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記録ID: 5274230
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

剣谷〜ごろごろ岳〜苦楽園尾根〜六麓荘尾根

2023年03月15日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.2km
登り
460m
下り
609m

コースタイム

日帰り
山行
5:24
休憩
0:30
合計
5:54
8:45
23
JR「さくら夙川」駅
9:08
9:11
9
「柏堂町」バス停
9:20
6
西宮北高校交差点
9:26
2
黒川古文化研究所
9:28
9:29
3
「剣谷」上り入口(苦楽園側)
9:32
2
国交省六甲砂防事務所所有地の白の鉄柵
9:34
18
剣谷第四堰堤(鋼管堰堤)
9:52
7
土石流感知ワイヤー堰堤
9:59
10:02
0
剣谷第二堰堤・堰堤上
10:02
1
剣谷第二堰堤・左岸側の金網状の通路(始点)
10:03
14
剣谷第二堰堤・左岸側の金網状の通路(終点)
10:17
0
「剣谷」本流の沢に合流(水道パイプの分岐地点)
10:17
10:26
124
本流の沢を遡行調査(行き止まり堰堤迄往復)
12:30
2
「剣谷」下り分岐(ごろごろ岳側)
12:32
12:40
1
ごろごろ岳(山頂三角点)
12:41
2
苦楽園尾根 下り口
12:43
12:44
10
鉄塔(苦楽園尾根)
12:54
12:57
35
六麓荘尾根 下り分岐(二級基準点)
13:32
13:33
1
六麓荘尾根 登山口
13:34
12
六麓荘住宅街北端の登山口取り付き(緑色の街灯)
13:46
6
「日出橋」バス停通過
13:52
5
「八十塚橋」バス停通過
13:57
8
「岩ヶ平」バス停通過
14:05
14:06
14
イカリスーパー交差点
14:20
19
JR「芦屋」駅
14:39
湯あそびひろば「森温泉」(JR甲南山手駅)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)JRさくら夙川駅からさくら山なみバスで「柏堂町」バス停へ
(帰り)苦楽園尾根の途中から六麓荘尾根を下山して徒歩でJR「芦屋」駅へ
コース状況/
危険箇所等
「剣谷」について
やはり厳しい谷。相変わらず人が殆ど立ち入っていないようで、積年の落石や倒木や茨などで荒れており、巨岩がそこかしこに並んでいる様相も相まって、正しい進路がどこかを判別することが困難な状況であるのに変わりがない。大まかに谷筋を判断できる能力、未整備のルートを的確に探し出せる山行経験と勘がなければ歩き通すのが厳しいと思われる。初心者がこの谷筋を歩くのは無謀で、立ち入らないほうが良いだろう。道なき道を間違えることなく進む判断力と技術が必要ということだ。
水のある沢筋の上部に大きな剣谷第二堰堤がそびえているが、通常はその狭い堰堤上を左岸から右岸(下りの場合はその逆)へ移動しなければならず、危険が伴う。雨の日や強い風の日は避けるべし。今回は巻き道を選択して堰堤上を歩くのを避けたのだが、実はその巻き道も荒れていて進路の判別が難しかったので、どちらを選択するかは微妙なところだ。
剣谷第二堰堤のさらに上部で沢から離れ、西へと進路を変えるのだが、そのポイントを発見できるかどうかが迷い道になるか否かの分かれ目。
今回は上りで遡行したのだが、沢を離れて以降は進路の判別がかなり難しかった。初見ではなかった(一度だけ下りで歩いた)のだが、想像以上に進路の見極めが困難で、現実に3度ほど迷って、危険な斜面も含めてあちこちぐるぐる回ってしまった。以前は、上り利用だと進路探索という意味で難易度は相応に下がるだろうと書いていたのだが、実際には上りのほうがルート判別が困難だったのが意外だった。どちらにしてもここは歩きづらくて厳しい谷であることには変わりはない。
<2021年4月22日の「剣谷」下りの記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3097725.html
<2023年1月8日の「剣谷」入り口付近の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5099825.html

