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Yamareco

記録ID: 52538
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

雲取山

2009年12月05日(土) 〜 2009年12月06日(日)
 - 拍手
GIN saku その他2人
GPS
25:00
距離
13.0km
登り
1,449m
下り
1,449m

コースタイム

【一日目】
11:00 富田新道入口発 ⇒ 14:00 雲取山荘分岐 ⇒ 14:30 奥多摩小屋
【二日目】
9:00 奥多摩小屋 ⇒ 12:30 富田新道入口 
天候 5日は雪、6日は快晴
過去天気図(気象庁) 2009年12月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
登山届は日原交番で渡せます。

富田新道は下りがかなり滑ります。ストックはあったほうが無難だと思います。
吊橋を渡って富田新道に入っていきます
2009年12月05日 10:34撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/5 10:34
吊橋を渡って富田新道に入っていきます
吊橋を渡ったところにある滝
2009年12月05日 10:35撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/5 10:35
吊橋を渡ったところにある滝
急坂を500m程登っていきます
2009年12月05日 10:43撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/5 10:43
急坂を500m程登っていきます
雨があられに変わり始めました
2009年12月05日 12:48撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/5 12:48
雨があられに変わり始めました
そしてあっという間に雪景色
2009年12月05日 13:58撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/5 13:58
そしてあっという間に雪景色
雲取山荘と奥多摩小屋の分岐。若干ふぶいている感じ
2009年12月05日 14:07撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/5 14:07
雲取山荘と奥多摩小屋の分岐。若干ふぶいている感じ
今日のお宿
2009年12月06日 04:44撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/6 4:44
今日のお宿
朝4:00頃。ちっとも起きない
2009年12月06日 05:25撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/6 5:25
朝4:00頃。ちっとも起きない
6:30朝日が昇ります
2009年12月06日 06:44撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/6 6:44
6:30朝日が昇ります
朝日に赤く染まる富士山
2009年12月06日 06:46撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/6 6:46
朝日に赤く染まる富士山
そして飛龍山と南アルプスも
2009年12月06日 06:48撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/6 6:48
そして飛龍山と南アルプスも
夜が明けるとほんと絶景
2009年12月06日 07:21撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/6 7:21
夜が明けるとほんと絶景
すごい雪景色です
2009年12月06日 07:43撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/6 7:43
すごい雪景色です
海まで見えてるんだけど写真じゃわかるかな
2009年12月06日 07:43撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/6 7:43
海まで見えてるんだけど写真じゃわかるかな
雲取山頂到着
2009年12月06日 07:52撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/6 7:52
雲取山頂到着
さて富田新道を下ります。昨日とは打って変わった景色。それにあったかい。
2009年12月06日 10:01撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/6 10:01
さて富田新道を下ります。昨日とは打って変わった景色。それにあったかい。
標高1,500mを下ると雪ともお別れ
2009年12月06日 11:22撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/6 11:22
標高1,500mを下ると雪ともお別れ
吊橋まで戻ってきました
2009年12月06日 12:15撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/6 12:15
吊橋まで戻ってきました
一泊二日の山行完了
2009年12月06日 12:29撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
12/6 12:29
一泊二日の山行完了

感想

【一日目】
当初5人で出発予定だったけど、奥多摩駅にて。
「おれ行けなくなったから。。。」
「え、どうしたんですか?」
「怒られた。。。」
連日連夜の午前様が逆鱗に触れたとのことで、急遽社長が行けなくなりました。
社長の誕生日登山なんですけどね。。。

ということで富田新道の入口まで送ってもらって社長とお別れ、4人で富田新道
を進みます。前回は道を間違えてえらい急斜面に迷い込み、落石騒ぎやらで5時
間かかっても全然進めず途中でビバークする羽目になりました。
随分危険な道、トラウマ感のある道でしたが全然さくさく進みます。2時間程進
むと前回ビバークしたあたりをあっさり通過。
なんだったんだろうか。。。

と思っていると雨があられに、そして雪になって周囲の景色は一変しました。
「いいねぇ、冬って感じで」「わくわくしてきた」「風がないからあったかいね」
等と言いながら歩いていると、風も出てきて若干吹雪気味。
まぁ、冬って感じでいい感じ。
そんなこんなで奥多摩小屋に到着しました。でもざんざんと雪。テントを張って
るそばから雪が舞い込んできます。
とにかくもテントを張って中に逃げ込みました。
酒をちびちび飲みながらコンロで暖をとりつつキムチ鍋を4人でつつきます。外は
零下2度。でもテントの中は10度以上。みぞれが木から落ちる音を聞きながらあっ
たまって行くのは不思議な感じです。
でもこんな快適なテント生活をしていると、ツェルトでビバークとかできなくな
りそう。。。

8時頃になるとえらく眠くなって寝ることに。
5人用のテントだけど、マットが三枚しかなくて寝袋にくるまると体半分の地面
から冷気が上がってきます。結構ビバーク気味かも。。。しかも狭い。。。これ
ならビバークの方が楽か?
寝てるような寝てないような感じで時間が過ぎ、雪がみぞれに変わり、そして止
むと空から強い風が降りてきました。

【二日目】
3時を過ぎると寒いし、横になっているのも飽きたので起きだしました。外に出
てみるとすごい景色です。空は満点の星空。あんなにあった風もやんで寒いけど
温かい感じ。そして月明かりの中一面雪景色。
月明かりと雪明りでぼんやりと周囲は明るくて、遠くにある富士山までその影が
見えています。10分ほど外をうろうろして、「こりゃみんなにもおしえてやらな
きゃ」とテントに戻りました。
「晴れたよ、外きれいだよ」
「。。。」
「いっそ、このままご来光見に山頂行こうよ」
「。。。」
あっそ。それなら一人で行ってこようと再び外へ。15分程昇っていくと息が切れ
る。20cm程の雪でも結構疲れるもんだな。腹減ったし。あ、熊鈴も持ってない。
う〜ん怖いから帰ろう。
ということでまた戻るけど、もったいないのでそのまま今度はブナ坂の方に。
1時間程散歩してテントに帰るとまだ全員寝てるし。
「腹減ったご飯食べよう」「寒くて寝れなかった」「じゃあ諦めて起きろ」とい
うことで5時半頃から朝ごはん。昨日のキムチ鍋の残りにご飯を入れて雑炊に。
あったまってうまい。

食べ終わって後片付けをしていると朝日が昇り始めました。富士山が赤く染まっ
て、飛龍山も南アルプスもみんな赤く染まっていきます。これがモルゲンロート
ってやつなのかな。だったら初めて見た。

7時頃から雲取山頂目指して昇り始めます。深いところは膝下までの新雪です。
ラッセルがえらい楽しい。スパッツはいてるのは二人なので交代で進みます。
そのうち前を歩いた後が出てきてラッセルいらずになりました。でももったい
ないので直登してみたり。
小雲取の山頂まで昇って振り返ると富士山だけじゃなくてその先の海までみえる
透明度。昨日の雨・雪で空気中のチリが全部落ちたんだろうけど、こんな先まで
みえる景色は見たことがない。
そのまま雲取山頂へ。

山頂にはすでに結構な人がいたけど、みんな絶景に興奮してました。やっぱり
こんな景色はなかなか見れないんだなぁ。来てよかった、ほんと。

下ってテントを撤収して、富田新道を戻ります。1,500m位まで雪がつもってま
した。富田新道まで降りると社長が迎えに来てくれてました。
また、今度行きましょう。冬は下界が雨の時に昇ると次の日晴れてくれれば最
高の景色が見れることがわかりましたから。

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