六ツ石山〜七ツ石山【68】車道歩きはけっこう危ないですね。

2023年03月05日(日) [日帰り]

• GPS: 10:44
• 距離: 32.7km
• 登り: 2,350m
• 下り: 2,357m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:15
• 休憩: 1:27
• 合計: 10:42

5:20 奥多摩湖バス停
6:23 6:23 風の神土
6:53 6:53 トオノクボ
7:03 7:03 棒ノ木尾山
7:06 7:07 長尾ノ頭
7:11 7:12 生首
7:26 7:27 六ツ石山
7:30 7:30 六ツ石山分岐
7:58 7:59 将門馬場
8:08 8:10 カラ沢ノ頭
8:16 8:17 石尾根城山
8:35 8:35 水根山
8:57 9:03 鷹ノ巣山
9:16 9:19 鷹ノ巣山避難小屋
9:23 9:23 巳ノ戸ノ大クビレ
9:46 9:46 日蔭名栗山
10:11 11:11 高丸山
11:30 11:30 千本ツツジ
11:53 11:56 七ツ石山
12:16 12:16 千本ツツジ
12:47 12:47 赤指山方面分岐
12:55 12:55 赤指山・峰谷バス停分岐
13:07 13:07 赤指山直登標識
13:44 13:45 峰集落側林道終点
14:19 14:21 峰谷バス停
14:23 14:24 峰谷渓流釣場バス停
15:00 15:00 峰谷橋バス停
15:15 15:15 女の湯バス停
15:35 15:35 熱海バス停
15:39 15:40 倉戸口バス停
15:52 15:55 大麦代園地
16:02 ゴール地点

天候

曇り・時々日が差す
蛭からは雲が増え、下山直後から小雨。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奥多摩湖バス停近くの駐車場を利用しましたが、ここは『奥多摩 水と緑のふれあい館』利用者用の駐車場でした（ゴメンナサイ）。ここからさらに少し進んだところ、国道との合流ポイントにある駐車場は、登山者も停めることができるそうです。

コース状況／危険箇所等

【奥多摩湖バス停〜トオノクボ】
登山口までは道標に従って舗装路をテクテク。登山口からは稜線に乗るまで、ナカナカの急坂が続きますが、危ないところはなさそうです。道も明瞭。
【トオノクボ〜七ツ石山】
防火帯の稜線歩き。六ツ石山の先に凍結トラバースがありました。将門馬場あたりからは、道が平行に二手に分かれます。一方は山頂をつなぐルート、もう一方は山頂を巻くアップダウンの少ないルート。私が通過した時は土はまだ凍っていましたが、溶けたらぬかるみが大変そうです。
【峰谷分岐〜峰谷橋バス停】
下に行くほど荒れ気味に感じるルートですが、通過には特段の問題は感じませんでした。ルートは分かりやすいです。途中からは林道歩き→舗装路歩きとなります。
【峰谷橋バス停〜奥多摩湖バス停】
国道411号歩き。歩道は無いので、車にご注意を。特にトンネル内は路肩も非常に狭いので、かなり怖かったです。

写真

3/5 5:21

予定よりちょっと遅れてのスタート。奥多摩むかしみちの道標に従って歩きます。

3/5 5:24

国道411号を渡って、さらに進みます。風が無いので、すぐに体が温まってきます。

3/5 5:29

六ツ石山の道標が出てくるので、今度はそちらに従って。

3/5 5:31

まだ雲は少ないようですが、正午からは急速に雲が増える予想なので、その前に景色など楽しみたいところです。

3/5 5:37

3/5 5:39

集落の中を通るので、なるべく静かに…。途中で、輝く瞳がコチラにダッシュしてきてビビりましたが、あれは猫だったのかな〜。

3/5 5:44

民家脇を進んで、ようやく登山道っぽくなってきました。

3/5 5:49

産土神社の脇を通過。私の親は通勤族だったこともあり、余計に『産土神』という存在には惹かれてしまいます。そういえば、漫画『蟲師』にも、産土のエピソードがありました。

3/5 6:04

難しいところはないですが、ひたすら急坂を登るだけの道が続きます。

3/5 6:15

ちょっと広葉樹が増えてきても、まだ急坂。

3/5 6:20

少しずつ、少しずつですが、明るくなるのが早くなってきていますね。嬉しいな。

3/5 6:43

この斜度が伝わるかな〜。後で分かったことですが、このルート、「奥多摩三大急登」の一つなんだとか。登りごたえにも納得です。

3/5 6:48

尾根直登から雰囲気が変わってきました。

3/5 6:52

トオノクボに到着。不思議な名前。「クボ」は、「窪」の意かな？

3/5 6:52

右手はこんな感じ。防火帯っぽいですね。

3/5 6:54

進行方向は左。傾斜がそこそこなので、霜柱が溶けるとスリップしそうですが、この時間帯ではカチンコチンです。

3/5 7:02

傾斜が緩やかなところは、実に歩きやすい良い道でした。

3/5 7:03

3/5 7:07

いくつか山頂を踏みますが、地味なところもあって気付かずに通過してしまいがち。棒ノ木尾山をスルーしてしまい長尾ノ頭に到着。

3/5 7:22

山頂らしい山頂に着きました。

3/5 7:22

六ツ石山に到着。実に立派な山票です。さすが東京都、予算が大きいのだろうなぁ。東京百名山か何かに建っているのかな？

3/5 7:23

薄雲で遠くがどんな感じかは分かりませんでしたが、気持ちの良い山頂です。

3/5 7:28

北側に少々雪が残っているけど、歩くのには問題なし。

3/5 7:30

ヘアピンな感じに方向を変えて、七ツ石山に向かいます。

3/5 7:38

先の分岐からしばらく、路面が凍結していました。どのくらい長いのか分からなかったけど、4爪アイゼン装着。無くても歩けそうでしたが凍結個所はしばらく続いたので、着けて良かったです。凍結個所はここだけでした。