「六麓荘尾根」について
下りの場合、岩場も混じるかなり急な斜面なので慌てずゆっくり歩くこと。
<2022年2月16日の「六麓荘尾根」下りの記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4006045.html
柏堂町バス停から苦楽園の住宅街を抜けて西宮北高校のある交差点へ向かう。さらに坂を登ってまずは「苦楽園尾根」の取り付き付近へ。そこに咲いていたのは見事な桜の大木。あまりの鮮やかに目を奪われた
2023年03月15日 09:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 9:27
柏堂町バス停から苦楽園の住宅街を抜けて西宮北高校のある交差点へ向かう。さらに坂を登ってまずは「苦楽園尾根」の取り付き付近へ。そこに咲いていたのは見事な桜の大木。あまりの鮮やかに目を奪われた
苦楽園尾根の取り付きの東側のすぐ近くに「剣谷」の入口(登り口)がある。写真左の大木の脇に、はっきりとした道がある
2023年03月15日 09:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 9:28
苦楽園尾根の取り付きの東側のすぐ近くに「剣谷」の入口(登り口)がある。写真左の大木の脇に、はっきりとした道がある
最初のうちは幅広で平行の林道がずっと続いている。剣谷第四堰堤の造成工事の名残なのだろうか、このあたりは歩きやすく快適
2023年03月15日 09:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 9:29
最初のうちは幅広で平行の林道がずっと続いている。剣谷第四堰堤の造成工事の名残なのだろうか、このあたりは歩きやすく快適
国交省六甲砂防事務所の所有地を示す白の鉄柵の脇を通る
2023年03月15日 09:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 9:32
国交省六甲砂防事務所の所有地を示す白の鉄柵の脇を通る
2016年5月末に完成した「剣谷第四堰堤」は六甲山系としては新しいほうの巨大鋼管堰堤だ。その脇(下流)を通っていよいよ「剣谷」の本流へ入っていく。ちなみにこの堰堤の立つ谷筋は剣谷の別支流となる
2023年03月15日 09:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 9:33
2016年5月末に完成した「剣谷第四堰堤」は六甲山系としては新しいほうの巨大鋼管堰堤だ。その脇(下流)を通っていよいよ「剣谷」の本流へ入っていく。ちなみにこの堰堤の立つ谷筋は剣谷の別支流となる
ここから「剣谷」の沢筋へ。古い水道管が沢の流れに沿ってずっと上流まで延々と敷設されている
2023年03月15日 09:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 9:35
ここから「剣谷」の沢筋へ。古い水道管が沢の流れに沿ってずっと上流まで延々と敷設されている
このような水道施設の名残り?もある(沢を渡渉して振り返って撮影)
2023年03月15日 09:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 9:42
このような水道施設の名残り?もある(沢を渡渉して振り返って撮影)
石積み堰堤の下流に、鉄条網でしっかり囲われた池(貯水場所)があり、その鉄条網の脇を通過して登っていく
2023年03月15日 09:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 9:44
石積み堰堤の下流に、鉄条網でしっかり囲われた池(貯水場所)があり、その鉄条網の脇を通過して登っていく
左岸側の巻き道で足元が不安定な場所には虎ロープが設置されている。この谷にも何らかの理由で人が入っている証拠だ
2023年03月15日 09:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
3/15 9:50
左岸側の巻き道で足元が不安定な場所には虎ロープが設置されている。この谷にも何らかの理由で人が入っている証拠だ
土石流感知ワイヤーがある大きめの堰堤を、左岸側から越える
2023年03月15日 09:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 9:52
土石流感知ワイヤーがある大きめの堰堤を、左岸側から越える
その堰堤の上にはこのような説明看板がある。周囲に土石流感知ワイヤーがあるとの注意書き。うっかり触れたら大変だ
2023年03月15日 09:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 9:52
その堰堤の上にはこのような説明看板がある。周囲に土石流感知ワイヤーがあるとの注意書き。うっかり触れたら大変だ
沢筋のど真ん中にこんな巨岩が鎮座していて、ひときわ目をひく。こんなでっかい岩、どこから転がってきたのかな
2023年03月15日 09:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
3/15 9:53
沢筋のど真ん中にこんな巨岩が鎮座していて、ひときわ目をひく。こんなでっかい岩、どこから転がってきたのかな
沢筋が岩と藪と木々で進路が塞がれているので、やむなく左岸側の斜面の巻き道を登って「剣谷第二堰堤」の上にあがる
2023年03月15日 10:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:00
沢筋が岩と藪と木々で進路が塞がれているので、やむなく左岸側の斜面の巻き道を登って「剣谷第二堰堤」の上にあがる
「剣谷第二堰堤」は相当な高度があるうえに、幅がかなり狭いので、実はこの上を歩いて右岸側へと行くのは危険で怖い。前回は他に方法が見つからず止む無くこの堰堤上を歩いたが、出来るなら避けたいところだ
2023年03月15日 10:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:01
「剣谷第二堰堤」は相当な高度があるうえに、幅がかなり狭いので、実はこの上を歩いて右岸側へと行くのは危険で怖い。前回は他に方法が見つからず止む無くこの堰堤上を歩いたが、出来るなら避けたいところだ
ということで、「剣谷第二堰堤」の左岸側に設置されている古びた鉄製の網状の通路を歩いてみることにした。かなり古いので土台などが危なっかしい感じ満載だが、勇気を出して行ってみよう
