岩殿山〜稚児落とし〜菊花山

2023年03月11日(土) [日帰り]

• GPS: 04:36
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,005m
• 下り: 1,008m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:45
• 休憩: 1:16
• 合計: 5:01

距離 12.1km 登り 1,017m 下り 1,012m

9:11 大月駅
9:31 岩殿山強瀬登山口
9:42 岩殿登山口
9:50 9:56 岩殿山畑倉登山口
9:57 10:12 鬼の岩屋
10:25 10:33 岩殿山
10:39 用水池
10:48 三の丸跡
10:48 10:49 三ノ丸跡展望台
10:59 11:00 築坂
11:18 11:23 兜岩
11:34 11:35 天神山
11:52 12:21 稚児落し
12:46 花咲山方面分岐
12:57 大月東中学校バス停
13:02 上大月駅
13:07 13:11 菊花山西ルート登山口
13:36 13:40 菊花山
14:03 14:05 菊花山東ルート登山口
14:11 大月駅
14:12 ゴール地点

天候

快晴 最高気温21℃

アクセス

利用交通機関：

電車

大月駅（ホリデーパスエリアの末端です）

コース状況／危険箇所等

岩殿山登山口まで
途中から歩道がなくなる。交通量はそこそこ。

登山口〜鎖場
コースに従えば危険箇所無し。
動物のフンがあちこちにあったので足元には注意。

鎖場〜稚児落とし
鎖場一ヶ所あるが、林間コースの巻き道あり。
進入禁止になっている2つ目の鎖場の巻き道は結構な急坂有り。

稚児落とし〜浅利登山口
表面の細かな砂利や砂で滑りやすい箇所あり。

菊花山西コース登山口〜東コース合流地点
危険箇所なし。地形図の徒歩道と実際のコースが違う道筋なのは注意。

合流地点〜山頂
結構な急坂がある。
乾いた砂や砂利が乗っており滑りやすい。
痩せ尾根一ヶ所

東コース
西コースより傾斜がきつい。
滑りやすい箇所にはロープ・鎖がある。

その他周辺情報

コンビニは駅から一本先の大通り沿いにセブンとローソン

写真

3/11 9:21

通りの民家前にて。
葉っぱが出る前に花が咲いているのでオウバイモドキではなくオウバイのはず。

3/11 9:22

岩殿山を眺めながらの踏切待ち。

3/11 9:27

切り立った崖の上に柵が見える。あそこに行けるんだな。

3/11 9:29

高月橋の上から。結構な高度感。
これから左奥に伸びるスロープを延々と登っていく。登山口までが結構遠いなぁ。

3/11 9:34

でも振り返るとなかなかいい景色ですよ。

3/11 9:36

期待通り山肌は落葉樹が多い。ほら見て、杉が無いよ！

3/11 9:40

歩道はここまで。この先は左の139号線を歩いて行く。

3/11 9:41

ヤエムグラっぽいのが生えてた。花の色はどっちかな。最近は白花の外来種が増えてきているらしい。

3/11 9:47

良い所だなぁ。河岸段丘になっていてここは高台だ。
中央奥で目立っているのが佐野山。その左手前が尾越山〜東沢ノ頭〜大峰、その左で濃い緑が右上についてるのが手前にある宮地山。

3/11 9:50

登山口を見逃すことはなさそう。

3/11 9:51

こんなのありました。これっていつからの人数なんだろう？

3/11 9:56

まずは沢がお出迎え。

3/11 9:57

DEAD END...
ちょっと行ってみるか。

3/11 9:58

鬼の岩屋。写っている人からサイズ感がわかると思う。
上から水が注いでおり、大雨が降れば滝を裏から眺めるような感じになりそう（大雨の時にこんなところに入るのは危険だ）。

