記録ID: 5265173
全員に公開
雪山ハイキング
甲斐駒・北岳
日程 | 2023年03月11日(土) ~ 2023年03月12日(日) |
---|---|
メンバー | |
天候 | 二日間続けて最高の天気でした(^^) |
アクセス |
利用交通機関
柏木登山口の駐車場に停めさせていただきました。個人所有の土地だそうなのですが、ありがとうございます。トイレも設置されていました。
車・バイク
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 危険な個所は特にありません。 |
---|---|
その他周辺情報 | 近くに道の駅があります。 |
過去天気図(気象庁) |
2023年03月の天気図 |
写真


感想/記録
by kinnikubucho
12日の仕事がなくなったので、予定を1週間早めて仙丈ケ岳に挑戦してみることにしました。特に難しいルートではないのですが、長い長いと聞いてはいた地蔵尾根ルート。TJARでもおなじみのルートを歩けるとはなんかテンション上がります(^^)。伊那に前泊して、早朝から出発することにしました。
6時半前に柏木登山口に到着すると、なんと駐車スペースがもう残り1台!停められて良かった〜(^^)。この時間にいっぱいになるのか。さすが人気の山、というかスペースの関係でしょうね。もっとも、個人所有の土地と聞いてましたので、感謝しかありません。トイレも設置されています。
準備を整えている間に3人パーティーが出発されました。なんと、仙丈小屋まで行かれるとのこと。すげぇ。私たちは丸山谷の頭を過ぎたあたりで幕営予定です。お気をつけて!さて、我々も準備が整ったところで出発します。
まずは普通に登山道です。ちょっと行ったところで孝行猿の祠が。うん、帰りに見るか。先は長いので進みます。特に急登でもないのでちょうどいい感じにあったまってきます。最初は林道と交差したり林道を歩いたり並走したりしながら進んでいく感じです。そのうちに雪がちらほらと見えてきたかと思うと、日陰には雪がしっかりと出始めました。
雪が凍って溶けかけているようなところはわずかな雪でも足が滑ります。まだ大丈夫と思っていた矢先、見事に転倒(^^;)。素直にチェーンスパイクを装着します。この辺りもまだまだ緩やかな登りが続きます。なかなか高度が上がりませんが、これはこれで楽しんで歩かせていただくことに。時折ラスボスがちらっと見えたりしますが、なんか遠すぎて気が遠くなりそう(^^;)。
林道が終わると山域らしくなってきました。登りの傾斜も山らしくなってきます。樹林帯に入ると眺望もなくなってきました。結構歩いたかなと思ったところで松峰小屋への分岐に到着。ここでアイゼンに履き替えました。ここから斜度が上がっていきます。ぐっと登りになりました。しんどいです(^^;)。
地蔵岳へはしばらく登りですが、山頂を経由せずにトラバースです。これは助かりますね。左へぐるっと巻いていくとまたしても稜線に出ます。しばらくは緩やかな道になりますが、ぼちぼち幕営地を探しつつ歩きます。丸山谷の頭の手前で幕営中のパーティーがいらっしゃいました。我々はもう少し進ませていただきましょう。
丸山谷の頭を越えると、今日は終わったようなもの。張ろうと思えば適地は何か所かありましたが、整地のことを考えるとヤドカリしたいなと思っていたので、幕営跡を探しました。そのうちそれらしき場所を発見!今日はここらで休ませていただきましょう。
とはいえ今日は水作りから始めなければ。水作りを始めていると、下山の方が足を止めて話してこられました。同じく関西からとのこと。普段は山スキーをされているとのことで、ホームが同じく比良山系とのことでした。なんと、またどこかでお会いしそうですね(^^)。そのときはよろしくお願いします。
