金糞岳
- GPS
- 09:44
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,107m
- 下り
- 1,086m
コースタイム
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・八草川の林道〜金糞岳北尾根P886付近の支尾根 八草川は橋を渡ります。支尾根はほぼ雪は繋がっていますが、雪が切れている部分のヤブは薄いので問題なく登れます。只、Co780m付近からの細尾根の雪が解けたらヤブで難渋するかもしれません。 ・北尾根P866〜金糞岳 広くなだらかな尾根で危険な所も無く、雪庇も特別に注意する所は有りません。 ・北尾根P886〜P849 雪はかなり少なくなってヤブ気味の所が多く、特にCo840からCo800への急傾斜の尾根はヤブを覆った雪がブロック状に残って雪壁になっている個所などが有り下降に手間取りました。 ・北尾根P849〜八草トンネル出口 Co700m付近で雪は切れて来ます。Co580m付近から暫くシャクナゲ、ユズリハのヤブで通過に難渋しました。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒具
昼食
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ストック
スパッツ
軽アイゼン
ワカン
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
以前から気になっていたル-トで、体力が有るうちにとネットで調べていましたが、今回メンバ−の賛同を得て実施する事が出来ました。前々日からの好天で融雪が進んでいるのではと気になって、駐車地からP849に突き上げている支尾根を登るか、Nさんから提案いただいた八草川沿いの林道を遡る事により水平移動の時間短縮が可能なP886付近への支尾根を登るか迷ったのですが、提案通り時間短縮できる後者のルートにします。
林道は初めの間は雪に覆われていましたが進むに従って道路上を融水が流れて雪が解けている部分が出て来ますので春の到来を実感しますが、これから取付く尾根の融雪状態が気になります。八草川が西側に方向を変える所に有る橋を渡り支尾根の末端に到着しますが、北向きの尾根なので急傾斜ですが雪は繋がっていますのでまずは安心です。
薄っすらと残っているトレースを辿って登り始め、女性陣は直ぐに軽アイゼンを履きます。所々雪が付いていない支尾根は灌木のヤブが少しは有りますが快調に登って行きます。Co750mと780m付近で支尾根を塞ぐようにヤブが出て来ますが最初のヤブは右に回り込み簡単に通過します。
780m付近の細尾根の雪は、後1週間程度現在の暖かさが続けば溶けてしまいヤブ漕ぎが大変になりそうです。
登り着いたP886付近は大樹が点在する広々としたブナ林が広がっています。此処からの北尾根は、三角点ピーク981.5、P1039、P1078へと小さく上り下りを繰り返しながらなだらかなブナ林を登って行きます。
P1211への急登を上り詰めるとやっと三角点ピーク1277.2の奥に金糞岳山頂が見えて来て士気が上がります。振り返れば、滋賀県・岐阜県、岐阜県・福井県県境の山々(私が勝手に奥美濃の山と呼んでいる山々)が勢揃いですが、残念ながら能郷白山が薄っすらと見える程度で白山、御嶽等の山々は春霞の中に沈んでいます。
山頂は先着の3人パーティ-が休憩中で我々も微風の中、雄大な雪山の景色を前にのんびりと昼食。予定していた時間より早く付き、好天で余裕が出来たので下山ル-トは最初に登るつもりだったルートを下って見たいと思い時間を予想します。P866付近の北尾根からの下降点に14時半までに到着すれば、そこからP849までは1.5時間、P849からは1.5時間以内で国道まで下る事は可能で、遅くとも17時半までには駐車地に下山出来ると判断し、Nさんに話をした後、奥美濃の山々を正面に見ながら下山に掛かります。
予定通り下降点に14時半に到着したので新しいル-トに掛かりますが、ネットでも書かれていたCo840m付近から標高差40m程の急な尾根は薮が露出して雪が中途半端に乗っている嫌な状態になっていますので、Nさんに女性陣のサポ-トをお願いし、雪のブロックを崩しながら慎重に下降します。そこを過ぎると上り下りは有りますが簡単な尾根で疲れた体に鞭打って進みます。振り向けば樹間から金糞岳が遥かかなたに聳え立っており、よう歩いたな〜と感慨に耽ります。
P849からの下りはCo700m辺りで雪が繋がらなくなりワカンを脱ぎ、女性陣は軽アイゼンを履き、下降を続けますがCo580m付近からユズリハ、シャクナゲのヤブに阻まれて難渋します。そこを抜けるとザクザクの残雪を踏み抜きながら駐車地に降り立ちます。
登りにNさんの提案するルートを登ったのは正解で、下山に使用したル-トを登りに使ったら、ロ-トルが含まれるパーティ-では時間切れで山頂まで届かなかった可能性が有り、改めてNさんに感謝。念願のル-トを無事に辿れて良い一日でした。お疲れ様。
コメント
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山行経験が少ない私にとって『金糞岳』がどの様な行程なのか?知る余地も無かったですが、15km(9時間半)の山行が怪我無く無事終える事が出来ました。本当に有難うございました。
今回はペースリーダーとして何とか13時までに登頂する事を目標にしていましたが、何とか正午過ぎに登頂しゆっくり絶景を堪能しながら昼食をとる事が出来ました。
下山はCo840m付近からの急坂と下山直下の藪に雪が少なく大変苦労しましたが、いい経験が出来たと思っております。
関西の山はもう春の装いですが、来週は尖った『蕎麦粒山』でしょうか?私はこれが今シーズン最後の雪山になると思いますので完登頑張ります!(またお世話になりますが宜しくお願い致します)
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