湯元温泉から前白根(爆風で日光白根山は断念)
- GPS
- 10:59
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,150m
- 下り
- 1,322m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:22
天候 | 初日晴天強風のち爆風 2日目ひたすらに爆風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
その他周辺情報 | 日帰り温泉 奥日光高原ホテル 1000円 |
写真
感想
厳冬期の日光。
初日、素晴らしい景色を堪能しながら日光白根山を目指した。
天狗平からの先は風がとても強く、前白根山に到着したときには暴風という言葉がピッタリ当てはまる気がした。五色沼避難小屋あたりで幕営を予定していたが、見えるの景色のすばらしさと、15時頃を初日の行動終わりとしていたので、鞍部を見つけ幕営を開始したが、そのころからさらに風が強まり、テントを張ることに困難を極めた。翌朝まで無事でいられるかわからないので、一度広げたテントをザックに仕舞い、予定通り避難小屋まで降りた。日が延びてきて明るい時間に到着できたのは良かった。無風とはいかないが、上に比べればそよ風のようなもので、再度テントを張り直した。強風に備えて、四隅はピッケルやスコップをペグとして設営をした。夜中強風が吹き荒れていたが、ファイントラックカミナドームは持ちこたえてくれた。当日は避難小屋にはおそらく10名ほどの方が泊まっていたと思われる。
翌日、荒れた気象条件の中状態のわからないルートを選択することに恐怖を抱き、日光白根山への登頂と、五色山周回はあきらめ、前日のトレースをたどるピストンのルートへ変更した。テント付近で10cm程度の降雪があったが、強風ためか昨日の自分たちの付けたトレースは埋もれていて、山頂直下の鞍部まではスノーシューでの行動とした。その先はアイゼンを装着して前白根山を登り返した。昨日よりも風は強く暴風というよりも爆風といった感じで、立歩行は困難な状態のため四足歩行での一部行動となった。下山でも天狗平までは風は強かったが、その後も突風にあおられながら、初日登った急斜面を下った。登りも大変だったが、下りもそれなり。無事に帰れる安心感が感じられたのは、もう稼働していないスキー場のリフト降り場が見えた時だった。
2日間を通じて冬山の厳しさが身に沁みた週末だった。
下山後の立ち寄り湯にチョイスした奥日光高原ホテルの方のホスピタリティ溢れると温泉の暖かさが、寒さと張り詰めた緊張感で疲れ切った癒してくれた。
2023#10
年末に行った半月山に続き今回は日光白根山にテント泊で行った。天気予報は強風と雪予報で悪かったが何とかなるかな〜と出掛けた。外山までが急登で重たいテント泊装備に潰れそうになりながらゆっくりと登った。
思うように距離が稼げず、五色沼避難小屋まで行くと遅くなりそうだったので、3時半を目処に幕営場を探しテントを張ることにした、その頃から強風が吹き始めた。
風の影響が少ないと思って選んだ鞍部は実は風の抜ける場所で、テントを張るのも苦労し、更にストックも刺さらないサラサラの吹き溜まりと気が付く。
寒さに震えながら苦労して張ったがその場所を諦めテントを回収した。厳しい状況で勇気ある選択をした友には感謝。
気持ちを切り替えて五色沼避難小屋に向かった。そして予定通り五色沼避難小屋の横にどうにか張ることが出来た。
夜もこれが雪山テント泊の厳しさと実感する寒い経験をした。
2日目も強風が吹き荒れ、尾根に着くと強風であおられヨロヨロ。
前白根山の登りでは立って居られず、膝で這いながら…四つん這いでも転がりそうになりながら、ピッケルを刺しながら登った…爆風と必死の攻防。ここで挫けたら終わりだ!と無心で這い上がった。
今回は雪山の恐怖を存分に味わっい…色んな経験の雪山となった。
心強い冷静な友に感謝。
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