食事を済ませるとあとは寝るだけなのですが、静かな山域を楽しみつつひと時を過ごします。とても静か。13台の車が停まっていて、すれ違った方と下山された方を引くと、先にいらっしゃる人数が大体把握できてしまう。こんな山も面白い。
さて翌朝、4時半にパーティーが歩く音が聞こえたので目を覚ましました。ちょうどいい時間なのでそのまま起きて腹ごしらえをし、我々も出発することに。さほどモルゲンロートにこだわりがなかったので、ヘッデン登山はせずに普通に出発しました。
アタックザックのみなので楽(^^)。が、この先は登りが急になってきます。のこり大体600mほどの登りですが、2400mからなのでゆっくりと進んでいきます。今日も晴れ。そして風もなし。最高のコンディション(^^)。樹林帯も切れ目が出てきたと思えば植生が這松になってきました。
稜線まで出ると眺望が良くなりますね。昨日よりは霞んではいるものの中央アルプスが見えます。ほぼ同じ高さまで来たねぇ。ということはこっちももうちょっとかな。少しばかり岩稜帯があったりしますが、ピッケルが必要なほどでもありません。左を見るとかっこいい甲斐駒が見えてきます。
山頂らしきところ(実際はもうちょっと奥でした)に6人パーティーが、その手前左手のテラスっぽいところに1人の方が見えます。ガスも風もなく本当に静か。トレースをたどって一歩一歩進むと、ようやく仙丈ケ岳山頂に到着しました。
眼前には北岳、甲斐駒。その奥にあるであろう富士山は霞んで見えず。うっすらと八ヶ岳も見えます。南に目を向けると赤石岳山脈が。西を見ると中央アルプス。なんちゅう眺望の良さ!最高や!
しばらく過ごし、下山開始。核心とも言える長い下山の始まりです。順調に高度を下げ、テントを撤収。また重い荷物を担いで下山です。下るだけだから気楽に考えていたのですが、丸山谷の頭の登り返しがしんどいこと(^^;)。ここを越えると地蔵岳はトラバースなので普通に通過。松峰小屋分岐で小休止してチェーンスパイクに換装。また下山を続けます。
ようやく林道に再開するとちょっとほっとしますが、ここから先もまだまだあります。林道沿いの道が地味に登り返したりしていて疲れた足には堪えます(^^;)が、基本的に下り基調なので気持ちは楽。そして駐車場に到着すると、山行終了となりました。
聞いてはいたけれど、やっぱり長い地蔵尾根。ツンデレの女王はさすがに手強かったですが、素晴らしい眺望を楽しませていただきました(^^)。今日もありがとうございました。南アルプス、素晴らしい山域でした。
6時半前に柏木登山口に到着すると、なんと駐車スペースがもう残り1台!停められて良かった〜(^^)。この時間にいっぱいになるのか。さすが人気の山、というかスペースの関係でしょうね。もっとも、個人所有の土地と聞いてましたので、感謝しかありません。トイレも設置されています。
準備を整えている間に3人パーティーが出発されました。なんと、仙丈小屋まで行かれるとのこと。すげぇ。私たちは丸山谷の頭を過ぎたあたりで幕営予定です。お気をつけて!さて、我々も準備が整ったところで出発します。
まずは普通に登山道です。ちょっと行ったところで孝行猿の祠が。うん、帰りに見るか。先は長いので進みます。特に急登でもないのでちょうどいい感じにあったまってきます。最初は林道と交差したり林道を歩いたり並走したりしながら進んでいく感じです。そのうちに雪がちらほらと見えてきたかと思うと、日陰には雪がしっかりと出始めました。
雪が凍って溶けかけているようなところはわずかな雪でも足が滑ります。まだ大丈夫と思っていた矢先、見事に転倒(^^;)。素直にチェーンスパイクを装着します。この辺りもまだまだ緩やかな登りが続きます。なかなか高度が上がりませんが、これはこれで楽しんで歩かせていただくことに。時折ラスボスがちらっと見えたりしますが、なんか遠すぎて気が遠くなりそう(^^;)。
