残雪の御池岳
- GPS
- 08:00
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 888m
- 下り
- 889m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 7:59
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
T字尾根登山口から山頂台地までほぼ雪なし。P967の下り凍結注意。 台地は地面が覗き始めています。よく締まっており歩きやすい。 御池岳南尾根(土倉岳の尾根)もほぼ雪なし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
携帯
タオル
ストック
カメラ
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感想
1月下旬に腰を痛めてしまって以来、膝も調子が良くなくくすぶっていましたが、リハビリ(おおげさな!)のつもりで好きなルートを歩きたいなあと思っていました。そんな折、君ヶ畑の御池林道のゲートが開いたらしいと聞いたので、早速T字尾根から御池岳に行ってきました。冬用の装備も技量も持っていませんが、残雪期ならば天気さえ読み誤らなければハードルが下がります。皆さんの御池岳のレコを羨ましく眺めていましたが、ちょっとだけ気分を味わえれたらと思っていました。
今日は気温も上がってきたので、登山道は春の装いです。P967あたりのシャクナゲはまだまだ固い蕾ですが、しっかり準備をしているようです。調子よく登っていると暑くて台地への最後の登りはアンダー1枚になってしまいました。もっとゆっくり登ればいいのにと思いつつも、久しぶりの御池岳です。早く台地に行きたいじゃないですか。
台地に登り上がると、所々地面が出始めていますが、まだまだ白い世界が広がっていました。もっと寒けりゃ霧氷が見られるのになあ〜と思いつつ、反時計回りに一周することにして、まず東のボタンブチへ向かいました。藤原岳の南東斜面はすっかり雪が消えています。P1194へ回り込み、奥ノ平目指してぶらぶら歩いていると、雪のない所に、ちょうど背中をピッタリと合わせられるような石があったので、自然の座椅子と洒落込んでちょっと早いですが、昼飯にしました。食べ終わり、のんびりして目をつぶると静かな空間にカラ類の鳴き声がします。ジェジェと濁っているのはヤマガラ、ツピツピと小気味よくテンポよくさえずるのはコガラ。時々木がきしむような声がするのはコゲラ。そういえばコツコツとドラミングも聞こえます。もう春ですね。
丸山へ登ると12時でした。ちょっとゆっくりしすぎたみたいで、人がほとんどいませんでした。元池まで下って丸山を眺めようと思っていましたが、ちょっと時間切れです。途中から辺縁部に回り込みボタンブチへ戻ってきました。途中で鹿の集団に遭遇しました。彼らはこちらの様子をじっと見つめてくるんですね。なんとなく神秘的なものを感じます。
ボタンブチからは竜、静、銚子の塊から御在所、雨乞、綿向と西へ続く大きな連なりを眺めます。雨乞はまだ白いですね。ボタンブチから土倉岳への降り口までは少し内側の雪の多いところを通って戻りました。だんだん日差しが出てきそうなので待ってみましたが、すぐに雲に隠れます。まあ、白い世界は堪能したし、まぁいっか。
名残惜しいのですが、下ることにします。御池岳南尾根は土倉岳から緩やかに高度を下げていくので、膝に優しい道だと思います。ただ、ノタノ坂からは短いですが急なので最後で膝が笑わないように、傷めないように、ゆっくり下りました。雪の影響か2箇所倒木で塞がれていました。どちらとも沢へ下りて回り込めばいけますが、足元が崩れやすいので注意が必要です。
約2ヶ月ぶりの山歩きでした。程よい疲労感となんとも言えない充足感。今夜はよく眠れそうです。いい一日でした。
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