秋晴れの磐梯山 ~翁島登山口から周回~


- GPS
- 07:42
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,305m
- 下り
- 1,299m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:42
最初の一時間は大汗をかくので・・・。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
100台以上は駐車できそうです。 翁島登山口駐車場を使うつもりでしたが、下調べ不足で場所が分からず(^^; ただ、5分も歩けば着く距離でしたので、スキー場の駐車場でも問題ありませんでした。 なお、磐越自動車道の猪苗代IC方面から翁島登山口駐車場へは「昭和の森」を抜けるのが近道ですが、園内の道路は午前8時半〜午後5時以外は閉門しており、通り抜けできないようです。 その際は、押立温泉側から進んでゆくべきかと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道概況】 1)猪苗代リゾートスキー場〜翁島登山口 猪苗代リゾートスキー場のゴンドラ駅前を通過して、北東へゲレンデを登ります。 歩いて5分ほどなのですぐの距離です。 2)翁島登山口〜磐梯山山頂 登山口入口脇に登山ポストあり(登山カード備付)。 登山道からはすぐに急登が始まります。 林道に出たら林道に沿って東へ進み、林道が左カーブするところから再び登山道入口があります。 あとは山頂まで一本道です。 途中、道が斜面を横切る部分がありますが、一箇所だけロープ場がありますので慎重に通過します。 3)磐梯山山頂〜弘法清水 急登を下っていきます。 山頂へ至るメインルートで人が多く行き交いますので譲り合いの精神で歩きます。 4)弘法清水〜お花畑分岐〜3合目分岐 弘法清水から少し進んだところでお花畑分岐があり、その分岐を右手に進みます。 途中に黄金清水があります。 5)3合目分岐〜渋谷分岐〜赤埴林道分岐〜赤埴山分岐 3合目分岐からは緩やか・平坦な道が続きます。 分岐は道標で行き先を確認しながら進みます。 赤埴山分岐で赤埴山へ向かう道と猪苗代登山口へ向かう道の分岐がありますが、どちらを通っても猪苗代登山口に出られます。 6)赤埴山分岐〜赤埴山〜赤埴山分岐 赤埴山までは一本道です。 赤埴山からは道が2つに分かれていますが、特に道標は見受けられませんでした。 猪苗代登山口へは、赤埴山から南西に伸びる尾根を通っていきます。 ペイントやピンクテープなどの目印に乏しく、少々分かりにくい印象でした。 7)赤埴山分岐〜天の庭〜五本松 急登のない快調な道を進みます。 ゲレンデが見えると間もなく五本松。 あとはゲレンデ内の単調な道です。 道が何本も分かれていますので、下りは地形図を要確認^^; 【水場】 弘法清水・黄金清水 【地形図】 25,000分の1 猪苗代・磐梯山 【トイレ】 猪苗代リゾートスキー場 ※岡部小屋にて携帯トイレブースありとのこと(有料) 【山小屋】 岡部小屋・弘法小屋 ※売店のみの営業(宿泊不能) |
その他周辺情報 | 【温泉】 押立(おったて)温泉 住吉館 日帰り入浴 大人800円 内湯・半露天風呂・露天風呂(混浴) シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤーあり 【最寄りの道の駅】 道の駅 ばんだい |
写真
あの稜線に立てるようになるのはいつかなあ・・・。
まだ時期尚早だと思うので、今はまだ来たる日に備えて鍛えるのみです。
行きたい山、ではなく行ける山を、ですから。
別の容器に卵を割り入れ、だし醤油を入れて溶いたあと、スパゲッティに移して「釜玉スパ」の完成です。
吸い物の素はダシとしても使えるので、携帯に便利です。
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
折畳傘(1)
1/25
000地形図(1)
ゲイター(1)
シルバコンパス(1)
ダウンジャケット(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料水
ポケットティッシュ(1)
医薬品類(1)
タオル(1)
レインウェア(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
ウェットティッシュ(1)
腕時計(1)
携行食糧
サバイバルシート(1)
携帯用簡易トイレ(3)
熊鈴(1)
予備靴紐(1)
調理用バーナー(1)
バーナー用ガス(1)
クッカー(1)
マグカップ(1)
トイレットペーパー(1)
ツェルト(1)
ツェルト用ロープ(1)
アルミペグ(4)
サバイバルシュラフ(1)
行動食
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感想
日光男体山や岩木山など、急登を含んでそれなりに標高差のある山に登る機会のあった今年。
また急登に挑戦してみたくなり、今度は距離の短い分、急な登りのある磐梯山の南側からの登りに挑戦してみました。
登山口は翁島登山口。
山頂までの標高差は約1,000mで、それを3kmで登る登山口です。
まだそんなに自分の足に自信があるわけではないので、登りの時間を4時間とって計画を立案。
登山前に一礼して、いざ登山開始。
全般的に結構な急登が続きます。
最初はペースを上げすぎないよう、意識してゆっくり&しっかり進み、体が登山モードになってきたら呼吸を乱さないようにペースを調整しつつ歩きます。
急ではありますが辛いと感じなくなったのはやっぱりこれまでの賜物なのかな^^
そして8時過ぎに山頂に到着。
予定よりもかなり早く到着できました(*´∀`)ヤッター
雲はあるものの前回のような春霞がないので、前回以上の眺めです。
山頂では既に20人ほどが休憩しており、さすが秋の紅葉シーズンの山。
山頂でお昼にしようかとも思いましたが、下の山小屋近くの方が風があたらないかと考え、弘法清水へ下ります。
お昼は「釜玉スパ」。
新しく買ったフライパンを使っての調理です。
程良くお腹を満たしましたが、やっぱりラーメンとか温まるものにすればよかったなあ(´・ω・`)
勿論、味に文句はないのですが、食べている間に冷めてくるというのが。。。
水に困らない場所なので、もう少し考えておけばよかったですね^^;
下山は別ルートを使い、猪苗代登山口へ向かいます。
左膝の痛みで2度にわたり鎮痛剤を服用したりもしましたが、赤埴山へも登って無事にゲレンデへ下りてきました。
もうお昼の時間帯なのでさすがに登って来る人はほとんどいないようです。
そう思いながら歩いていると、下の方から4人の人影が向かってくるのが見えました。
男女4人のグループで、見た感じ高校生ぐらいの年齢。
服装は普通に街中を歩くような出で立ちで、それにリュックを背負っているくらいです。
山頂までの時間を質問されましたので、大体の時間を教えます。
グループはお礼をして登っていきましたが、しばらくして自らの返事の内容に後悔しました。
猪苗代登山口は山頂までの標高差が1,100mほどあり、普段から山に登る人ならまだしも、慣れていない人ならきっとキツいと感じられる道です。
山頂まで無事に行けたとしても、彼らの足では場合によっては下山途中で日没を迎える可能性は大いにあります。
そうなると、ヘッドランプ、せめて懐中電灯が必要になってきますが、服装からして山に入る出で立ちでないので多分持っていないだろうと思われました。
仮にあったとしても道迷いや怪我のリスクが高まります。
そんな中で無事に下山できる自信があるのか、今から登ろうとするのは勧められないといったことを伝えられなかったことに後悔の念を抱きました。
彼らがどこかで同じように誰かに所要時間を聞いて、諦めてくれればと願っていました。
ゲレンデ内をひたすら降りていき、ようやくスキー場の建物が見えてきました。
あれ?でも変?
地図を出してよく見ると、計画ではゲレンデの途中から分岐する道で翁島登山口へ近道する予定であったのですが、どうやら分岐を通り過ぎて猪苗代登山口まで来てしまったようです。
やってしまった(;´Д`)
言い訳じゃないけど、気揉みしすぎたせいだ。。。
引き返すのが早いか、このまま下りて道路を歩くのが良いか考えて、道路を歩いていくことにしました。
昭和の森を通りながら舗装路をひたすらテクテク・・・。
アスファルト路面をできるだけ避けて歩きましたが、山道以上に辛いぞ(;><)
4km以上の舗装路歩きを経て、ようやく駐車場にたどり着きました。
金をケチる必要がないのなら、大人しくタクシーを使うべき距離だと感じました^^;
でも無事に下りてこられて楽しかった〜ヽ(´ー`)ノ
コメント
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kase1911さん、こんにちは。
翁島コース登られたのですね。
私は登りは無理そうだったので、楽そうな猪苗代側から登りました。
でも翁島コースは下りもかなり辛かったです・・・
本当は翁島口からは歩いて戻るつもりだったのですが、
迷わず携帯でタクシーを呼んでしまいました^^;
kase1911さんは歩いて戻ったようですが、若いっていいですね。
羨ましい限りです。
こんにちは、いつもレコ拝見しています^^
翁島コースは地形図に違わぬ急登で、下るのも登るのも大変ですね^^;
若さもあるのかもしれませんが、後半でバテないようにペース配分には気を使っています。
山岳会で山の先輩から「最初はゆっくり」歩くことを教えられていますので、体力にまかせて飛ばしすぎないように気をつけています。
1人で登ると自分で自分を注意するしかありませんから・・・。
写真撮ったり地図を見たり汗を拭いたりで足をしょっちゅう止めるので、それも良い方向に繋がっているのかなと。
それにいつも登山道が急な方を登りに使い、緩やかな方を下山に使いますのでそれもあるかもしれないですね。
急登を下りに使うと膝の負担も増えますし、慎重すぎて超スローペースになってしまいますので・・・(富士山の下山路の大砂走りではたくさんの人に抜かれました)。
体力も脚もまだ自信を持つには遠いですが、それならそれなりの歩き方があると思って山に行っています
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