2023年03月15日 10:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:01
ということで、「剣谷第二堰堤」の左岸側に設置されている古びた鉄製の網状の通路を歩いてみることにした。かなり古いので土台などが危なっかしい感じ満載だが、勇気を出して行ってみよう
意外と無難に通路をクリア出来たが、実はいきなり通路がなくなり落差のある段差を無理矢理に降りて巻き道へ入る形だった。そこからは半分藪漕ぎのような道を強行突破して、写真のような場所に出た
2023年03月15日 10:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:05
意外と無難に通路をクリア出来たが、実はいきなり通路がなくなり落差のある段差を無理矢理に降りて巻き道へ入る形だった。そこからは半分藪漕ぎのような道を強行突破して、写真のような場所に出た
先の写真の場所からさらに少しだけ進むと、行き止まりのような感じの場所に。目の前に木があり、赤のマーキングがあった。ここで左下にスイッチバック的に付けられた踏み跡を下って沢筋へ再度復帰するのが正解ルートのようだ
2023年03月15日 10:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 10:07
先の写真の場所からさらに少しだけ進むと、行き止まりのような感じの場所に。目の前に木があり、赤のマーキングがあった。ここで左下にスイッチバック的に付けられた踏み跡を下って沢筋へ再度復帰するのが正解ルートのようだ
沢筋に降り立つと、水道管があるこのような風景の場所に出る(振り返って撮影、写真左側から降りてきた)
2023年03月15日 10:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:10
沢筋に降り立つと、水道管があるこのような風景の場所に出る(振り返って撮影、写真左側から降りてきた)
枯れたような沢筋の中を進んでいく。このあたりでは水は地中を流れているのだろう
2023年03月15日 10:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:11
枯れたような沢筋の中を進んでいく。このあたりでは水は地中を流れているのだろう
ほどなくこのような風景の場所に出る。ここからはなかなか通過もしんどそう。右手に赤いテープがあって、そこから延びる巻き道を登っていく
2023年03月15日 10:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:14
ほどなくこのような風景の場所に出る。ここからはなかなか通過もしんどそう。右手に赤いテープがあって、そこから延びる巻き道を登っていく
巻き道は意外と高度がある。登っていくと一旦平坦になり、羊歯が生えたピーク地点を越えて再び沢筋へと下って戻る形だ
2023年03月15日 10:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:16
巻き道は意外と高度がある。登っていくと一旦平坦になり、羊歯が生えたピーク地点を越えて再び沢筋へと下って戻る形だ
ここで再び水道管がある沢筋へ復帰。ここが最重要のターニングポイント。ここからは直進せずに左俣の枯れ谷を登るのが正解だ(水道パイプの分岐地点がココ)
2023年03月15日 10:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:17
ここで再び水道管がある沢筋へ復帰。ここが最重要のターニングポイント。ここからは直進せずに左俣の枯れ谷を登るのが正解だ(水道パイプの分岐地点がココ)
興味があったので少し探索。分岐地点を直進して先がどうなっているのか見てみることに。すぐに巨大な堰堤に行き着いて行き止まりとなった
2023年03月15日 10:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:21
興味があったので少し探索。分岐地点を直進して先がどうなっているのか見てみることに。すぐに巨大な堰堤に行き着いて行き止まりとなった
見上げるような大きな堰堤で行く手を阻まれた。右岸側の急斜面を無理に登れなくもなさそうだが、本能的にかなり危険な香りがするので、さすがに止めておいた
2023年03月15日 10:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:22
見上げるような大きな堰堤で行く手を阻まれた。右岸側の急斜面を無理に登れなくもなさそうだが、本能的にかなり危険な香りがするので、さすがに止めておいた
最重要のターニングポインである「水道パイプの分岐地点」へ戻って、いよいよ左俣の枯れ谷を登り始めることにした
2023年03月15日 10:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:25
最重要のターニングポインである「水道パイプの分岐地点」へ戻って、いよいよ左俣の枯れ谷を登り始めることにした
ここからの行程は、巨岩がごろごろし、藪のような立ち木や枯れ枝などで荒れ放題になっている斜面を登っていくことになる
2023年03月15日 10:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:30
ここからの行程は、巨岩がごろごろし、藪のような立ち木や枯れ枝などで荒れ放題になっている斜面を登っていくことになる
このような巨岩の脇を通過する
2023年03月15日 10:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:33
このような巨岩の脇を通過する
巨岩が次々と目の前に現れる。巨岩自体を越えることは殆んどないので、その脇でそれらしい進路を探す
2023年03月15日 10:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:35
巨岩が次々と目の前に現れる。巨岩自体を越えることは殆んどないので、その脇でそれらしい進路を探す
おおむねこのような風景なので、次第に進路の見極めが難しくなってくる
2023年03月15日 10:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 10:39
おおむねこのような風景なので、次第に進路の見極めが難しくなってくる
