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記録ID: 5228042
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雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

金糞岳

2023年03月01日(水) [日帰り]
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gattyo shikakura その他2人
GPS
09:44
距離
14.8km
登り
1,107m
下り
1,086m

コースタイム

日帰り
山行
8:46
休憩
0:45
合計
9:31
7:33
38
国道303号線八草トンネル東口
8:11
8:15
81
登り口
9:36
9:43
143
北尾根
12:06
12:40
109
14:29
14:29
82
北尾根下降点
15:51
15:51
73
P849
17:04
国道303号線八草トンネル東口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道303号線八草トンネ東側出口付近の道路脇に駐車
コース状況/
危険箇所等
・八草川の林道〜金糞岳北尾根P886付近の支尾根
 八草川は橋を渡ります。支尾根はほぼ雪は繋がっていますが、雪が切れている部分のヤブは薄いので問題なく登れます。只、Co780m付近からの細尾根の雪が解けたらヤブで難渋するかもしれません。
・北尾根P866〜金糞岳
 広くなだらかな尾根で危険な所も無く、雪庇も特別に注意する所は有りません。
・北尾根P886〜P849
雪はかなり少なくなってヤブ気味の所が多く、特にCo840からCo800への急傾斜の尾根はヤブを覆った雪がブロック状に残って雪壁になっている個所などが有り下降に手間取りました。
・北尾根P849〜八草トンネル出口
Co700m付近で雪は切れて来ます。Co580m付近から暫くシャクナゲ、ユズリハのヤブで通過に難渋しました。
八草川の林道入口の道路脇に駐車
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八草川の林道入口の道路脇に駐車
橋を渡り林道に入る
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橋を渡り林道に入る
初めは雪は繋がっていますが
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初めは雪は繋がっていますが
かなり雪が解けています
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かなり雪が解けています
登る支尾根が近づいて来ます
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登る支尾根が近づいて来ます
尾根末端から雪は繋がって様子
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尾根末端から雪は繋がって様子
橋が見えて来ます
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橋が見えて来ます
登り始めはトレースが有ります
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登り始めはトレースが有ります
急斜面の灌木を避けながら登ります
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急斜面の灌木を避けながら登ります
雪が解けてしまった部分は有りますが、快適に登れます
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雪が解けてしまった部分は有りますが、快適に登れます
最初のヤブ、右を巻きます
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最初のヤブ、右を巻きます
Co780m付近のナイフリッジ。ヤブが顔を出すのは時間の問題です。手前のヤブは右側を巻きます。
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Co780m付近のナイフリッジ。ヤブが顔を出すのは時間の問題です。手前のヤブは右側を巻きます。
P886付近は広々としたブナ林が広がります
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P886付近は広々としたブナ林が広がります
Co980m付近の樹間より湖北の山々
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Co980m付近の樹間より湖北の山々
Co1130m付近を登る、P1277.2が見えて来ます
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Co1130m付近を登る、P1277.2が見えて来ます
CO1140m付近で奥美濃の山々が一望できるように
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CO1140m付近で奥美濃の山々が一望できるように
Co1180m付近の雪庇。ちょっと遊べそうな雪庇です
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Co1180m付近の雪庇。ちょっと遊べそうな雪庇です
P1277.2mはすぐそこ
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P1277.2mはすぐそこ
P1277.2直下を登る。此の辺りの雪庇は良く張り出しています
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P1277.2直下を登る。此の辺りの雪庇は良く張り出しています
P1277.5から山頂へ、最後のスパ−トですが、私は相変わらず最後尾で写真撮り
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P1277.5から山頂へ、最後のスパ−トですが、私は相変わらず最後尾で写真撮り
金糞岳山頂到着
金糞岳の山名標
金糞岳の山名柱。頭の出方から積雪は60〜70cm程?
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金糞岳の山名柱。頭の出方から積雪は60〜70cm程?
金糞岳山頂にて
山頂から白倉岳、奥にはぼんやりと湖北の山々
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山頂から白倉岳、奥にはぼんやりと湖北の山々
広々とした山頂より奥に琵琶湖がぼんやりと。手前は花房尾根で北尾根に負けないほど長く、登りがいのある尾根です
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広々とした山頂より奥に琵琶湖がぼんやりと。手前は花房尾根で北尾根に負けないほど長く、登りがいのある尾根です
奥美濃の山を眺めながら快適に下ります
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奥美濃の山を眺めながら快適に下ります
Co1230m付近より下山尾根の全貌。中央、中ほどの台形状のピーク(P849)まで下ります
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Co1230m付近より下山尾根の全貌。中央、中ほどの台形状のピーク(P849)まで下ります
Co1060m付近ブナの大樹が点在する広い尾根で気持ちが良い
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Co1060m付近ブナの大樹が点在する広い尾根で気持ちが良い
P981.5より三周、高丸方面。一週間後は蕎麦粒山かな?
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P981.5より三周、高丸方面。一週間後は蕎麦粒山かな?
P886を過ぎると雪はかなり少なくなって、張り出した雪庇に注意しながら雪上を歩きます
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P886を過ぎると雪はかなり少なくなって、張り出した雪庇に注意しながら雪上を歩きます
Co840mからの難所を振り返る。尾根芯の灌木をかわすために北側の斜面を迂回したかったのですが急斜面で迂回できず、尾根芯を下降する。それが終わると
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Co840mからの難所を振り返る。尾根芯の灌木をかわすために北側の斜面を迂回したかったのですが急斜面で迂回できず、尾根芯を下降する。それが終わると
崩れた雪のブロックが壁の様になっているので崩しながら下降します
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崩れた雪のブロックが壁の様になっているので崩しながら下降します
難所が終わると後は穏やかな尾根に
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難所が終わると後は穏やかな尾根に
P849付近より金糞岳振り返る
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P849付近より金糞岳振り返る
Co700m付近でワカン脱ぐ
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Co700m付近でワカン脱ぐ
Co540m付近のユズリハとシャクナゲのヤブに手こずります
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Co540m付近のユズリハとシャクナゲのヤブに手こずります
国道が見えて来ます。ヤブが終わってヤレヤレですが
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国道が見えて来ます。ヤブが終わってヤレヤレですが
残雪を拾い膝まで踏み抜きながらながら下ります
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残雪を拾い膝まで踏み抜きながらながら下ります
降りて来ました
駐車地から振り返る。このル-トも今シーズンは終わりかな?
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駐車地から振り返る。このル-トも今シーズンは終わりかな?

