれました。
また長い帰路。夫はもう日帰りじゃ絶対来ないと言ってました。
最後に。
3年前にやはり紅葉のタイミングに木曽御嶽山に登りました。まだ経験の浅いうちだったのと、せっかく遠くまで来たからと田の原からお鉢周り、お池周回、五の池小屋泊りと御嶽山をなめ尽くすようなぜいたくな山行で、夕日、ご来光、ブロッケンまで見られるという私にとっては本当に特別な山でした。
他の山からも天気の良い日は必ず御嶽山を探しましたし、これまで数々の山に登りましたが、1番好きな山でした。
こんなことになるなんてとてもショックです。
亡くなられた方には心よりご冥福をお祈りいたします。
早く火山活動が終息しますよう願ってやみません。。。
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