やがてこのような風景の場所に出る。少しだけ広くなっていて右奥に岩が鎮座してる重要なポイントだ。実は今回ここからの進路で迷って3度ほどルートロストしてしまい、結局1時間ほどロスをしてしまった
2023年03月15日 10:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 10:43
やがてこのような風景の場所に出る。少しだけ広くなっていて右奥に岩が鎮座してる重要なポイントだ。実は今回ここからの進路で迷って3度ほどルートロストしてしまい、結局1時間ほどロスをしてしまった
間違った場所をあちこち歩き回っては間違いに気付いて戻って、を繰り返した。困ったら先程の岩の場所へ戻るのが道迷い克服の常道。ようやく正解ルートを見極めて再度出発
2023年03月15日 11:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 11:20
間違った場所をあちこち歩き回っては間違いに気付いて戻って、を繰り返した。困ったら先程の岩の場所へ戻るのが道迷い克服の常道。ようやく正解ルートを見極めて再度出発
このような風景のところを通る。写真中央へ進むのだが、これはなかなか分かりづらい
2023年03月15日 11:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 11:45
このような風景のところを通る。写真中央へ進むのだが、これはなかなか分かりづらい
たまに先人の黄色いマーキングが見つかる。これがなかなか見つけづらい。マーキングは赤色のほうが目立つし分かり易いというのが実感できる
2023年03月15日 11:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 11:47
たまに先人の黄色いマーキングが見つかる。これがなかなか見つけづらい。マーキングは赤色のほうが目立つし分かり易いというのが実感できる
一見ルートには見えないようなところも進んでいく。正しいルートというのは、比較的障害物がなくて、何となく歩きやすい感じがするものだ。足元の土が柔らかすぎる場所は大体間違っている
2023年03月15日 11:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 11:51
一見ルートには見えないようなところも進んでいく。正しいルートというのは、比較的障害物がなくて、何となく歩きやすい感じがするものだ。足元の土が柔らかすぎる場所は大体間違っている
前回下った時に見覚えのある岩が出てきてホッとする
2023年03月15日 11:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 11:52
前回下った時に見覚えのある岩が出てきてホッとする
岩がごろごろ転がっている枯れ谷筋を登っていく。これも前回見た風景だ
2023年03月15日 11:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 11:53
岩がごろごろ転がっている枯れ谷筋を登っていく。これも前回見た風景だ
曲がりくねった木の幹が特徴的。この脇を通過する
2023年03月15日 11:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 11:54
曲がりくねった木の幹が特徴的。この脇を通過する
多段滝のように見える段差のある岩の横を通過する。ここを水が流れていれば、多分なかなかの滝に見えることだろう
2023年03月15日 11:58撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 11:58
多段滝のように見える段差のある岩の横を通過する。ここを水が流れていれば、多分なかなかの滝に見えることだろう
ここも全然ルートには見えないが、中央やや右を進んでいく
2023年03月15日 12:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 12:01
ここも全然ルートには見えないが、中央やや右を進んでいく
コブのようになった幹に黄色のマーキングを見つける。ちょっと安心する。この写真中央をぬうように進んでいく
2023年03月15日 12:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 12:02
コブのようになった幹に黄色のマーキングを見つける。ちょっと安心する。この写真中央をぬうように進んでいく
まん丸になった巨岩の脇を通過。こういうのは良い目印になる
2023年03月15日 12:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 12:07
まん丸になった巨岩の脇を通過。こういうのは良い目印になる
三角錐的な巨岩の脇を通過
2023年03月15日 12:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 12:12
三角錐的な巨岩の脇を通過
上流のほうへいくと稀に白いテープがあったりする。パッと見ではルートとは思えないが、実際に歩いてみると進路を塞ぐような障害感がないので、やっぱりルートなんだ
2023年03月15日 12:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 12:14
上流のほうへいくと稀に白いテープがあったりする。パッと見ではルートとは思えないが、実際に歩いてみると進路を塞ぐような障害感がないので、やっぱりルートなんだ
このような明るくなった広く平らな場所に出たら、遡行はほぼ終了。ここからは直進せずに右手に続きの進路を探す
2023年03月15日 12:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 12:17
このような明るくなった広く平らな場所に出たら、遡行はほぼ終了。ここからは直進せずに右手に続きの進路を探す
先程の場所の右手の足元に、このような枯れ幹と赤いマーキングがしっかり確認出来る。このマーキングの示す方向へ真っ直ぐ進み、目の前の斜面を登る。左右へ行ってはダメ
2023年03月15日 12:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 12:17
