記録ID: 5277546
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ハイキング
赤城・榛名・荒船
榛名山：杏ヶ岳から『杖ノ神林道』 ショートカット 敗退！
2019年05月17日(金) [日帰り]
群馬県
とまと〜き
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:18
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 753m
- 下り
- 739m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
榛名神社社家町から杏ヶ岳に登り、杏ヶ岳と鷲ノ巣山の鞍部から『杖の神林道』の途中にでる破線ルートを試みた。 杏ヶ岳までは地図とコンパス、GPSやピンクテープなどで確認しながら行く。一般道ではないので慎重に行く。 破線ルートは思った以上に手強い。回数をとってそのルートや山域の経験や知識をふやしつつチャレンジが大事で、いっぺんには無理ということを知った。 |
写真
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榛名山方面に進み、橋を渡ったら榛名町第四小学校之地という看板の手前を左に九十九折を登る。
駐車場となっている学校跡地。写真前方の石積みの壁の右端辺りから取付く。
取付から左方向を探すとくぼんだ道があるので進む。青いテープは作業用だろうか？
少しして、右手に小高いピークがあったので、石祠のようなものがあるだろうと思って登ると本当にあった。（自分の想像力を試した。）
少し進むと左側の斜面を戻るように登る薄い踏み跡がある。（ピンクテープもある。）
踏み跡に沿って登ると、まもなく尾根。杏ヶ岳への分岐までは、地図やGPSで進路を確認しつつ進んだ。
青やピンクのテープは登山用ではないと思うが、結果的に歩く方向の随所で見かけた。
杏ヶ岳とは反対の1098mのピークまで行ってみた。南西方向(味噌玉岩方向)にきれいな笹尾根が続いている。
鞍部に引き返し、更に杏ヶ岳方面にすすむ。
途中、岩や枝が少しうるさい場所もあるが、とても気持ちのよい尾根だった。
途中、岩や枝が少しうるさい場所もあるが、とても気持ちのよい尾根だった。
杖ノ神峠方向に進む。隣のピークは杏ヶ岳より10m以上は高い。初めて来たとき、あちらが杏ヶ岳と思った。
隣のピークにも石祠がある。ここを下って、本日のメインイベント(の予定だった)破線コースに突入。
注意して進んだが破線の降下ポイントを見落としてしまった。前方の右は崖で降りようがない・・・ので戻る。
25mほど戻って薄い踏跡を発見。GPSや地図で確認してイザ、破線ルート！
200mほど下った地点。歩くことに集中したのでこれ以降の破線ルートの写真はない。ルートファインディングと足首の痛みや自分の踏破力を評価しながらで、いろいろ初体験の私にはなかなかの緊張感だった。
5/17 13:58
200mほど下った地点。歩くことに集中したのでこれ以降の破線ルートの写真はない。ルートファインディングと足首の痛みや自分の踏破力を評価しながらで、いろいろ初体験の私にはなかなかの緊張感だった。
破線の入口から500mほどいくと、辺りは薄暗く左手に鷲ノ巣山の崖、前方は崖から続く深い谷。足首の痛みに耐えられなくなっていた事もあり、断念して戻った。途中、木の枝や根、岩の垂直の地形があり、高さはせいぜい10mくらいでホールドも十分に見えたので、そこから登山道に戻った。15分ぐらいの登攀だったが、一度、枯れ枝を摑んでしまいバランスを崩しかけた。
5/17 14:01
破線の入口から500mほどいくと、辺りは薄暗く左手に鷲ノ巣山の崖、前方は崖から続く深い谷。足首の痛みに耐えられなくなっていた事もあり、断念して戻った。
途中、木の枝や根、岩の垂直の地形があり、高さはせいぜい10mくらいでホールドも十分に見えたので、そこから登山道に戻った。15分ぐらいの登攀だったが、一度、枯れ枝を摑んでしまいバランスを崩しかけた。
途中、木の枝や根、岩の垂直の地形があり、高さはせいぜい10mくらいでホールドも十分に見えたので、そこから登山道に戻った。15分ぐらいの登攀だったが、一度、枯れ枝を摑んでしまいバランスを崩しかけた。
