子持山〜子持神社からピストン!奇岩の山から河岸段丘を探す…


- GPS
- 05:59
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 877m
- 下り
- 742m
コースタイム
天候 | 快晴〜谷川岳方面は荒れた雪空! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7号橋登山口の真ん前の駐車場が1番近い! |
コース状況/ 危険箇所等 |
獅子岩北側斜面、山頂の一つ手前のピークから下る北側斜面、山頂手前の岩場の間に数箇所、雪が凍ってる部分があり崖上なので要注意!慎重に歩けばノーアイゼンでも可能 |
その他周辺情報 | 下山したら温泉もいいが、沼田城に是非立ち寄りたい!あのブラタモリでも出た「河岸段丘(かがんだんきゅう)」という地質学的に貴重な地形が体験できる。子持山からも河岸段丘は伺えるハズ… |
写真
感想
上州の名だたる山はたいてい登ってるが、子持山という珍しい山名と…群馬百名山であり日本百低山でもあって、あの…深田久弥が「気になる山…」と言わしめた隠れた魅力のあるこの山に、前々から是非登ってみたかったのだが今まで縁が無く…今回初挑戦となった。…有名な赤城山と榛名山の中間に位置し、伊香保や前橋からも臨めるこの山は意外と知られていないようで…この日も全行程の中で出会った人はたった3人…静かに登山を味わうにはもってこいとなる山行きだった。
昨日、白銀の谷川岳に登頂した後…帰りの高速から見えた子持山は山頂こそ形の良い円錐形を成していたが南側にやたらと目立つ…ニョキニョキ岩が天に向かいそびえ立っていた。大らかな主峰の傍にくっつく様に立つ獅子岩がまるで…寛容ある母親に抱かれた赤子のごとく見えるのが山名の由来だろうか?…と、自論をたてて納得してしまう…休火山には見えないが…上州の奇岩群をなす山々は火山の歴史から形成されてるのかも知れない🤔などと…ブラタモリ並みに想像してみるのもイキなものだ💦
事前のヤマレコリサーチでは、雪は少なく軽アイゼンさえあれば大丈夫な事を確認。登山口を子持神社に定め車を進めたが…肝心な登山口と駐車場情報をリサーチし忘れおり、子持神社から登山口まで林道を2キロ近く〜高低差にして250メートルも余分に歩いてしまい五号橋に駐車場がある事を知り急いで車を取りに引き返したので1時間あまりロスしてしまった(^^;;
正確には七号橋手前の駐車場が登山口にもっとも近く、舗装路で着ける。ヤマレコにはこういう情報が不可欠であるが…観たレポには書いてなかった…(>_<)!気を取り直して登山再開…木道を進むとすぐに屏風岩に着く。探せなかった行者像や奇岩より、直径30センチ以上、長さ3メートルはある見事な氷柱に目を奪われる。お詣りしてから先に進む…が、ここから獅子岩までが急登!前日の雪の谷川岳の疲れも残りバテ気味だったので一歩づつゆっくり登り切った。獅子岩には時間に余裕あれば下りによる事にして先を急ぐ。途中、南側が開け…獅子岩が出現すると…その向こうに前橋の街まで見渡せる。獅子岩は、西向きに獅子舞の顔がニョキっと出ており、なんともユニーク(╹◡╹)…だが、登るのは相当!恐そ〜(T . T)なので慎重に!
山頂手前の小ピークから少し北面を下る坂が凍っていたので軽アイゼン装着!しかし、アイゼンが要るのはここと、山頂手前の数メートルのみ…あと獅子岩の北面くらいだった🧊慎重に進めばノーアイゼンで可能…更に山頂手前の岩群はアイゼンがあると登りにくく、キンキン音が気持ち悪いので外さザルを得なかった。山頂までの岩道は狭く片方が崖が深く危険箇所もあったが注意して…ようやく山頂に到着!先行者2名が話されてる横で記念撮影して、しばし景色を堪能〜この時間あたりから手前の赤城山や武尊山…昨日登った谷川岳などは輪郭のない薄い白い雲に覆われだして、吹雪いている事がみてとれた!
…子持山山頂は雪が積もりスペースはあるが、ランチできる様な場所はなかった。小さな標識と、リッパな十二山神と書かれた標識と近くの山々の地図を描いた円形の標識があるのみ…少し下ったあたりに風避けできて、日向ボッコできる場所があったので早々に下山してからランチタイムとした。
下り時に見えた獅子岩は更にリアルで恐そ〜(〃ω〃)だったが、行けるところまでと意を決して岩登りに挑戦!鉄の梯子と、鎖をつたい岩の頂へ…風もなく絶景ではあったが、足元が震えて堪能できるほどの余裕はなかった!(>_<)…ふと崖の底に吸い寄せられそうな錯覚を感じたまさにその瞬間、義理の母親が息を引き取ったことは後で知ることになった💦連れて行かれなくて感謝🙏ご冥福をお祈りする。
…この日、すぐ近くの谷川連峰ではホワイトアウトで遭難者も出る荒れた天気だったが運良く子持山は風の影響もなく無事に制覇👍下山して義母の訃報を知るまでの間に続百名城「沼田城」と「名胡桃城」を続けて制覇!効率良く目的を果たして、葬儀のためとんぼ還りした次第であった。
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