装備

個人装備
防寒具 昼食 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ ストック スパッツ 軽アイゼン ワカン
共同装備
無し

感想

以前から気になっていたル-トで、体力が有るうちにとネットで調べていましたが、今回メンバ−の賛同を得て実施する事が出来ました。前々日からの好天で融雪が進んでいるのではと気になって、駐車地からP849に突き上げている支尾根を登るか、Nさんから提案いただいた八草川沿いの林道を遡る事により水平移動の時間短縮が可能なP886付近への支尾根を登るか迷ったのですが、提案通り時間短縮できる後者のルートにします。

林道は初めの間は雪に覆われていましたが進むに従って道路上を融水が流れて雪が解けている部分が出て来ますので春の到来を実感しますが、これから取付く尾根の融雪状態が気になります。八草川が西側に方向を変える所に有る橋を渡り支尾根の末端に到着しますが、北向きの尾根なので急傾斜ですが雪は繋がっていますのでまずは安心です。

薄っすらと残っているトレースを辿って登り始め、女性陣は直ぐに軽アイゼンを履きます。所々雪が付いていない支尾根は灌木のヤブが少しは有りますが快調に登って行きます。Co750mと780m付近で支尾根を塞ぐようにヤブが出て来ますが最初のヤブは右に回り込み簡単に通過します。
780m付近の細尾根の雪は、後1週間程度現在の暖かさが続けば溶けてしまいヤブ漕ぎが大変になりそうです。

登り着いたP886付近は大樹が点在する広々としたブナ林が広がっています。此処からの北尾根は、三角点ピーク981.5、P1039、P1078へと小さく上り下りを繰り返しながらなだらかなブナ林を登って行きます。

P1211への急登を上り詰めるとやっと三角点ピーク1277.2の奥に金糞岳山頂が見えて来て士気が上がります。振り返れば、滋賀県・岐阜県、岐阜県・福井県県境の山々(私が勝手に奥美濃の山と呼んでいる山々)が勢揃いですが、残念ながら能郷白山が薄っすらと見える程度で白山、御嶽等の山々は春霞の中に沈んでいます。

山頂は先着の3人パーティ-が休憩中で我々も微風の中、雄大な雪山の景色を前にのんびりと昼食。予定していた時間より早く付き、好天で余裕が出来たので下山ル-トは最初に登るつもりだったルートを下って見たいと思い時間を予想します。P866付近の北尾根からの下降点に14時半までに到着すれば、そこからP849までは1.5時間、P849からは1.5時間以内で国道まで下る事は可能で、遅くとも17時半までには駐車地に下山出来ると判断し、Nさんに話をした後、奥美濃の山々を正面に見ながら下山に掛かります。

予定通り下降点に14時半に到着したので新しいル-トに掛かりますが、ネットでも書かれていたCo840m付近から標高差40m程の急な尾根は薮が露出して雪が中途半端に乗っている嫌な状態になっていますので、Nさんに女性陣のサポ-トをお願いし、雪のブロックを崩しながら慎重に下降します。そこを過ぎると上り下りは有りますが簡単な尾根で疲れた体に鞭打って進みます。振り向けば樹間から金糞岳が遥かかなたに聳え立っており、よう歩いたな〜と感慨に耽ります。

P849からの下りはCo700m辺りで雪が繋がらなくなりワカンを脱ぎ、女性陣は軽アイゼンを履き、下降を続けますがCo580m付近からユズリハ、シャクナゲのヤブに阻まれて難渋します。そこを抜けるとザクザクの残雪を踏み抜きながら駐車地に降り立ちます。

登りにNさんの提案するルートを登ったのは正解で、下山に使用したル-トを登りに使ったら、ロ-トルが含まれるパーティ-では時間切れで山頂まで届かなかった可能性が有り、改めてNさんに感謝。念願のル-トを無事に辿れて良い一日でした。お疲れ様。

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コメント

shikakuraさん、今回もまたまた大変お世話になりました。
山行経験が少ない私にとって『金糞岳』がどの様な行程なのか?知る余地も無かったですが、15km(9時間半)の山行が怪我無く無事終える事が出来ました。本当に有難うございました。
今回はペースリーダーとして何とか13時までに登頂する事を目標にしていましたが、何とか正午過ぎに登頂しゆっくり絶景を堪能しながら昼食をとる事が出来ました。
下山はCo840m付近からの急坂と下山直下の藪に雪が少なく大変苦労しましたが、いい経験が出来たと思っております。
関西の山はもう春の装いですが、来週は尖った『蕎麦粒山』でしょうか?私はこれが今シーズン最後の雪山になると思いますので完登頑張ります!(またお世話になりますが宜しくお願い致します)
2023/3/4 17:17
プロフィール画像
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