3/11 9:59

出てきた先行者に促され縁へと進んでみる。滴る水は結構な量で、下ではちいさな沢になって流れていた。

3/11 10:02

岩屋の縁に立って外を眺める。

3/11 10:03

あれ、入っちゃいけなかったのでは？いや内部ってのは奥の方で縁部分の踏み跡がしっかりしてる部分は良いのだという都合のいい解釈をしておこう...とにかく自己責任で！

3/11 10:07

なんか動物の毛っぽいものがまとまって落ちていた。なんだろう？

3/11 10:11

再び沢との出合い。岩屋の直上なので、これがそのまま注いでいたのだろう。

3/11 10:13

アセビが咲いてる。この花見ると家のブルーベリーの世話をしたくなる。

3/11 10:26

程なくして岩殿山山頂へ。

3/11 10:26

気軽に富士山眺めるにはいい場所だ。

3/11 10:39

こっちのアセビは満開だ。

3/11 10:40

東屋があった。これからの季節、暑いので休憩はこちらでどうぞ。

3/11 10:41

下から見えた柵はここだな。断崖絶壁の上だけあって、とにかく景色が良い。

3/11 10:41

山頂標をここに建てちゃったんだな。テプラみたいなので「この先」って張ってある。こういうの好きだぞ。

3/11 10:44

年季を感じさせる休憩所。そっか、本来のメインルートだとこっちから上がってくるんだな。

3/11 10:44

阿賀野川の本尊岩みたいな最後だな。

3/11 10:44

たぶん岩の上が平場になってるところが破砕した部分なのだろう。

3/11 10:45

城への通用門？

3/11 10:47

西側の視界良好。右の尖っている滝子山や左のアンテナ乗ってる三ッ峠山はわかりやすいね。黄色い花も咲いてる。

3/11 10:51

ここは埋もれた林道跡みたいな道で楽しい。

3/11 10:59

そっか、クマーもこの辺に来るのか...もう暖かいからいてもおかしくないか？人も全然見かけないので熊鈴装着。

3/11 11:05

林間コースと鎖場との分岐点。

3/11 11:06

いたるところでアセビが咲いており、このように満開の様相。

3/11 11:06

ダンコウバイ？花の付き方からしてサンシュユでは無さそう。
このあたりでチラホラと見かけた。

3/11 11:10

鎖場では団体さんとすれ違い。
一段目はステップ状になってて鎖を掴まないでも登れた。
それにしてもなんだかスラグ入りのコンクリみたいな岩だ。

3/11 11:13

二段目の上から。こっちは鎖をガッツリ使わせてもらいました。現地で感じたよりこの画像見てたほうが怖いや。

3/11 11:13

上では富士山がお出迎え。

3/11 11:15

林間コースとの合流点。

3/11 11:17

2つ目の鎖場は進入禁止。現地ではよくわからなかったが、どの辺が崩落してるんだろう？

3/11 11:28

岩殿山を振り返って。百蔵山と扇山もよく見える。

3/11 11:34

天神山到着。ちょうど昼頃に稚児落しに着けそうだ。

3/11 11:35

展望ポイント

3/11 11:46

危険とあるが、幅は広いので覗き込んだりしなければ大丈夫。

3/11 11:47

稚児落し。このスケール感と来たら！ここからしばらく満面の笑み。
何が危ないって眺めてると距離感が狂うんだな。

3/11 11:50

岩場はほんの少しだった。

3/11 11:51

稚児落しの上へ到達。ちょうど団体さんが休憩終わりだった。

3/11 11:58

木陰でレジャーシートを敷いてランチタイム。風も心地よくちょっとお昼寝・・・と思い横になってウトウトしてたら、ガサガサッと音がして飛び起きた。幸いにも仲の良さそうな老夫婦（と思しきお二人）のご到着でした。

3/11 12:20

出発前に来た道振り返って。向こうに立っている人間がちっちゃい。

3/11 12:26

なんかニョロニョロみたいなの生えてる。

3/11 12:30

下りは割とザレてる感じだったが岩場は滑らないのでありがたかった。にしてもやっぱりスラグ入りコンクリみたいだ・・・結構あちこちで見かけたけど天然物なの？

3/11 12:39

出た！反対方向に同じ目的地看板！
左が地形図にも書かれていない新道の近道。民家の脇みたいな所抜けるけどちゃんと大月市観光協会公認です。

3/11 12:43

浅利川沿いを歩き、橋渡ります。

3/11 12:45

こんなところに石垣が。う〜ん、民家跡っぽい？

3/11 12:49

立派な橋梁が三つ並び。手前の一個だけがラーメンで比較的新しそう。向こうの2つは上路式トラスドガーターでなんだか鉄道橋みたいだ。

3/11 12:52

きれいに咲いてますね。

3/11 12:57

なんて立派な擁壁。要塞感ある。

3/11 12:59

富士急行線とJR線の分岐点。お花もいっぱい。

3/11 13:02

上大月駅ではちょうど電車が停まっていた。
NARUTOのコラボ列車だったようだ。

3/11 13:07

西コース登山口はここっぽい！（お墓と共通の入り口でした）

3/11 13:08

稚児落しがみえる。奥の山は雁ヶ腹摺山だろう。

3/11 13:10

登らなくてもなかなか見晴らしが良い。

3/11 13:21

東風が遮られなかなかに暑い。こっちでも黄色い花が咲く。

3/11 13:26

東コースとの合流地点。看板の行き先に東コースがないが、確かに下りに使うなら西のほうが良いと思う。

3/11 13:35

富士山が消えそう。

3/11 13:35

稚児落しが結構下に見える。
左奥の禿げてる山が白谷ノ丸で、その奥が黒岳。地形図でも白谷ノ丸山頂周辺だけが荒れ地になっていてわかりやすい。

3/11 13:37

菊花山到着。最後は結構な急登でなかなか大変だった。

3/11 13:37

岩殿山、百蔵山、扇山揃い踏み。

3/11 13:37

四等三角点。四等なんてあったんだ。

3/11 13:42

今日の行程で一番の痩せ尾根はここでした。

3/11 14:04

東コースの下りは滑りやすくてなかなかきつかったよ。とにかく無事に街まで降りられた。

3/11 14:13

大月駅では富士山ビュー特急がお出迎え。
そしてトイレに行きポカリを買い、2分後の高尾行きの電車に飛び乗った。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark III Canon

感想

chokokuro

今回は日原の天目山かここかで迷った。山梨は杉の割合が低いとのことで、駅から周回でき地形図でも広葉樹メインに見えた岩殿山を選択。稚児落としの画像の迫力もすごく、実際に見てみたいという思いが勝った。

実際岩殿山はほとんど広葉樹林で杉の木は数えるほどしかなく、花粉という意味ではなかなか快適に過ごせた。一方、菊花山は中腹までがスギ林で、手首のスマートウォッチにみるみる内に白い粒がまとわりついてきた。鼻もこっちでやられてしまった。

コースは全体的に切り立っており、まだ葉が生い茂っていないことも有り展望がよく、大半の地点で富士山が大きく見えた。
また、ザレっぽい場所が多く、傾斜がきつい場所では足運びに注意を要した。

標準コースタイムが6時間以上なのでPHにしておきます。