先程の場所の右手の足元に、このような枯れ幹と赤いマーキングがしっかり確認出来る。このマーキングの示す方向へ真っ直ぐ進み、目の前の斜面を登る。左右へ行ってはダメ
真っ直ぐ斜面を登ると、尾根道のような幅のある普通の山道へ出る
2023年03月15日 12:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 12:26
真っ直ぐ斜面を登ると、尾根道のような幅のある普通の山道へ出る
幅広に感じる明快な山道の途中には、このようなヌタ場がある
2023年03月15日 12:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 12:28
幅広に感じる明快な山道の途中には、このようなヌタ場がある
すぐに目の前にしっかりした道がでてくる。この道は「ごろごろ岳山頂〜観音山」へと通じるいつものメインルートだ
2023年03月15日 12:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 12:29
すぐに目の前にしっかりした道がでてくる。この道は「ごろごろ岳山頂〜観音山」へと通じるいつものメインルートだ
メインルートに合流してから、今登ってきた道を振り返るとこのような景色。メインルートは写真右、「剣谷」は左端に見えている狭い下りだ
2023年03月15日 12:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 12:30
メインルートに合流してから、今登ってきた道を振り返るとこのような景色。メインルートは写真右、「剣谷」は左端に見えている狭い下りだ
そこから「ごろごろ岳」山頂はすぐ12分ほどと近い。ここでよやく緊張感も解けて、初めての水分補給で小休憩。「剣谷」の登りは思っていたより分かりにくかったなあ
2023年03月15日 12:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 12:32
そこから「ごろごろ岳」山頂はすぐ12分ほどと近い。ここでよやく緊張感も解けて、初めての水分補給で小休憩。「剣谷」の登りは思っていたより分かりにくかったなあ
「苦楽園尾根」を下る。下り始めてすぐのところにある鉄塔のところからの景色
2023年03月15日 12:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 12:44
「苦楽園尾根」を下る。下り始めてすぐのところにある鉄塔のところからの景色
鉄塔のところから少し下った先で、宝塚〜仁川あたりの景色を眺めることができるポイントがある
2023年03月15日 12:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 12:46
鉄塔のところから少し下った先で、宝塚〜仁川あたりの景色を眺めることができるポイントがある
お猿さんの消防士だ。珍しいデザインの「火気に注意」看板。他ではあんまり見ないな
2023年03月15日 12:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 12:52
お猿さんの消防士だ。珍しいデザインの「火気に注意」看板。他ではあんまり見ないな
「六麓荘尾根」下り分岐のところには、岩に2級基準点が埋まっていて、そこから海の景色が一望できる。「苦楽園尾根」途中で一番景色が良い場所がここだ
2023年03月15日 12:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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「六麓荘尾根」下り分岐のところには、岩に2級基準点が埋まっていて、そこから海の景色が一望できる。「苦楽園尾根」途中で一番景色が良い場所がここだ
苦楽園尾根を離れて「六麓荘尾根」の急斜面を下る。いきなりこのようなロープの岩場下りがあったりする
2023年03月15日 13:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/15 13:00
苦楽園尾根を離れて「六麓荘尾根」の急斜面を下る。いきなりこのようなロープの岩場下りがあったりする
急斜面の下りと平行道を繰り返してどんどん高度を下げていく
2023年03月15日 13:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 13:22
急斜面の下りと平行道を繰り返してどんどん高度を下げていく
亀のような岩があったりする
2023年03月15日 13:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 13:28
亀のような岩があったりする
尾根筋を下りきったところは明るく開けた場所となる。周囲の木々や草が伐採されていて広くて見通しが良い。これはどういう意図なのだろう
2023年03月15日 13:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/15 13:30
尾根筋を下りきったところは明るく開けた場所となる。周囲の木々や草が伐採されていて広くて見通しが良い。これはどういう意図なのだろう
鉄網の排水溝、「剣谷国有林」と記された注意書看板のところを抜けると「六麓荘登山口」。ここから先は六麓荘の豪邸が立ち並ぶ住宅地を抜けて下っていく
2023年03月15日 13:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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鉄網の排水溝、「剣谷国有林」と記された注意書看板のところを抜けると「六麓荘登山口」。ここから先は六麓荘の豪邸が立ち並ぶ住宅地を抜けて下っていく
延々と歩いてJR芦屋駅からさらにJR甲南山手駅へ向かう。途中に真白な木蓮の花が鮮やかだった。甲南山手駅にすぐ南にある「森温泉」で汗を流してサッパリしてから帰宅した
2023年03月15日 14:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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延々と歩いてJR芦屋駅からさらにJR甲南山手駅へ向かう。途中に真白な木蓮の花が鮮やかだった。甲南山手駅にすぐ南にある「森温泉」で汗を流してサッパリしてから帰宅した
撮影機器:

