金ピラ山、デン笠 〜陽だまりの里山あるき〜

2023年03月14日(火) [日帰り]

• GPS: 04:33
• 距離: 8.8km
• 登り: 613m
• 下り: 692m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:39
• 休憩: 0:49
• 合計: 4:28

7:49 桜井地区登山道入口
8:39 8:51 金ピラ山
9:17 9:20 デン笠
9:25 9:30 金山峠
10:17 10:20 大丸
10:45 10:55 御座敷の松
11:10 11:15 馬頭観音
11:20 11:30 展望地
11:52 11:53 高柄山登山口
12:17 ゴール地点四方津駅

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

行き　JR上野原駅からタクシーで桜井地区登山道入口（料金2360円、スタート）
帰り　JR四方津駅（ゴール）

コース状況／危険箇所等

危険箇所等はなしです。

写真

3/14 7:49

上野原駅南口からタクシーで桜井地区登山道入口に乗り付け、「金山峠、桜井峠」を指す道標に従います。このあとも要所の道標を追いました。

3/14 7:57

舗装道から、阿夫利山を擁する連なりを一望でき、南面の暖かい陽だまりでしばらく山座同定に時を忘れました。

3/14 8:01

防獣フェンス扉を抜け、右上の山道を登ります。

3/14 8:09

「金山峠、新大地峠」の道標は、手作り感があります。

3/14 8:10

桜井峠への道を分けます。

3/14 8:36

ロープの設置された急登を迎えます。

3/14 8:38

金ピラ山頂は黒木が主ですが、木の間越しに石老山、高柄山などが垣間見られました。

3/14 8:38

金比羅宮のつぶれたトタン屋根が放置されていました。

3/14 8:55

西へ主稜を進みます。岩が前を遮りますが、巻いて通過しました。

3/14 9:12

丹沢や奥道志の山々を樹間に見ながら、雑木林の快適な尾根歩きが続きます。

3/14 9:14

ダンコウバイを見ると、春の到来を実感します。

3/14 9:16

デン笠は、東西に延びる平頂です。

3/14 9:25

緩やかに下った金山峠は、小平地になっていました。

3/14 9:31

大地峠に向けて、小さなアップダウンを単調に繰り返します。

3/14 9:42

谷を挟んで、高柄山とそれに続く尾根を確認しました。

3/14 10:05

舗装した林道に飛び出して横切りました。

3/14 10:13

分岐があり、新大地峠・旧大地峠方面への巻き道を見送り、尾根通しに大丸に向かいました。

3/14 10:16

わずかに登って、肩のような大丸に着きました。

3/14 10:24

再び巻いてきた舗装林道を横切りましたが、峠路らしい姿は喪われていました。

3/14 10:55

南麓の秋山村から北麓の四方津を越える峠路をたどります。かつてこの場所に立派な松があり、武田信玄が金鉱開発のためこの地を訪れ、休んだことにちなむと解説されていました。

3/14 10:56

左後方の矢平山は、いとも立派な高盛りです。

3/14 10:58

雑木の斜面の山道を下ります。

3/14 11:13

風もなく、ポカポカ陽気のなか、気分はのどかです。

3/14 11:19

馬頭観音様も春の日差しを受けていました。峠路を越えてきた人々の交易の名残でもあります。

3/14 11:20

そぎ立った断崖の上は、遮るものが一切ない、超一級の展望地でした。北方の眺望が開け、ここでも山座同定に勤しみました。

撮影機器：

Xperia XZ3 SO-01L docomo SONY

感想

OLTA

変わった山名の「金ピラ山」と「デン笠」ですが、前道志とも言うべき、小さな里山でした。
陽だまりのなかを歩き、寒風が吹くという季節は終わったことを実感しました。
大地峠付近では舗装林道が横切り、峠路のもつ哀愁といった風情を感じることがなく、いたずらな感傷かも知れませんが、一抹の寂しさを覚えました。
なお、交通アクセスにつきましては、上野原駅南口発8時40分の無生野行きバスがありますが、仲間が一緒で人数もそろったのでタクシーを利用しました。