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Yamareco

記録ID: 5218250
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

蝶ヶ岳(須砂渡ゲート-三股経由で)

2023年02月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:20
距離
27.3km
登り
2,199m
下り
2,203m

コースタイム

日帰り
山行
8:43
休憩
1:36
合計
10:19
2:03
124
4:07
4:07
15
4:22
4:22
18
4:40
4:46
26
5:12
5:25
132
7:37
7:44
53
8:37
8:56
14
9:10
9:29
20
9:49
9:55
6
10:01
10:16
2
10:18
10:18
14
10:32
10:33
26
10:59
11:01
8
11:09
11:09
4
11:13
11:13
5
11:18
11:26
56
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
・マイカーで須砂渡ゲート横の路肩まで。10台くらいは駐車できる。(この日は満車だった。常念東尾根が大人気!)
・ゲートに雪がなかったのでチャリを使ってみたが除雪は数百メートルのみですぐに雪道になったためほとんど利用できなかった。
コース状況/
危険箇所等
◆須砂渡ゲート〜三股
・最初の数百メートルは発電所?の関係で除雪されている。
・その後は斜面の北側(日陰)は雪が残っているが南側は融けている。
・常念東尾根の取り付きから上は比較的雪が多いのでスキーが使える。
・三股のトイレは使えない。

◆三股〜ゴジラの木
・橋を2か所渡るまでは夏道を外さないこと。
・ゴジラの木の手前は急登なのでスキーでは登れない。自分は南側から巻いてまめうち平までは夏道を外して登った。

◆ゴジラの木〜まめうち平
・まめうち平までの斜面(1600m〜1900m)は急で15cmほどのパウダーの下は凍って不安定だったためかなりテクニカルな登りとなった。クトー必須。ルート取りも尾根とか藪とかあってなかなかむずい。
・まめうち平は南東から巻いて夏道に合流した。

◆まめうち平〜蝶沢
・夏道を大きく外さないように気にしながら登りやすいところを適当に登っていった。

◆蝶沢〜最終ベンチ
・サラサラの雪の下がカチカチでスキーでは非効率だったためシートラに換装。夏道沿いに古いトレースの上を歩いていった。
・沢など樹林がない場所は新雪でトレースも埋まっているのでラッセルが必要だった。

◆最終ベンチ〜山頂
・ラストは風衝地でサラサラ雪から解放されるため再びスキーとクトーで登頂。

◆スキー滑走
・山頂から蝶沢までは夏道無視で上からトラバース気味に滑っていくと素晴らしい疎林のパウダーが味わえる。こんなスキー向きに良い斜面があるなんて知らなかった。
・蝶沢〜まめうち平〜ゴジラの木は登ってきたルートを意識して大きく逸れないように滑走。それほど密林ではないので初冬の白山に比べればはるかに滑りやすい。
・ゴジラの木〜三股も夏道沿いに滑走。橋を外さないように注意。
・三股〜須砂渡ゲートまでは登りが2か所あるが最初の登り坂は長いのでシールで登った。
・常念東尾根取付き〜橋まで歩いて再び滑走。チャリデポからはチャリで楽々帰還。
その他周辺情報 須砂渡食堂のチャーシューメンがおススメ。他もおいしい。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
今日は好天予報の蝶ヶ岳へ行く。
2023年02月26日 02:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 2:00
今日は好天予報の蝶ヶ岳へ行く。
さあどれくらいチャリが使えるか?
2023年02月26日 02:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 2:01
さあどれくらいチャリが使えるか?
ゲートオープン!(しないけど)
2023年02月26日 02:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 2:01
ゲートオープン!(しないけど)
最初は順調にヒルクライム
2023年02月26日 02:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 2:02
最初は順調にヒルクライム
30分も持たなかった…
2023年02月26日 02:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 2:30
30分も持たなかった…
1kmも使えずチャリデポ。ないよりマシか。
2023年02月26日 02:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
2/26 2:18
1kmも使えずチャリデポ。ないよりマシか。
…と思えば雪が切れたり。日当たりとか読まないといけないのでむずい。
2023年02月26日 02:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 2:36
…と思えば雪が切れたり。日当たりとか読まないといけないのでむずい。
常念東尾根の取付き。今日もたくさんの登山者が来そう。こちらには。
2023年02月26日 02:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 2:42
常念東尾根の取付き。今日もたくさんの登山者が来そう。こちらには。
雪が落ち着いたのでシールハイク開始。
2023年02月26日 03:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 3:00
雪が落ち着いたのでシールハイク開始。
途中林道ショートカットしたり。
2023年02月26日 03:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 3:27
途中林道ショートカットしたり。
三股駐車場まで2時間以上かかった
2023年02月26日 04:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
2/26 4:19
三股駐車場まで2時間以上かかった
トイレは閉鎖中
2023年02月26日 04:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 4:22
トイレは閉鎖中
雪切れ多数
2023年02月26日 04:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 4:36
雪切れ多数
三股登山口には2時間半もかかった。せめて全部雪なら帰りも楽できてよかったのに。
2023年02月26日 04:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 4:39
三股登山口には2時間半もかかった。せめて全部雪なら帰りも楽できてよかったのに。
意外とスノーシューやらスキーのトレースが残っていた。
2023年02月26日 04:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 4:45
意外とスノーシューやらスキーのトレースが残っていた。
常念方面にはトレースなし。東尾根からいくもんね。
2023年02月26日 04:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 4:46
常念方面にはトレースなし。東尾根からいくもんね。
適当に歩いていくが・・・
2023年02月26日 04:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 4:52
適当に歩いていくが・・・
橋2本は外せない。
2023年02月26日 04:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/26 4:59
橋2本は外せない。
ゴジラの木の手前でハシゴにぶち当たったので回避してここから夏道を外す。
2023年02月26日 05:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 5:17
ゴジラの木の手前でハシゴにぶち当たったので回避してここから夏道を外す。
ルーファイ開始。自分で道を作るのは楽しい。
2023年02月26日 05:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 5:32
ルーファイ開始。自分で道を作るのは楽しい。
1600〜まめうち平までの急登がなかなかしびれた。
2023年02月26日 06:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 6:01
1600〜まめうち平までの急登がなかなかしびれた。
だがいい感じの森。滑りが楽しみだ。
2023年02月26日 06:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 6:05
だがいい感じの森。滑りが楽しみだ。
まめうち平を南東から巻いていく。
2023年02月26日 06:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 6:41
まめうち平を南東から巻いていく。
稜線が見えた。良く晴れている。
2023年02月26日 06:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
2/26 6:47
稜線が見えた。良く晴れている。
あの向こうに槍がいる。待ってなさい。
2023年02月26日 06:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
2/26 6:47
あの向こうに槍がいる。待ってなさい。
夏道と合流。
2023年02月26日 06:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 6:51
夏道と合流。
また夏道から離れて・・・を何度か繰り返す。
歩きやすいところを歩けばいいのだ。
2023年02月26日 06:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 6:55
また夏道から離れて・・・を何度か繰り返す。
歩きやすいところを歩けばいいのだ。
少し前のデブリ。1週間前の気温が上がった時のやつだな。
2023年02月26日 07:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 7:18
少し前のデブリ。1週間前の気温が上がった時のやつだな。
蝶沢合流地点まで来ると常念ドン!
2023年02月26日 07:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
2/26 7:37
蝶沢合流地点まで来ると常念ドン!
アップ。貫禄あるわ。
2023年02月26日 07:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
2/26 7:37
アップ。貫禄あるわ。
蝶沢にもデブリ。新雪のおかげで少し均されてたけど。
2023年02月26日 07:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 7:38
蝶沢にもデブリ。新雪のおかげで少し均されてたけど。
カチカチの上に新雪で足元が不安定すぎたのでツボ足で夏道をトレースすることに。
2023年02月26日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 8:20
カチカチの上に新雪で足元が不安定すぎたのでツボ足で夏道をトレースすることに。
新雪で埋まっているところはなかなかのラッセルだった。
2023年02月26日 08:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 8:39
新雪で埋まっているところはなかなかのラッセルだった。
先週このトレースをつけた人も大変だっただろうな。
2023年02月26日 09:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 9:06
