ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5269116
全員に公開
アルパインクライミング
中央アルプス

宝剣岳 東面と西面 A沢でスマホ滑落

2023年03月11日(土) 〜 2023年03月12日(日)
 - 拍手
nishibuto その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
09:53
距離
3.4km
登り
822m
下り
586m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:45
休憩
1:35
合計
5:20
10:10
56
11:06
11:07
19
11:26
11:51
2
11:53
11:53
126
13:59
15:08
6
15:14
15:14
16
15:30
2日目
山行
2:36
休憩
4:51
合計
7:27
6:28
12
6:40
8:00
60
A沢下降
9:00
12:01
29
天狗尾根
12:30
13:00
55
13:55
ゴール地点
天候 晴れ 焼けた
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)

装備

備考 スマホ滑落(ToT)
荷物を並べるよりチケットを先に買った方がいい

感想

初めての冬の宝剣岳、ロープウェイを降りるとテーマパークのように感じる景色だった。稜線まで長く続く登山者、蒼く澄んだ青空、想像していたよりカッコイイ稜線、ワクワクしながら、幕営地予定の宝剣岳山荘をとりあえず目指す。直ぐ近くに見える稜線だが、重たいザックでは、アッという間にしんどくなり、軽装の登山者にどんどん道を譲りながら、照りつける太陽に滝汗をかきながら登っていく。相棒の若者は、どんどん先に行く。。。先にテン場に着いた相棒が身一つで、戻ってきてくれて私のザックを持ってくれた。恥ずかしいけど、遠慮無く持ってもらう(笑)宝剣山荘の横にテントを張り、ギアを装着しさっそく東面の中央稜に向かう。先ほど、登ってきた道をまた下り、トラバースしていく。二人とも初めてのルートなので、慎重に取付を探す。予想通りの場所でビレイ点のリングボルトを発見しロープを結ぶ。左上気味に登っていく、なにか違うなあーと思いながら登っていくと、群青ルートの大穴にでてしまった。目の前に群青の核心ピッチがあるのだが、触るまでもなく今の我々では、登れそうにない事がわかる。戻って正規ルートを探すのも、面倒くさいのでそこから弱点ぽい中央ルンゼを登る事に変更、雪が悪かったのものあるが、けっこう難しいピッチもあり苦労しながら登って行く。思っていたより稜線までも長く、抜けきった時には夕方になっていたが、大満足。そこからテントまでは直ぐだし、なんと宝剣山荘も空いていてビールも買えた(笑)結構、身も心も疲れていて早めの就寝、もう春模様気分で舐めてたからか、3,000m近い標高だからか、思っていたより就寝後寒くて、朝が待ち遠しかった。
翌日は、反対側の西面、天狗尾根にアタック。急峻な雪壁を降りて行く途中、取付を調べる為にポケットからトポ図を出そうとした時、同じポケットに入っていたスマホが出てきて、雪面に落ちあっという間に滑落していく、停まる場所を確認しようと、凝視するがスマホは停まる事なく、縦回転で遙か彼方へ滑っていき目視では終えなくなった。。。(ToT)最後に見失った場所まで慎重に下り探してみるが全く見当たらず諦める。。。

スマホ捜索もあって、結構、下部の方から天狗尾根に心を入れ替えて取り付く。昨日の中央ルンゼより簡単そうに見えるが、けっこうムズい。簡単過ぎる処を行ってもしょうがないので、楽しそうな処を行くがパートーナーがフォール!逆さまになって落ちてきたが、幸いカムで止まり怪我も無さそうでよかった。その後、このルートの核心のチムニーまで進むが、心折れかけてるのもあるし、時間の関係で巻いてピークに立つ。想像していたよりルートも長く、けっこう満足。テントを撤収し宝剣岳を後にしました。

宝剣岳のルートは、けっこう難しい。ドライの練習をもっとして自信を付けてからでないと完登はできないだろう。また再チャレンジにきたい

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:306人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 中央アルプス [日帰り]
木曽駒ヶ岳〜乗越浄土〜千畳敷駅 積雪時ピストン
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5
ハイキング 中央アルプス [日帰り]
木曽駒ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら