越百山でイグルー泊
- GPS
- 13:30
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,031m
- 下り
- 2,049m
コースタイム
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 7:36
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
越百山直下や、南越百山への稜線上にクラック多数あり。 弱層もいくつか確認しているので、雪崩には注意が必要かもしれません。 |
写真
感想
快晴の越百山でイグルー泊をしてきました。
この週末の登山者は6組ほど。この時期の記録はほとんどなく道路や登山道の状況が心配でしたが、全く人が入っていないわけではなく、特に問題はありませんでした。
■伊奈川ダム~越百小屋
6時出発で先行者は1名、ルーファイの負担が軽減されて、だいぶ楽をさせてもらいました。雪は時折ズボるくらいで、今年はやはり少ない印象です。
2000mくらいまでは動物の足跡が多く、鳥の鳴き声も響きにぎやかな森でした。おこじょにも出会えて感動。
越百小屋手前は先行者にならってトラバースしましたが、個人的には直登した方が楽でした。帰りは直進。
越百小屋の周辺は、排泄の跡があちこちにあり、ちょっとひどい有様でした。人目につかない所でするとか、埋めるとか、もう少し気を使ってほしいものです。
■越百小屋~越百山
2450m辺りからは樹氷の林になり、そこを抜ければ絶景が待っていました。
今回の核心部は山頂直下50m。カチコチに凍った急斜面の上り下りは緊張を強いられました。稜線上も強い北西の風の影響か、西側の斜面は基本的に凍結しています。
■イグルー
夜から北西の風が強くなるという予報なので、東側の斜面にイグルーを設営しました。東側も固く締まっており、切り出しには苦労しましたが、その分大きな材を切り出すことが出来、作業はそこそこ順調に進みました。
静穏性と保温性は抜群で、風が強そうな音がかすかに聞こえるくらいで、温かくぐっすり寝れました。隙間の処理が下手で、朝起きると侵入した粉雪で、体半分が埋まっていたのには驚きましたが。
日の出の時間を見計らって入り口を蹴破ると、外は爆風。寒くて写真を撮る余裕はなく早々に引き籠って、帰り支度を整えつつ風が弱まるのを待ちました。
■南越百山
その後も風は収まらず、仙涯嶺方面に偵察に行くも風にあおられ危険と判断し、比較的風の弱い南越百山の往復で手を打ちました。
こちらは短いながらも縦走感を楽しめる稜線なので、時間があれば足を延ばしてみてもいいでしょう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する