3/5 7:53

将門馬場の手前からは、山頂を通るルートと巻き道とが平行に走っています。分かりにくいですが、右の山頂ルートで歩くことにします。

3/5 7:58

将門馬場。

3/5 8:05

なんとなくセクシーな樹。

3/5 8:06

反対側からは、鳥のようにも見えました。

3/5 8:07

ちょっと急な場所を抜けて…

3/5 8:16

城山を通過〜。

3/5 8:28

3/5 8:36

水根山。

3/5 8:40

木々の間から、富士山を確認♪

3/5 8:40

モヤっているので、儚げな雰囲気です。

3/5 8:45

この辺りは左手に富士山を眺めながらの、素敵ルートでした。今回一番のゴキゲンな道かな。

3/5 8:47

富士山手前に連なる山並みもいい感じ。

3/5 8:56

手前の急坂を登り切ったら…

3/5 8:57

鷹ノ巣山に到着。

3/5 8:58

今回の山行では一番眺めの良い山頂でした。

3/5 8:58

富士山は消えてしまいそう。

3/5 9:01

北側への道は通行止め。今は通れない箇所が、他にもいくつかあるようです。

3/5 9:05

今日もタイトな予定なので、先を急ぎます。

3/5 9:15

避難小屋を発見。三角の屋根が目を引きます。

3/5 9:17

鷹ノ巣山避難小屋。

3/5 9:18

中はとてもキレイ。並んで寝たら10人くらいは横になれそう。

3/5 9:19

外にトイレもありました。

3/5 9:19

水場まであって、至れり尽くせりですね。水が出ているかは未確認です。

3/5 9:38

3/5 9:45

日蔭名栗山。

3/5 9:47

進行方向。左に、右にと稜線を進んで…右手の奥に見えるのは…

3/5 9:47

雲取山かしら？

3/5 9:49

3/5 10:04

真ん中あたり、階段に見えるのは土留め。かなりの斜面でしたが、左手の木々の中に登山道がありました。

3/5 10:09

高丸山に到着。食事休みに、ツェルトを風よけタープとして設営。直接風を受けないようにするだけで、だいぶ暖かいです。上着を出さずに過ごせました。

3/5 10:52

カップ麺をすすり、食後のお茶をしていたら、目の前に鹿が2匹近付いていました。ビックリしたなぁ。

3/5 10:52

ご飯の匂いにつられたのかしら。あげられるものは何にもないよ。

3/5 10:53

こちらの様子をうかがってはいるようだけど、あまり警戒心はなさそう。それはそれで、困りものですね。

3/5 10:54

この時期は食べるものも少ないだろうから、食事に必死のようでした。

3/5 11:12

食事で元気を補充したので、先を急ぎます。1時間も過ごしてしまった。

3/5 11:30

3/5 11:33

3/5 11:50

コレ。雲取山のメインルートにあるやつですね。どうやら無事に合流できたようです。

3/5 11:50

神社にご挨拶。

3/5 11:51

3/5 11:53

七ツ石山。今日の折り返し地点です。

3/5 11:54

雲取山まですぐそこに感じますが、行くにはちょっと時間が足りなそう。

3/5 11:54

まだ青空が見えていますが、午後から急速に雲が増えそう。

3/5 11:55

3/5 11:56

ガスって山肌のようすはよく分からず、切り絵のような山並みです。さて、下山下山。

3/5 12:07

山頂から少し戻ってきました。左は稜線の山頂通過ルート。復路では右の巻き道を進みます。

3/5 12:11

巻き道はアップダウンが少ないので非常に楽です。

3/5 12:12

3/5 12:18

この分岐を峰谷に向かって下りていきます。

3/5 12:21

道は分かりやすいのでどんどん標高を下げていきます。

3/5 12:54

右に進むと赤指山経由で下りられるようですが、途中から点線ルートのようなので、おとなしく左に進みます。

3/5 13:04

ちょっと荒れ気味だったり、崩れがあったりするので、それなりに注意しながら歩きました。

3/5 13:22

休憩中にふと思いついて、熊撃退スプレーを試射してみる。スプレーっぽい出方ではなくて、水鉄砲みたいにピューっと出てきました。コレだと…直接相手の鼻先にでもかけないといけませんね…。使用期間はまだあるけど、ガス抜けちゃってるのかな。

3/5 13:27

3/5 13:40

途中からは林道歩き。

3/5 13:46

そして舗装路歩き。ここから長かったな〜。

3/5 13:52

集落の中を通りながらさらに標高を落としていきます。

3/5 14:16

3/5 14:24

バスの通っているところまで下りてきました。奥多摩駅まで行けそうですが、5時前まで待ちたくもないので歩きます。

3/5 14:29

3/5 14:44

「雲風呂」という言葉に惹かれますが、どうやら温泉ではない様子。

3/5 14:52

川幅が広くなり、色も深くなってきました。

3/5 14:59

正面の信号で国道411号に合流です。歩道がなく、路肩も狭いのでちょっと怖かったです。トンネルはさらに狭くなるので、恐怖です。

3/5 15:36

3/5 15:40

歩道だ〜♪と喜んだもののすぐに無くなってしまいました…。

3/5 15:53

3/5 16:01

雲は厚くなり、今にも泣きだしそう。なんとか振り出す前に駐車場まで戻ってくることができました。ちなみにこの駐車場は、「水と緑のふれあい館」の駐車場なので、登山者は停めてはいけないそうです。

3/5 16:15

少し下ったところ、こちらに停めるのが正解のようです。

今日も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ チェーンスパイク アイゼン（4本爪） 傘 ツェルト

感想

pumi3

こんにちは。痛みに弱い方ではないけれど、静電気の痛みだけはいつまでたっても慣れない pumi3 です。

平日はよく晴れていますね（←恨み節）。
今回は奥多摩から六ツ石山から七ツ石山を巡るルートです。七ツ石山は、雲取山登頂の際に通過しているので、その赤線ともつながりました。なかなかのロングルートなので、後半、早めに林道・車道に出られるようにルート計画をしました。林道や車道なら、暗くなってしまっても比較的迷いにくいと思うので。それにしても国道歩きは怖かったな〜。けっこう飛ばす車が多かったし、トンネルも多かったし…。他に歩けそうな道もなかったけれど、地元の方々はどうやって移動しているのかな。なんにしても、自分が車に乗るときは歩行者に優しい運転をしようと心に誓ったのでした。

さて、ちょっとガスっていたものの、景色も楽しむことができたし、雨が振り出す前に下りてくることができたし、なかなか楽しい山行となりました。日が長くなってきて、気温も上がってきて、森林限界を超える山へもあと少しで行くことができそう。体力維持の山行を続けながら、その日を楽しみにしたいと思います。

コメント

Snufkin

こんにちは😊
青空を祈る係だったので、写真を拝見するまでドキドキでした😅
青空、見えてましたね☀️よかった〜😆
（pumiさんの歩きが雲より早い説が有力ですが🤔）

鹿が近づいてくるなんて、すごいですね✨安心感のあるオーラが出ているのかしら？私は逃げられっぱなしなので、羨ましい🥹

奥多摩の急登&危険な車道歩き、お疲れさまでした☺️

pumi3

Snufkinさん　コメントありがとうございます(^^)
Snufkinさんのお祈りのおかげで、景色を楽しめましたし、濡れることなく下山することができました。ありがとうございました(#^^#)。

気が付くと目の前に鹿がいたのでかなり驚きましたが、熊じゃなくて良かったです f(^_^;)
雷鳥やヤマネには近付いて欲しいですね。

Snufkinさんも、雪山登山、お疲れさまでした(^^)/

hiromi121

こんばんは　樹木のセクシー感　こういう物を得られるのも、ハイクの魅力ですね。素敵です。

pumi3

hiromi121さん　コメントありがとうございます(^^)
自然の中にいると、ふいに面白い出会いがあったりして、そういうのも醍醐味ですよね♪