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回も単独行。連日の山遊び。
身体慣らしの楽な歩きばかりが続いているので、少し負荷のかかる山歩きに挑戦、ということで今回選んだのは「剣谷」の遡行上りと「六麓荘尾根」の下りを組み合わせてみた。

苦楽園の山域にある「剣谷」は以前(2021年4月22日)に下りで一度だけ経験したことがあるが、上り(遡行)はまだ未経験だったので、今回思い切って行ってみることにした。下りでも結構しんどい思いをしたが、上りでは少しは楽かなと思っていたが、さにあらず。むしろ上りのほうが随分しんどかった。その理由は、3度のルートロスト。
「剣谷」入口から「剣谷第二堰堤」を経て、沢筋から離れる「水道パイプの分岐地点」までは比較的順調にすいすいと進めていたが、沢筋を離れてからの岩場斜面(谷筋ではある)の上りで正しいルートがなかなか判別出来ず、3度にわたってルートロスト(=要するに道迷い)した。前回の初見での下りではおよそ1時間ほどで「水道パイプの分岐地点」まで到達出来ていたが、今回の上りでは倍の2時間を要する羽目になってしまった。そりゃあ疲れるに決まってる。

正しいルートであれば足場が見つけられるのでそれほど苦労なく登れるはずだが、間違えてしまうと踏み跡も足掛かりもなく、手掛りの木などもないし、藪や立木に阻まれて思うように進めなくなる。いわゆる藪漕ぎ状態というのか、足元が不安定で滑落の危険を伴う状況に陥るのが常なのだが、今回がまさにそれ。目印となる中間地点の巨岩までは比較的順調だったが、谷筋自体がもともと荒れ放題なのでそこから先が見通せずに、右に左にと文字通りの右往左往。滑落しそうな斜面に嫌な予感を感じていったん戻ったり、無関係な尾根上に出てしまったのでまた戻ったり、などを繰り返した。とはいえ、この方向はなんか違うなと本能的に気付くだけだいぶマシかな。結局は最終手段として文明の利器GPSで現在地を把握し直して方向を見定めて、正しいルートに無事に復帰した。やれやれ。バリエーションルートは何度も歩いているので、藪漕ぎでも無理矢理登ろうとすれば登れる技術はあるものの、無駄な危険は避けたいから無理は絶対にしないように、が今の基本。

苦楽園尾根から分岐する「六麓荘尾根」の急斜面下りも今回2度目だが、やはりここは長丁場で思っているより疲れる。下り分岐地点から登山口までも意外と長いが、登山口から六麓荘高級住宅地を経てJR芦屋駅に至るまでの歩きが長くてしんどい。
今回はご褒美にJR甲南山手駅にある「森温泉」を選んだので、JR芦屋駅から甲南山手駅までさらに歩くことになったのも、しんどかった要因かな。でも「森温泉」で汗を流してサッパリできた。この日の苦労を忘れる気持ち良さ。

もし次また「剣谷」に行くことがあれば、さすがに今度は迷うことはないと思う。上りも下りも経験したので、ルートの様子は記憶にしっかり刻まれた。絶対と言っていいくらいハイカーが誰も来ない秘境的な谷なのが変な魅力。ほぼ確実に一人の孤独な時間が過ごせそう。初心者は足を踏み入れないように。

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