林道が終わると山域らしくなってきました。登りの傾斜も山らしくなってきます。樹林帯に入ると眺望もなくなってきました。結構歩いたかなと思ったところで松峰小屋への分岐に到着。ここでアイゼンに履き替えました。ここから斜度が上がっていきます。ぐっと登りになりました。しんどいです(^^;)。
地蔵岳へはしばらく登りですが、山頂を経由せずにトラバースです。これは助かりますね。左へぐるっと巻いていくとまたしても稜線に出ます。しばらくは緩やかな道になりますが、ぼちぼち幕営地を探しつつ歩きます。丸山谷の頭の手前で幕営中のパーティーがいらっしゃいました。我々はもう少し進ませていただきましょう。
丸山谷の頭を越えると、今日は終わったようなもの。張ろうと思えば適地は何か所かありましたが、整地のことを考えるとヤドカリしたいなと思っていたので、幕営跡を探しました。そのうちそれらしき場所を発見!今日はここらで休ませていただきましょう。
とはいえ今日は水作りから始めなければ。水作りを始めていると、下山の方が足を止めて話してこられました。同じく関西からとのこと。普段は山スキーをされているとのことで、ホームが同じく比良山系とのことでした。なんと、またどこかでお会いしそうですね(^^)。そのときはよろしくお願いします。
食事を済ませるとあとは寝るだけなのですが、静かな山域を楽しみつつひと時を過ごします。とても静か。13台の車が停まっていて、すれ違った方と下山された方を引くと、先にいらっしゃる人数が大体把握できてしまう。こんな山も面白い。
さて翌朝、4時半にパーティーが歩く音が聞こえたので目を覚ましました。ちょうどいい時間なのでそのまま起きて腹ごしらえをし、我々も出発することに。さほどモルゲンロートにこだわりがなかったので、ヘッデン登山はせずに普通に出発しました。
アタックザックのみなので楽(^^)。が、この先は登りが急になってきます。のこり大体600mほどの登りですが、2400mからなのでゆっくりと進んでいきます。今日も晴れ。そして風もなし。最高のコンディション(^^)。樹林帯も切れ目が出てきたと思えば植生が這松になってきました。
稜線まで出ると眺望が良くなりますね。昨日よりは霞んではいるものの中央アルプスが見えます。ほぼ同じ高さまで来たねぇ。ということはこっちももうちょっとかな。少しばかり岩稜帯があったりしますが、ピッケルが必要なほどでもありません。左を見るとかっこいい甲斐駒が見えてきます。
山頂らしきところ(実際はもうちょっと奥でした)に6人パーティーが、その手前左手のテラスっぽいところに1人の方が見えます。ガスも風もなく本当に静か。トレースをたどって一歩一歩進むと、ようやく仙丈ケ岳山頂に到着しました。
眼前には北岳、甲斐駒。その奥にあるであろう富士山は霞んで見えず。うっすらと八ヶ岳も見えます。南に目を向けると赤石岳山脈が。西を見ると中央アルプス。なんちゅう眺望の良さ!最高や!
しばらく過ごし、下山開始。核心とも言える長い下山の始まりです。順調に高度を下げ、テントを撤収。また重い荷物を担いで下山です。下るだけだから気楽に考えていたのですが、丸山谷の頭の登り返しがしんどいこと(^^;)。ここを越えると地蔵岳はトラバースなので普通に通過。松峰小屋分岐で小休止してチェーンスパイクに換装。また下山を続けます。
ようやく林道に再開するとちょっとほっとしますが、ここから先もまだまだあります。林道沿いの道が地味に登り返したりしていて疲れた足には堪えます(^^;)が、基本的に下り基調なので気持ちは楽。そして駐車場に到着すると、山行終了となりました。
聞いてはいたけれど、やっぱり長い地蔵尾根。ツンデレの女王はさすがに手強かったですが、素晴らしい眺望を楽しませていただきました(^^)。今日もありがとうございました。南アルプス、素晴らしい山域でした。
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