台風前に稲村ヶ岳♪
- GPS
- 08:42
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,315m
- 下り
- 1,301m
コースタイム
天候 | 青空ではないけれど晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(1日500円) |
写真
感想
台風で紅葉が散ってしまう前にと、稲村ヶ岳に行ってきました。
前回は、母公堂〜稲村ヶ岳までピストンだったので、今回はレンゲ辻経由で行ってみようと。それなら時間的に公共交通機関利用は難しいので、車で。
さらっと書いてますが、私が自宅から洞川温泉まで運転するというのは、すごいことなのです。あまり運転は得意でなく、私にとってはかなりの長距離です。
朝6時に自宅出発。順調に7時半頃、洞川温泉到着〜。でも、なんだかすでに疲れてる…今から稲村ヶ岳に登るのか、私? しかもレンゲ辻経由で。下山してから自分で運転して家まで帰れるのか…
天気予報では晴れ時々曇りになってたのに、公衆トイレ前の天気予報掲示板は「6時間後の天気 ☔⛅」になってるし。
もう観音峰でまったりして、温泉つかって帰ろかな…
いや、この三連休、今日を逃したら歩けない。がっつり歩いて帰らないと絶対に後悔すると自分を奮い立たせて母公堂へ。
駐車スペースはラスト1台のとこへ。用意をしてるとおじさんが「今日はどっから登るの?」「レンゲ辻から稲村ヶ岳です」「山上ヶ岳は登れへんの?」 いや、登ったらあかんやん… 「え? 稲村ヶ岳だけです」「なんで山上登らんの?登ったらええのに。おれは登るけどな」と言って、行かれました。
ん? おじさんは「こっそり登ってもわからん」と言いたかったのでしょうか? それともひょっとして、私が男性に見えた!? ひょっとしてひょっとして、ちっちゃいおっさんに見えた!?
悩みながら靴紐を結んでると、母公堂の方が来られました。「今日はどっから登るの?」「レンゲ辻からです」「え? おひとりでしょ? やめた方がいいよ。沢沿いでガレてて道も滑りやすいし、道がわかりにくくて遭難した人もいてる。今日は無理せんとここから稲村ヶ岳ピストンにしとき。まぁ、どうしてもって言うなら、赤いテープ探しながら登ってくださいね。いや、やめた方がいいけどなぁ」
道がわかりにくいこと、沢沿いでガレてることは承知の上で来たけれど、心が揺れます。やっぱり私には無理かな。でも、そのために今日は車で来たし、レンゲ坂谷を登りたい… 忠告してくださったのに、レンゲ辻から行くことにしました。ごめんなさい。もしどうしても道がわからなくなったら、戻ってこようと心に決めて出発しました。
沢沿いに赤テープを追いながら、上がっていきます。小さな滝や、まだ紅葉はしていないけど緑を見ながら登るのはすごく楽しい。楽しさのあまり小躍りしたくなるくらい。ガレてるから、下りだったら私には楽しむ余裕もないだろうけど。
順調に進み、もうちょっとかなと思うところで次の赤テープが見つけられません。後ろから来られたカップルのお二人も「テープないですね」
結局、カップルの男性の方が「こっちみたいですよ。踏み跡があるし、青いテープがそこにあります」と教えてくれました。私ひとりだったら、見つけるのにもっと時間がかかったと思います。助けられました。
女人結界の門の前で写真を撮って、山上辻に向かいます。ガレたレンゲ坂谷より、ここのトラバースの方が私にはコワかったです。紅葉がきれいで景色も楽しみたいけれど、足を滑らせないように!とついつい足元ばかり見てしまう。
稲村小屋前でお昼ごはん休憩をとったら、稲村ヶ岳山頂へ。同じくソロで登ってこられた女性の方と写真の撮り合いっこ。去年初めて来た時は、ガスガスで真っ白けだったけど今日はばっちり見えます。青空ではないけれど、空気は澄んでるのかな。ばっちり見えるのに、私の山座同定がばっちりじゃないのが残念。トホホ…
短い手足を使って大日山へ寄ったら、再び稲村小屋前へ戻り、ひたすら下る前に、もう1回金剛山が正面奥にしっかり見えるテーブルでティータイム。
あー、もう大峰ともお別れ〜さみしいな〜と別れを惜しみつつ下ります。山上辻まではまだ紅葉には早かったけれど、台風の後はどうなるのかな。
お昼をとってるときに、小屋のご主人がテン泊装備のカップルに「もう小屋は閉めるねん。風も強なってきてるやろ。これ、台風の影響やしな」って話しておられました。ほかにも、下る時に2組ほどテン泊装備のグループとすれ違いました。法力峠を過ぎたあたりで、下ってきた小屋のおじさんに抜かれました。
