【過去レコ】シロヤシオ咲く竜ヶ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,024m
- 下り
- 1,021m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 南濃温泉(水晶の湯) https://suisho-no-yu.jp/ |
写真
感想
R421へと右折し,「宇賀渓・石榑峠」の道標に導かれると,登山口である宇賀渓キャンプ村に到着する.観光地だけあって,駐車場も整備されている(キャンプ村の少し手前の駐車場は無料).駐車場の脇にあるトイレに寄り,早速スタート.
土産物屋の間を抜け,左手に北谷の流れを見ながら林道を行く.20分ほどであずまやのある林道終点に到達し,宇賀渓コースと別れ,ホタガ谷コースへと入る.ガイドブックには「急登」とあるが,それほどでもなく,息が上がることもない.しかし,何度も丸太橋を渡らなければならず,ヒヤヒヤである.橋にある虎ロープはゆるゆるで何ともバランスがとりにくい.
やっとのことで沢を渡りながら,高度を上げていくうち,水量の多かったホタガ谷も沢が消え,背丈ほどもある笹原へと突入.右手から遠足尾根が近づき,やがて合流すると,緩やかな稜線歩きとなり,左手に全山ササに覆われた穏やかな竜ヶ岳の山頂部が見えてくる.この辺りからシロヤシオの木が多くなり,花はわずかであるが,つぼみももうすぐ開きそうである.
県境三叉路を過ぎ,最後の登りを踏ん張ると,広々とした竜ヶ岳の山頂に着く.山頂に来て今日初めての登山者と出会う.頂上からの眺めは抜群で北に藤原・霊仙,南には御在所・雨乞,伊勢平野の眺望が広がる.
展望を楽しみながら食事をした後は,石榑峠へと下山する.こちらの斜面の方がシロヤシオの花が開いており,多いに楽しむことができた.峠が近づくと,花崗岩の風化した砂礫の斜面となり,転ばないようにゆっくりゆっくり下る.NTT DoCoMoのアンテナが立つ石榑峠は三重・滋賀県境である.ここからはしばらく国道を歩いて,下の小峠から再び登山道へと入る.沢沿いに下っていき,砂山への分岐を通過して,谷を渡る.ほぼ垂直な鉄バシゴを慎重に降りると,宇賀渓最大の滝,長尾滝の滝つぼに出る.落差約20mの長尾滝を鑑賞し,再びハシゴを登って砂山の分岐へと戻る.尾根に出るまでは急斜面であるが,そこからは緩やかなアップダウンの道を砂山へと向かう.こちら側から見た竜ヶ岳は,荒々しい山容を見せ,先ほど見た山とは別のようである.
キャンプ村まで戻ると,売店で「宇賀渓・竜ヶ岳」のバッジが売っていたのでこれを購入.帰りには南濃町に寄り道して,南濃温泉「水晶の湯」に浸かった.
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