記録ID: 5283856
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈
野塚双子
2023年03月15日(水) 〜
2023年03月17日(金)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 1,407m
- 下り
- 1,891m
コースタイム
15日 野塚トンネル北-(2.5)-1223南コル-(0.5)-野塚岳-(1-)-夏尾根頭-(1.5)-双子W峰-(0.5)-双子E峰-(2)-1249
16日 1249-(1-)-1261先雪稜先-(1-)-1249-(1-)-1147-(2)-林道-(2)-301
17日 301-(1)-上野塚橋-(1)-除雪終点
16日 1249-(1-)-1261先雪稜先-(1-)-1249-(1-)-1147-(2)-林道-(2)-301
17日 301-(1)-上野塚橋-(1)-除雪終点
天候 | 15日 H張り出し 快晴 16日 CF通過 曇→雨 17日 H張り出し(谷) 寒気 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
15日 今日は気合の一日である。野塚双子ダブル乗越を狙う。野塚北尾根は記録通り。南コル先でESに。野塚岳からはかなり遠くまで見渡せる。遠くに見えているのはカムエクやザンクであろうか。もう二度と来ないと思っていた日高稜線にもう一度立つことができて嬉しい。だが全体的になんか茶色い。思っていたのと違う。尾根頭までは土が丸見え。雪のあるところを選んでいく感じ。これ春ワンだよな?。岩峰の巻きは日高側から小さく。踏み跡見えていたので使った。双子Wの登りは比較的雪残っており快適。北向きの斜面は比較的雪残っているようだ。RGも日高側から。W〜E間は一瞬。乗越先は日高側に雪庇というか雪堤。際行く。1343は進行方向に雪庇は無かったが尾根が雪稜上に吹き溜まっている。始めは上を潰し、日高側の斜面のブッシュが寄ってきたところから、斜面のブッシュ際をtrvる。1249手前ポコから1249までは十勝側に雪庇。ここも際。1249直前のみ雪稜に。日高側のブッシュ沿いにtrvる。1249から少し下ろしてテンバ入り。十勝岳と楽古岳がよく見える素晴らしいテンバだった。 16日 5時デッパ。寒冷前線の前面での乗越を狙う。1249先の雪稜は記録の通り尾根の上に尾根が乗っている感じ。土台の尾根は脇にハイマツモリモリだったので適当に上を潰す。1261先はただの細尾根に。たしかに十勝側は白く日高側は切れ落ちている。コンタ上げるごとに風強くなっていき、Maxハッキリ始くらいまで吹く。影響は昼頃からだそうだが、悪化怖いので引き返すことに。正直日和った。Preで悪天できていればこういう時に自信もって乗越せるのだろうか。1261雪稜の帰りは2箇所BS。明日以降も風が強そう。最後の日高主稜に別れを告げ無念のエスケープへ。1147までは廊下状。1147は風が強い。749の尾根は序盤廊下状。前半はテント張れなくもない。749辺りでタンネ生え出してからは細め。テンバは取れない。現在地確認しにくいとのことだったが、尾根曲がり、斜度変化、派生尾根を捉えていけばそんなことはないと感じた。野塚川林道は21年前と比べてやはり崩壊が進んでいた。始めは右岸側の河原を行く。しばらく行くと左岸側に林道跡が見える。崩壊しているのでそのまま右岸を進めた方が良い。途中右岸側の流入から土砂が堆積しているところがあったので渡渉して巻く。渡渉は斗袋履けば余裕な水量。左岸側の林道使ってしばらく進めるが橋が無くなっていたのでまた右岸に。林道が復活したところから戻って301。流入渡渉してテンバ入り。14時くらいから雨が降り出す。テンバは不快。上の方からは轟音。とても風の音だとは信じたくない。稜線近くで粘らずにテンバを下げてよかったと安堵した。19時前くらいに雨は止んだ。 17日 野末橋先林道が崩壊。斜面trvれば行けるが、レインクラストでガチガチ。橋の末端から沢に降りて河原から巻く。261から上野塚橋まではデブリ多数。斜面にはもう雪ないので雪崩は怖くない。雪のある時期はここらの微沢の雪崩はマジで警戒した方が良い。上野塚橋からはただの林道。192少し先が除雪終点だった。迎えが来るまで時間があるのでちょっと歩いた。エスケープは長かったが、日高の山深さが程よく味わえるいいルートだった。 |
その他周辺情報 | 十勝ナウマン温泉とぶた一家に寄りました |
写真
装備
個人装備 |
SS
兼用靴
スパッツ
ストック
アイゼン
ピッケル
靴下
手袋一式
帽子
目出帽
ヤッケ
オーバーズボン
ナイフ・笛・コンパス
ビーコン
スコップ
ゾンデ
ゴーグル
サングラス
シュラフ
シュラフカバー
ロルマ
銀マ
ポリタン
コッヘル
武器
防寒具
替え具(地図
コンパス
手袋
電池
インナー)
ラテルネ
トレペ
ライター
非パック
簡易非パック
非常食
天気図セット
地図
米4合
ラジオ
時計
携帯
充電器
財布
行動食
行動水
|
---|---|
共同装備 |
テント一式
L装
SZ
ノコ・スノーソー
火器(EPI大3)
食計*4
Stay食2泊分
デポ旗*10
お玉
しゃもじ
お茶セット
米鍋
|
感想
短い山行だったが濃密な3日間だった。
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