ヘロヘロになって母公堂に着き、母公堂で美味しいお茶をいただきました。声をかけてくださったのにレンゲ辻に行ってしまい申し訳なかったこと、無事下山できたことの報告をさせていただきました。「ほー、行ったんかいな。達者やなぁ〜」と笑顔で聞いてくださいました。
キッコウハグマもう咲いてるんですねー
岩湧山の辺りじゃ11月過ぎてからです。
ずいぶん大峰を歩いてないです。雪が降る前に歩かなければ…
こんにちは guuさん。
キッコウハグマは、岩湧山じゃもっと遅いんですね。
先週同じルートを歩かれた方のレコで、林道終点前に
アケボノソウを見つけておられました。
またしても、見落としてます…
昨日は本当に気持ちよくて「大峯、好きだー!」って
叫びたいくらい、歩いてて楽しかったです
一人で この周回コースは大変だったことでしょうね。
けれど 確実にしっかりと歩いておられ 凄いなぁと拝見しています。
私達も夫婦で金剛山はよく歩きますので
又ご一緒できたら 良いですね
いえ、確実でも、しっかりでもないです。
自分でわかっているだけに、母公堂の方に止められた時、心が揺れました。
振り切って決行したけれど、そんな風に気にかけていただけるのは
ありがたいことだと思い、だからこそ絶対に無事に下山しなあかんと思いました。
ご夫婦や、長くお付き合いの続いているサークル仲間の方との山歩き、
羨ましいなぁ と思いつつ、昨日はお先に失礼しました。
また、ご一緒できるといいですね
いい場所歩いてらしたんですね。いいなぁ〜
私も歩いてみたいルートなんですが、おっしゃるとおりバス利用では時間が足りなさそうですね。
男の人は、あまり女人禁制というのを意識してない方も多いのかもですよ。
私も以前結界門の前で「行かへんの?」って言われて「一応、女人 」
て答えたら「あ、スマンそんなつもりやなかったんや!」と大謝りされましたよ〜
おはようございます、neko-obabaさん。
ぜひ歩いてみたいルートだったので、「バス+稲村小屋宿泊」か「自分で運転」の選択で
一大決心しました。私にとっては、超長距離運転なので
(ちなみに我が家は大阪府でも奈良県に近い地域です)
私に山上ヶ岳をすすめてくださった男性も、「そんなつもりやなかった」ことを
願います
稲村ヶ岳♪、お疲れさまでした。
台風前にあんな険しいロングトレイルをソロで歩かれるとは
やはり只者ではなかったのですね
法力峠から稲村小屋までしか歩いたことないですが、
崩落箇所が怖かったなあ
いやいや、ロングトレイルの師匠が何をおっしゃいますやら
連休初日の台風前だから「今日、歩いとかなあかん」と
よけいに気合い入ったのかも
最近は山の会で、新境地を開拓されてるkatatumuriさん、
もう大日山もへっちゃらじゃないですか
下山の時に、お会いしたものです。
キッコウハグマ、ちゃんと名前があっていて、よかったです。
お家に帰って、まず、自分でも確認しました。
私もこの春、このコース、一人で周回しました〜。
そしてやっぱり、レンゲ辻の近くで、「山上ケ岳から
来られたのですか」と尋ねられもしました。
また、どこかでご一緒できるといいですね!
お花のこと、よくご存じですね〜
他の似たお花の名前や見分け方も教えていただいて
ありがとうございました。
山に行って、初めて見た花の名前を覚えると、
それだけでも大きな収穫に思えるほどうれしいです。
あの結界の向こうにも、意外と女性が歩いてるのかな。
私みたいな小心者には考えられませんが
素敵なブログ、拝見いたしました。
またどこかでお会いできるといいですね
公共交通機関利用やとどうしても時間的制約がありますもんねー
大峰自体そない回数行ってなくて、紅葉の季節も行けてないんで台風で落ちてなければいいんですが・・・
やっぱり金剛山が見えるとうれしくなりますね^^
最初のところ、ログが何をさまよってたのか
1.5キロほど余計に記録されてますが、
それでも私にとっては最高記録かもです。
大峯あたりから金剛山を見る…
小さい子どもが母親の姿を見つけたような心境でしょうか
参考にして稲村ヶ岳に行ってきます。
Svenさん、はじめまして
レンゲ辻経由はちょっとわかりにくいところもあるので、テープや踏み跡を探しながら進んでください。
谷がいい雰囲気です
お気をつけて。
谷は素敵でした。夏に再び行きたいです。
山頂付近は霧と小雨で、残念ながら山頂まで行けず山小屋から下山してきました。
レンゲ辻からの笹の坂がキツイと思ったのですが案の定、道を間違えていたようです。
また参考にさせて下さい。
ありがとうございます。
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