先週このトレースをつけた人も大変だっただろうな。
来ました。ここまで来るとリーチって感じ。
2023年02月26日 09:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
6
2/26 9:14
来ました。ここまで来るとリーチって感じ。
これが厳冬期の蝶の姿か。
2023年02月26日 09:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
2/26 9:35
これが厳冬期の蝶の姿か。
絶対滑ったら楽しいやつ
2023年02月26日 09:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
2/26 9:44
絶対滑ったら楽しいやつ
大滝山の向こうに八ヶ岳
2023年02月26日 09:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 9:51
大滝山の向こうに八ヶ岳
御嶽山と乗鞍岳
2023年02月26日 09:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
2/26 9:52
御嶽山と乗鞍岳
あそこがピークだ
2023年02月26日 09:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 9:52
あそこがピークだ
槍とご対面!
2023年02月26日 09:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/26 9:56
槍とご対面!
ハイマツはズボるから右を歩くのが正解
2023年02月26日 09:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 9:57
ハイマツはズボるから右を歩くのが正解
蝶ヶ岳ヒュッテと常念に続く稜線
2023年02月26日 09:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
2/26 9:59
蝶ヶ岳ヒュッテと常念に続く稜線
相変わらず稜線の雪は飛ばされていた
2023年02月26日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
2/26 10:01
相変わらず稜線の雪は飛ばされていた
槍ヶ岳ドン!槍ました!やってないけど。
2023年02月26日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9
2/26 10:01
槍ヶ岳ドン!槍ました!やってないけど。
前穂、奥穂、涸沢岳
2023年02月26日 10:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9
2/26 10:02
前穂、奥穂、涸沢岳
焼岳はガスと格闘中
2023年02月26日 10:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
6
2/26 10:02
焼岳はガスと格闘中
長塀尾根に歩いていく登山者さんを発見。
ニアミスだった。
2023年02月26日 10:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/26 10:02
長塀尾根に歩いていく登山者さんを発見。
ニアミスだった。
冬の大天井も良く見える
2023年02月26日 10:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/26 10:03
冬の大天井も良く見える
記念撮影
2023年02月26日 10:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/26 10:04
記念撮影
富士山も!
2023年02月26日 10:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 10:05
富士山も!
さて滑走タイム
2023年02月26日 10:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/26 10:15
さて滑走タイム
タマランチ会長
2023年02月26日 10:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
2/26 10:17
タマランチ会長
素晴らしい斜面。
2023年02月26日 10:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 10:18
素晴らしい斜面。
蝶ヶ岳は山スキーの山だった
2023年02月26日 10:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
2/26 10:19
蝶ヶ岳は山スキーの山だった
しかもタイミングよくさらさらパウダー。登りは辛かったけど
2023年02月26日 10:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 10:20
しかもタイミングよくさらさらパウダー。登りは辛かったけど
あっという間に夏道合流
2023年02月26日 10:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 10:32
あっという間に夏道合流
でも滑りやすいところを選んで滑る
2023年02月26日 10:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 10:35
でも滑りやすいところを選んで滑る
まめうち平
2023年02月26日 10:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 10:42
まめうち平
これくらいの森は全然滑りやすい
2023年02月26日 10:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 10:54
これくらいの森は全然滑りやすい
ゴジラの木の階段まで戻ってきた
2023年02月26日 10:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 10:58
ゴジラの木の階段まで戻ってきた
スキーで橋も渡る
2023年02月26日 11:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 11:03
スキーで橋も渡る
これを渡ったら…
2023年02月26日 11:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 11:07
これを渡ったら…
三股登山口到着。
2023年02月26日 11:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 11:07
三股登山口到着。
雪に覆われた三股駐車場。
2023年02月26日 11:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 11:12
雪に覆われた三股駐車場。
雪切れめんどい
2023年02月26日 11:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 11:13
雪切れめんどい
板は良く滑った
2023年02月26日 11:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 11:45
板は良く滑った
延命水。
2023年02月26日 11:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 11:46
延命水。
この山域に来ると必ず猿軍団と出会う
2023年02月26日 11:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
2/26 11:48
この山域に来ると必ず猿軍団と出会う
30匹くらいいたかな。
2023年02月26日 11:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 11:50
30匹くらいいたかな。
大水沢の滝だそうで
2023年02月26日 11:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 11:55
大水沢の滝だそうで
ふむふむ。あまり見えないなぁ
2023年02月26日 11:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 11:55
ふむふむ。あまり見えないなぁ
チャリデポ到着
2023年02月26日 12:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/26 12:16
チャリデポ到着
雪道の運転にご注意ください
2023年02月26日 12:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/26 12:17
雪道の運転にご注意ください
ゴール!良き山旅になりました。
2023年02月26日 12:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/26 12:20
ゴール!良き山旅になりました。
前に来た時はなかったなぁ。東尾根インフレの影響か。
2023年02月26日 12:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
2/26 12:21
前に来た時はなかったなぁ。東尾根インフレの影響か。