杖の神林道を下り、最初のカーブの崩落箇所に何本もロープが垂れ下がっていた。法面の崩落防止工事だろう。以前来たとき、この辺りに大きな岩が横たわっていた。
5/17 15:44
杖の神林道を下り、最初のカーブの崩落箇所に何本もロープが垂れ下がっていた。法面の崩落防止工事だろう。以前来たとき、この辺りに大きな岩が横たわっていた。
15分ほど行くと、破線コースの林道側の出口に出くわした。見ると、「私有地につき立入禁止」の看板。杏ヶ岳の鞍部から進めたとしても私有地を通ることになるから、この破線コースは許可が必要なのだろう。
5/17 15:52
15分ほど行くと、破線コースの林道側の出口に出くわした。見ると、「私有地につき立入禁止」の看板。杏ヶ岳の鞍部から進めたとしても私有地を通ることになるから、この破線コースは許可が必要なのだろう。
榛名湖が見え別荘地方向に分岐がある。まっすぐ進めば直接天神峠に着くが、別荘方向に降りた。
天神峠。榛名山ヒルクライム(毎年行われている自転車レース)のテントがあったが開催前かな？ ここから県道33号線を榛名神社裏のバス停まで歩く。
5/17 16:31
天神峠。榛名山ヒルクライム(毎年行われている自転車レース)のテントがあったが開催前かな？ ここから県道33号線を榛名神社裏のバス停まで歩く。
10分ほど下ったところにある”男根岩”。子どもたちと一緒にこのそばを通るときは”気づかぬふり”をしてしまう。でも、本来性器信仰というの”五穀豊穣”などと同様、安寧・繁栄を願ったもので、安全祈願、五穀豊穣などと同じだね。
5/17 16:47
10分ほど下ったところにある”男根岩”。子どもたちと一緒にこのそばを通るときは”気づかぬふり”をしてしまう。でも、本来性器信仰というの”五穀豊穣”などと同様、安寧・繁栄を願ったもので、安全祈願、五穀豊穣などと同じだね。
峠から約30分。『神社裏山』というバス停から左に、榛名神社の裏手にでる遊歩道に入る。
有名な？”九折(つづら)岩”も見ることができる。ホントおもしろい形だ。
榛名山番所跡。説明文によると「信州大戸通りの裏往還の通行を取り締まった」そうで、その管理は各坊（というから榛名神社の宿坊のこと？）が月番で行った。
5/17 17:22
榛名山番所跡。説明文によると「信州大戸通りの裏往還の通行を取り締まった」そうで、その管理は各坊（というから榛名神社の宿坊のこと？）が月番で行った。
大門（随神門）より社家町方向。5時過ぎのせいか、人の姿は見えなかった。
装備
| 個人装備 |
上下アンダウェア（透湿）
夏ズボン
夏長袖シャツ
夏帽子
タオル
靴下（中厚手）
グローブ
ストック2本
サングラス（薄色）
腕時計
コンパス
GPS（ガーミン）
地形図（紙に印刷済）
カッパ上下（登山用）
折りたたみ傘
ロングスパッツ（夏用）
ザックカバー
予備の衣料品
スマホ
ヘッドランプ
カメラ
ティシュペーパー
ゴミ袋
ナイフ
保険証コピー
ファーストエイド
予備電池
ポカリなど
水
行動食
|
|---|
感想
廃線といえるような破線ルートは手強い。�／佑�入っていないので、当然ながら踏跡はないor極薄く、GPSやコンパスでこの方向で良いと分かっていても確信がもてずストレスが大きい。今回の場合、地形図で破線ルートは断崖からある程度離れた場所を通るように見えたが、実際に行ってみると断崖の前には深い谷があり、現地は薄暗く、まるで谷間に突っ込んでいくような雰囲気だった。また、踏跡があっても、経験不足からか獣道との区別はつけにくい。�⊃佑�歩いていない道なので、これも当然だが踏み固められておらず、整備も行われていない。このため斜面をトラバースする場合、足を置く面が水平ではない。滑らないよう斜面に足の平全体をくっつけて歩くと常に足首が曲がる格好となり、足首への負担がハンパない。すぐに痛みが出て300メートルも行かないうちに耐えられなくなった。
小さなチャレンジだったが、以上の経験は非常に大きな収穫だと思った。
又、破線ポイントに14時は遅すぎで、午前10時以前に降下ポイントに居るべきだろう。
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