感想

冬型で日本海側の天気は雪。槍穂あたりから南は晴れる予報だ。
そういえば今年は一度も北アルプスに行っていない!立山は敗退したし…
表銀座へ行って槍穂の絶景を眺めてこよう。燕岳や常念は厳冬期に登っているが蝶ヶ岳は意外と登ってないな…じゃあ行ってみるかということで須砂渡ゲートから三股経由で蝶ヶ岳を目指すことにした。

前日の夕方ゲート前まで行くとほぼ満車状態。まじっすか。蝶ヶ岳というよりは人気の常念東尾根なんだろうな。
10年前は常念東尾根なんてほとんど行く人がいなかったのに最近はインフレ状態。ヤマレコやヤマップの力なのだろう。
1時半に起きて2時にスタート。今日はダメ元でチャリを持ってきた。最初は順調にヒルクライムしていくが発電所で除雪は終了。雪が出てきても頑張って漕いでいく。初冬の白山もこんな感じだからな。とはいえ徐々に雪は深くなっていく。スキーの方が楽なんじゃないか?ということで早くもチャリデポ。1kmも使えなかった。まあないよりマシか。
今日はファットで来たので軽い。シールで歩くほどの積雪でもなかったのでそのままシートラで歩いていった。S字カーブのところで後続のヘッデンが見えた。みんな早いなぁ。きっと東尾根なんだろうな。東尾根の取り付きを過ぎるとやはり後続は追い付いてこなかった。今日も一人旅になりそうだ。
途中からスキーを履いて林道をショートカットしたりしながら三股に到着。2時間半もかかった。雪切れとか多かったし仕方ない。

三股から先もツボ足トレースとスキーヤーのトレースが残っていた。いつのものだろう?前日ではなさそう。
3本ほど橋を渡ってゴジラの木の手前まで進むと急な階段が出てきたのでそこから夏道に別れを告げてルートファインディング。
1600m〜1900mの壁は15cmほどの新雪の下がカチカチ状態で緊張の登りとなったがまめうち平まで来て一安心。ちょうど周囲も明るくなってきたので森の景色を眺めながらスキーハイクを楽しんだ。
蝶沢を過ぎて2,200mあたりまで行くと斜度が増して凍結斜面に乗ったパウダーに苦しめられた。スキーが落とされて足場がおぼつかない。これは素直にツボで夏道を歩いたほうが速いと判断して換装。それでも昨晩降った新雪のラッセルはなかなか堪えた。
最終ベンチを過ぎると森林限界を超えて景色がガラッと変わる。初めて見る厳冬期の蝶ヶ岳は白いマシュマロに包まれていた。やっぱり初冬の景色とは全然違う。最後はスキー&クトーで固い斜面を登ってピークへ。槍穂の絶景も待っていてくれた。

強風予報だったが山頂は穏やかでずっとのんびりしていられるコンディションだった。
貸切だと思っていたが長塀尾根に下りていく単独の登山者を発見。話せなかったけどお互い良い日に来ましたね。

360度の大パノラマを楽しんだら滑走開始。登りは苦しめられた15cmほどのパウダーだが滑りになった途端天国に変わる。
しかも蝶沢の合流地点までは意外と疎林で素晴らしいパウダーとツリーランが楽しめた。意外と蝶ヶ岳はスキーの山だった。
時折登山道に合流してはまた離れ・・・を繰り返して滑りやすいところを選んで降りていく。滑った後からスラフが落ちてくる。狭い場所やアイスバーンや急斜面、デブリなどバリエーションは豊富でかなりテクニカルな滑りが要求されたがこれが山スキーの面白いところだ。

無事50分ほどで三股登山口まで滑り降りたらあとは須砂渡まで帰るだけ。帰りはスキーが良く滑ったが雪切れがなければもっと楽だったと思う。

いやいや景色はもちろんだが意外と滑りも楽しかった蝶ヶ岳。少なくとも燕岳や常念岳よりははるかに楽しめた。厳冬期のレパートリーに入れちゃおうかな。

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コメント

素晴らしいですね!  
26日に行きましたが蝶沢上部で敗退しました。常念東尾根は大人気ですが蝶ヶ岳は静かで良いですね。
2023/2/28 8:25
nishinakentaさん
26日ニアミスされてたんですね、蝶沢からのトラバースと登りの繰り返しはなかなか体力的にも足場的にも大変だったと思います。稜線の景色が見られなかったのは残念でした。
常念よりルーファイは難しいですが蝶は静かでいいですね、ぜひまたチャレンジしてみてください!
2023/2/28 19:18
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [2日]
蝶ケ岳〜蝶槍往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
蝶ヶ岳(三股往復)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
須砂渡ゲート〜蝶ヶ岳
利用交通機関:
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

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